3月20日現在、第7艦隊の12,750名の人員、20隻の艦船、そして140機の航空機はOperation Tomodachiへの参加を続けています。第7艦隊の戦力は、本日までに合計126トンの支援物資を被災地に送り届けました。   
艦載ヘリによる物資の輸送は孤立した場所や仙台の海岸沿いにある離島を含む15ヶ所に対して行われました。3月20日に届けた支援物資の総重量は16トン以上。
FA-18は偵察ポッド(SHARP)を使用した上空からの偵察任務を2度行いました。20日までに、131,000枚以上が撮影され、SOSやその他の助けを求めるサインや、孤立した人々が写っていないか慎重に確認されました。撮影した画像は海上自衛隊と共有しています。 
ドック型揚陸艦ハーパーズ・フェリーとジャーマンタウンを含む強襲揚陸艦エセックス揚陸即応群と、艦上にある第31海兵隊遠征部隊は、八戸沖にあり、艦載された重量物運搬ヘリと揚陸艇を使い救援物資を陸へと届ける人道支援任務を行うため、大船渡近海と釜石港へと移動する予定。 
ドック型揚陸艦トーテュガは八戸近海で任務に当っています。21日には補給艦マシュー・ペリーから洋上補給を受ける予定。マシュー・ペリーは189パレットの人道支援物資を積載しており、ここ数日でエセックス揚陸即応群や空母ロナルド・レーガン打撃群にこれらの物資を届ける予定。  
3月21日現在、第7艦隊の12,750名の人員、20隻の艦船、そして140機の航空機はOperation Tomodachiへの参加を続行。第7艦隊の戦力は、21日に47トンの支援物資を届け、被災地に送り届けた支援物資の総重量は、21日までに227トンとなりました。 
第262海兵隊中型ヘリ飛行隊と第31海兵隊遠征部隊は、強襲揚陸艦エセックスから2機のCH-46ヘリで宮古市に毛布や飲料水を含む人道支援物資を届けました。ヘリのパイロットは、宮古から大船渡にかけての被害を受けた海岸線200マイルの航空測量を行いました。 
艦載ヘリによる計17トンの支援物資の輸送は、24の異なる場所に対して行われ、さらに被災者のグループが孤立している場所16ヶ所が確認され、一両日中に支援物資を届ける予定。航空要員によれば、被災者の方々が特に必要としているのは、ガソリン、灯油、軽油とのこと。
3月22日現在、第7艦隊の19,703名の海軍兵と海兵隊員、19隻の艦船、そして140機の航空機はトモダチ作戦への参加を続行。第7艦隊の戦力は、22日までに349回、84ヵ所の着陸地点へ支援物資を届けました。 
トモダチ作戦に参加している米海軍の艦船の海軍兵と海兵隊員は、被災者の方々が必要としている生活必需品を送るため、個人レベルでの寄付を実施。 
開始からわずか数時間で、毛布100枚、ズボン237本、シャツ450枚、上着とセーター311着、靴下748足、タオル154枚、靴57足、下着166枚、帽子76個、マフラー8枚、手袋34足が集まりました。 
また、被災した子供たちのために、ぬいぐるみ20個も寄付されました。集まった物資は第4対潜ヘリ飛行隊によって、青森県内の数々の着陸地点に届けられました。 
第76任務部隊は八戸港のサルベージ計画を企画。海上自衛隊による瓦礫除去作業を支援するため、救難艦セーフガードが八戸に向かっています。 
3月23日現在、第7艦隊の戦力はトモダチ作戦への参加を続行。24時間の間に49回飛行し、17トンの支援物資を陸上の孤立した人々に届けました。 
雪と大雨という悪天候に見舞われた23日は、たった12ヵ所の着陸地点にしか支援物資を届けることが出来ませんでした。
しかし、アメリカ側の担当していた68ヵ所の着陸地点のうち、25ヵ所が自衛隊によって十分な支援を受けられるようになったことが確認されるという、明るい進展がありました。 
第76任務部隊は、海岸の上陸地点の調査を行い、アメリカ側と海上自衛隊のダイバーによる八戸港の潜水任務とサルベージ作業の計画を企画。 
3月24日現在、第7艦隊の戦力はトモダチ作戦への参加を続行。24時間の間に22回飛行し、支援物資を届けました。 
八戸だけで、700個もの輸送用コンテナと200隻の漁船が所在不明になっており、その多くが沈んでおり、船舶の出入港を妨げる可能性があります。 
米海軍三沢航空施設を拠点とする第4哨戒飛行隊に所属するP-3哨戒機1機が、上空から八戸、久慈、島越、尾本、田老、宮古、釜石、大船渡といった地区の電子光学(EO)画像を撮影し、被災者のグループに接する新たな着陸地を3ヵ所発見しました。 
トモダチ作戦の開始から11日間で、第7艦隊の戦力は自衛隊の支援活動をサポートし、43万8645ポンドの人道支援・災害救援物資を被災者の方々の元へ届けました。 
3月25日現在、第7艦隊の戦力はトモダチ作戦を通じて、自衛隊の救援活動への支援を続行。現在、第7艦隊の19隻の艦船、140機の航空機と18,282名の人員が、日本を支援するためにトモダチ作戦を遂行中。
25日、第76任務部隊は引き続き八戸でのサルベージ任務を遂行。救難艦セーフガードとセーフガードに乗艦している第1機動潜水サルベージ隊、第5機動爆発物処理隊と第2水中建設工兵チームが海上自衛隊および民間ダイバーと共に、港の運用が再開出来るよう作業を行いました。
八戸港での作業終了後、米海軍のチームは引き続き宮古、釜石、大船渡と仙台の港湾において、八戸と同様に、船舶が重要な物資の運搬を再開出来るよう、瓦礫やその他の航行の妨げとなる物を取り除く作業を行います。
米海軍横須賀基地司令部は、2隻の燃料用バージ船を真水を積み込めるよう洗浄。合計50万ガロンの真水が積み込まれた両バージ船は、福島第一原発の冷却作業を支援するために使用されます。