視界不良のため、空母ロナルド・レーガンは艦載ヘリによる支援活動は出来ず。打撃群所属艦船の艦載ヘリが、食糧、飲料水、ミルク、ジュース、MRE(レーション)、果物、衣類、医療品、毛布等、計8トン以上の物資を被災地に届けました。被災者にお届けした救援物資の合計は、16日現在33トン。 
苫小牧に到着したドック型揚陸艦トーテュガは、視界不良のため夜間の積込み作業を中止せざるを得ませんでしたが、作業は16日朝に再開。17日に大湊に届けるため、車両93台、陸上自衛隊員273名と装備を積込みました。 
強襲揚陸艦エセックス、ドック型揚陸艦ハーパーズ・フェリーとジャーマンタウン、そして第31海兵隊遠征部隊は、日本海へと到着。数日中に本州西海岸の酒田沖に配置され、災害救援活動を開始する予定です。 
これらの揚陸艦は本州西海岸側に配置することにより、被害を受けていない港や道路へアクセス可能となり、航行上の危険性も少なく、また福島原発の風上となることが出来ます。配置完了後の主要任務の1つは、仙台空港の業務再開を支援することです。
15日の夜、高圧ポンプ車が補給艦セーフガードから横須賀に降ろされ、日本政府のために福島原発の従業員に渡すために米空軍横田基地に運ばれました。佐世保からの追加の高圧ポンプ車は、16日の午後届けられました。
3月16日、空母ロナルド・レーガンの艦載ヘリによる支援活動は3回行われ、約7トンの食糧と水を届けました。打撃群に所属する艦船の艦載ヘリによる支援活動は12回で、食料、飲料水、ミルク、ジュース、MRE(野戦食=レーション)、果物、衣類、医療品、毛布など計8トン以上を届けました。
被災者の皆さんにお届けした救援物資の合計は、16日現在で40トンとなりました。
15日の夜、高圧ポンプが救難艦セーフガードから横須賀に降ろされ、福島原発での作業員による使用を目的として、日本政府に渡すために米空軍横田基地へと移送。また、16日の午後には追加の高圧ポンプ4基が佐世保から届けられました。
ドック型揚陸艦トーテュガは、17日早朝に大湊に到着。上陸用舟艇(LCU)を使用して車両93台、陸上自衛隊員273名を陸上に送り届けました。トーテュガは飲料水5,000本とMRE(戦場食=レーション)5,000食を必要としている人々に配るため、三沢へと届ける予定。 
強襲揚陸艦エセックス、ドック型揚陸艦ハーパーズ・フェリーとジャーマンタウン、そして第31海兵隊遠征部隊は、日本海に位置し、18日の午前には秋田県沖に到着する予定。 
第31海兵隊遠征部隊の海兵隊員は、山形に前方統制部隊(FCE)を設置しました。本州西海岸側に配置することにより、被害を受けていない港や道路へアクセス可能となり、航行上の危険性も少なく、また福島原発の風上となることが出来ます。 
巡洋艦チャンセラーズヴィル、駆逐艦プレブルを含む空母ロナルド・レーガン打撃群と補給艦ブリッジ、横須賀に配備されている駆逐艦フィッツジェラルド、ジョン S. マッケイン、マッキャンベル、マスティン、カーティス・ウィルバーは、引き続き岩手県東方沖で人道支援・災害救援活動を続行。 
雪と視界不良により、17日はヘリでの活動が限定されました。空母ロナルド・レーガンの艦載ヘリと厚木の第5空母航空団に所属するヘリによる支援活動は10回行われ、約10トンの食糧と水を届けました。 
第5空母航空団に所属し、現在艦載されていないヘリは、更に素早く人道支援に対応することが出来るよう、米海軍厚木航空施設から米海軍三沢航空施設に移動する予定です。 
核や生物、化学兵器(NBC)対応の消防服とマスク100セットが、福島原発での使用を目的として、17日の午前中に空母ジョージ・ワシントンから日本政府に届けられました。 
佐世保からの高圧ポンプ5基が、福島原発での作業員による使用を目的として日本政府に届けられました。 
M9.0の超巨大地震から1週間となりましたが、第7艦隊の12,750名の人員、20隻の艦船、そして140機の航空機は「Operation Tomodachi」への参加を続けます。第7艦隊の戦力は、本日までに合計81トンの支援物資を被災地に送り届けました 
トーテュガに艦載された第14対機雷ヘリ飛行隊のCH-53シースタリオンが5,000ポンドの飲料水と5,000食のMRE(戦場食=レーション)を含んだ13トンの人道支援物資を三沢の南方にある山田分屯基地まで輸送しました。  
第31海兵隊遠征部隊は、すでに現地している担当者の方々と災害援助計画のコーティネートを行うために、松島に前方統制部隊(FCE)を設置しました。19日には仙台に移動する予定です。 
巡洋艦チャンセラーズヴィル、駆逐艦プレブルを含む空母ロナルド・レーガン打撃群と補給艦ブリッジ、横須賀に配備されている駆逐艦フィッツジェラルド、ジョン S. マッケイン、マッキャンベル、マスティン、カーティス・ウィルバーは、引き続き岩手県東方沖で人道支援・災害救援活動を続行。 
18日に救援物資を届けた中には、1週間前に被災してから初めて救援物資が届けられたという避難所が2ヶ所ありました。また、支援を行ったうちの8ヶ所に対しては、医療従事者を必要とする場所など、具体的なリクエストに基づいた支援を行いました。
続いて19日時点での第7艦隊の支援活動状況をお伝えします。19日までにお届けした支援物資の総重量は110トン。
艦載へりによって運ばれた救援物資は、19日だけで29トン。
飲料水、食料、あたたかい衣類などが依然、もっとも求められている物資ですが、ヘリの航空要員の報告によれば、19日に訊ねた場所のうち、3件では支援を必要としておらず、地上からの支援がだんだんと充実してきたという感触を受けたとのことです。
空母ロナルド・レーガンの画像分析者が、艦載機であるF-18が上空から撮影した45,000枚以上の被災地の写真をチェックし、見逃したSOSサインなどがないかの確認作業を行いました。