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があるはずで。更に、競技会的基準で求められる姿、自分の求める姿、ファンの求める姿、社会の求める姿や素の自分の間の葛藤もある中で、最終的に自分が自分の人生に対して主導権を握るのは、心を守って羽生くんの「大切な、純粋な部分(日本代表ファンブック、トレイシーの言葉)」から生まれる滑りを→
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更に、ここ最近の羽生くんの動向を見て感嘆するのは、『羽生結弦』というスケーターのブランドを自身でプロデュースするんだという強い意志。そこからして今までのプロスケーターの概念を壊しにかかってる感じで、羽生くんのやろうとしている事のスケールの大きさは想像を超えてる。
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日本代表ファンブックとライフ
歴代コーチ、振付師、スケーター、デザイナー、ミュージシャンなどの実際に羽生くんと関わってきた人達が、それぞれの立場・視点から羽生結弦の才能をじーっくり語ってくれるので、両誌とても読み応えがあった。
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時折、腰や腹、背に手を当てながら腰(骨盤)のポジションを正しく押さえていくのを見て、これこそ私の大好きな「羽生くんのスケート姿勢の美しさ・自然さ」の大元だよね!と嬉しかったし感動した。股関節の緩ませ方とか肩の落とし具合とか素晴らしく調整されてて、端正。
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そして、羽生くんが本当に凄いのは、この精密で理にかなった美しさが点として表れるのではなく、スケート全体にわたっている所で、それもただ呼吸しているかのように自然に見えるほどの流れがある。唯一無二のオーガニックさ。
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「基礎が本当に大事」と羽生くんが言ってた(サンデーチャージ生出演時)ので思い出すのが、SharePracticeでリンクに入ってすぐに、周回しながら、すっっっごい真剣な顔でやってた一連の基礎練習。一歩一歩とても丁寧にエッジに乗る位置、重心を確認してて。
youtube.com/clip/Ugkxxf9dm… via @YouTube
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スキッドをかけると離氷と回転をある程度コントロールした状態で調整できるのだろうけど、羽生くんのアクセルだと、ひたすら良いタイミング・バランスを探して身体を張って挑み続けるしかないのかなとも思った
それにしても、4Lzとかもだけど、理想の高い美を追求する道の凄まじさ、改めて想う
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バンデスで羽生くんが
「正直4Aってスピードを出して僕の場合結構跳ぶので(そのまま後ろ向きに転んでしまって脳震盪の危険性もあって正直怖い…と続く)」と言ってて。
助走してくるスピードが、羽生くんの3Aや4回転、または他選手より速いって事なのか?と謎に思ってたけど、
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24hロンカプ
冒頭から何だか印象が違うと思った。アンニュイな雰囲気が消えて、確固たる決意のようなものが感じられる。自分の中にグッと入り込み、その過去を手離さず、しっかり見つめているかのように手元にやる視線と、抑制された動きの凜とした美しさ。
キャメルスピン後の曲調の転換から、→
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(スローでないとエッジの判断ができないレベルの🐸なので、練習確認用)
SEIMEI StSqスロー解析
美。月面で舞ってるみたい
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ホワイトレジェンド・ラストスピン(曲なし😢)が
ますます綺麗で驚嘆
スピンそのものに加えて、腕から指先で捉え描く表現の複雑で優美なことと言ったら!この繊細な動きが、練習の最後、SEIMEI3度演じた直後にできるとは…
羽生結弦「SharePractice」ライブ配信 youtube.com/clip/Ugkxilb46… via @YouTube
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#SharePractice
どれだけ普段の練習と同じなのか分からないけど、本当に面白かった。
氷に上がる前にたっぷり30分はかけて身体を整えていく様子や、氷に上がってからの左足・右足・両方向のエッジに乗る位置、重心や軸をとても丁寧に同じバランスで確認していたのが興味深かった。→
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『ここに』僕の腕の中に眠りにおいで
この繊細な手つきと優しい表情
Pleaseと(in)my armsの明確な振付の間に差し込まれた、この優しい無垢な表現の美しさ細やかさに心打たれるし、羽生くんらしさを感じる
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(比較のために赤NDP 動画)
こちらのオケ版、弦の滔々と流れていく大河のような響きでは、同じメロディーと言え滑りの表現が随分変わるものだなと思った
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駆け出しからのダイナミックなモホーク(←カッコいい!)をアクセントに、バッククロスで深く屈み込んで背後に両腕を広げておいて、思いっきり全身で仰反るからイナバウアーが劇的に映える
羽生くんのスケートそのものへの陶酔感と命を捧げる愛の歌が重なる迫力がそれは凄いのだった
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白x紫NDP
ただただ圧倒されるばかりのコレオ
詳細を見始めると、やっぱり上手くて上手くて凄い。動きの一つ一つが明確な意図を持って表現されててニュアンスが豊か。歌詞を振付に取り入れ、ボーカルの息遣いまで含んだフレーズに合わせて、元々のコレオをアレンジ、いろいろ構成し直されてるんだな!
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SEIMEIの冒頭ジャンプ
4S、4Lz、3Lo の3パターンがあるけど、それぞれジャンプの味わいが違い、晴明登場の印象、音楽の聞こえ方まで微妙に違って感じらるのが面白くて好きだ
4S :優雅な舞のような品+和の雅な調べ
4Lz :邪を薙ぎ払う気迫、生命力+不穏な気配
3Lo :熟練の技を不意に繰り出す巧み
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4Fも練習では跳んでいると言ってたから、いつかプロアスリート羽生結弦さんの4Fを見られたらいいな。
風をはらんで上昇するような、または軽やか妖精みたいな3Fのイメージが、4回転でどんな感じになるのか、すごい興味湧く😃
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羽生フリップ
ひらり軽やかさが心地良すぎるジャンプ
トゥをついた時点で肩と腰が平行で身体が回転方向に開いておらず(←トゥループは開く)、跳びたつ前に回転してしまわない方向にトゥをついている(←羽生ルッツも同様)。だから、ほんの一瞬のためができて、ポーンと軽く跳ね上がるように見える
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4回転ジャンプ前だというのに、こうした足の置き換えでリズムをとっているように見える所も不思議面白い点で、4回転ジャンプに向かってぐいぐい勢いをつけていく感じではない。それで余計に不意に巻き上がる旋風のイメージが起こるのが、羽生くんの個性的4ループ♡
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羽生ループ
左足を前にして交差、LBOもRBOもエッジを深く倒して沈み込む。そこから続け様に左足を回転方向に振り上げ、右トゥを引っかけ、竜巻のように高さを出して一気に飛び上がるのが、すごく独特な雰囲気を持つ4回転ジャンプ
(白クレイジーで4Lo世界初成功🎉)
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羽生トゥループ
美4Tを引っ提げてシニアに上がって以来磨き抜かれ、動作が最適化された末のエレガントな小気味よさ。トゥは突くというより置きにいくという感じ。大変スマートでスタイリッシュ
ロングプログラムの後半で、4Tコンボをどんな状態でも2本完璧に決められるというレベルの完成度は圧巻
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羽生サルコウ(別角度)
右足と左足を交互にくるくると滑らせて(どうやってか)ふんわり高く飛び上がっていく感じが、とっても優雅な印象を与えるジャンプ。
ほんと綺麗。美人。麗人。
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羽生サルコウ(天地/上)と トゥループ(ロンド/下)
バックに滑らせてきた右足を回転方向にすいっと振り上げる所など、一見似てる
主な違いは、左足
サルコウ:LBIを氷上で滑らせていきトゥを引っかけ跳び上がるエッジジャンプ
トゥループ:左足を「ナチュラルに」後方に回してトゥをつくトゥジャンプ
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その離氷の軽やかさで、高さと幅があり軸の細いジャンプ。
それはそれはもう「美しい」としか