おはようございます。中国による内モンゴル弾圧に反対する声援は世界各国から届いている。昨日は台湾で原住民立法委員の伍麗華さんらがモンゴル語教育の継続性の重要性を訴えておられました。台湾はあらゆる面で民主と自由世界の良きモデルです。
内モンゴル弾圧は国際社会から注目されています。ニューズウィークさんの報道です。私も去る7月27日にこの雑誌で書かせていただきました。
内モンゴル弾圧の実態。亡くなった女性の遺書。「私達のアラシャン地域はモンゴル人が少ないので、モンゴル語の存続を求めた署名も当然少ない。受付すらしてくれない」。彼女は絶望感から逝った。多数者に抑圧されるマイノリティの悲哀、内モンゴル人としての悲哀はここにあります。
内モンゴル弾圧の続報。昨日までにモンゴル人生徒が学校に戻らなかった場合、校長先生と党書記は停職処分に。ある程度戻ってくると、賞金を増やすとの賞罰制度。日本と異なり、すべての学校に共産党支部があり、思想をコントロールしている。中国共産党員は1億人に迫る勢いで、モンゴル人を圧倒。
内モンゴル問題の背景。言葉と文字は国境を超えた人類の財産。内モンゴルもモンゴル国もソ連の影響でキリル文字を使い、中国も1957年までそれを容認。後に中ソ対立で禁止。モンゴル国が2025年に伝統的文字の復活を決定すると、今度は中国が廃止と禁止の文化的ジェノサイド政策に走る。全世界から非難。
こちらはモンゴル国国立図書館前の抗議集会。内モンゴル弾圧に怒りの声を上げる場所の向かいに国立劇場が建つ。それは、満蒙にいた日本人がソ連に抑留されていた頃に建てたもの。中国が内モンゴル人を抑圧するのも、モンゴル人が日本に憧れているからです。
モンゴル国の同胞たちが首都ウランバートルにある国立博物館前で内モンゴルのモンゴル人弾圧に抗議する集会を実施。そうした中、中国外相王毅のモンゴル訪問の情報が出ている。内モンゴル弾圧は国際問題に発展していきそうです。
内モンゴルのモンゴル語教育をめぐる情勢。モンゴル人生徒たちは母語を守ろうとして登校拒否。明日までに登校しないと退学させると政府は圧力をかけている。公務員の子どもたちが人質にされ、一部登校したデータも明るみになった。
内モンゴル情勢。シリーンゴル市藍旗のモンゴル語中学の生徒たちが集団で脱走して山に逃げ込んだところを発見された。母語ではなく、中国語教育を一番嫌がっているのは、子どもたちです。
内モンゴルの文化的ジェノサイドの続報。モンゴルの天幕が壊され、学校の校舎の上にあったモンゴル文字が外された。売店からもモンゴル民族の雑貨が没収されました。
内モンゴルの文化的ジェノサイドに関する報告。チンギスハンはモンゴル民族の開祖にして神聖な存在。左は吹雪の中でも必死にチンギス肖像画を守ろうとする親子。そのチンギスハンは教科書(左)から削除され、代わり毛沢東を入れたものが右の新しい教科書。
内モンゴル情勢続報。西部オルドスのハンギング旗でも中国語教育に異議を唱えたモンゴル人が逮捕された。ここはオルドス最後の草原と伝統的牧畜が残る地。有名な匈奴の王冠が出土したところ。
おはようございます。内モンゴルでは現在、モンゴル文化が抹消されている。下は国境の町、エレンホト市内を走るバスだが、車体のモンゴル文字が消されている。ほかの都市部では、モンゴル人の天幕がブルドーザーで潰された。店ではチンギスハンの肖像画も撤去。新疆ウイグル自治区と同じです。
内モンゴルが緊迫。現場のモンゴル語学校の教師達が深夜に集められ、中国語の授業を実施するよう圧力をかけられている。中にはこの方のように耐えられずに倒れ、救急搬送された人も。私が目撃した文化大革命期の手法と同じ。当時、34万人が逮捕され、12万人負傷、27900人殺害された。
モンゴル国🇲🇳の元大統領エルベグドルジ氏が中国による内モンゴル弾圧を「文化的ジェノサイド」と批判し、EUと米国国会に圧力強化を呼びかけた。文化的ジェノサイドという言葉は、ダライ・ラマ法王がよく使っていた。
内モンゴルの現地からの情報。学校は正常に授業を始めた、と上級機関に報告する為に、漢人の子達にモンゴル服を着せてモンゴル学校に入れ、講義開始を演出。北京オリンピック時に55の少数民族の団結を演出したのも漢人の子達。新疆ウイグル自治区ではウイグルの子は孤児になり、親は強制収容所に。
内モンゴルでは相変わらずモンゴル人ばかりが中国政府のモンゴル語教育政策に反対したことで、処分されている。シリーンゴル市正鑲白旗では21人もの人々の名前が公開。全員モンゴル人。文化的ジェノサイドの具体的な事例として国際社会から批判されています。
内モンゴル情勢。ウランハダ市即ち赤峰市は複数のモンゴル人を処分。政府のモンゴル語教育政策に異議を唱えるなどしたという理由。特定の民族の人達だけが処分されるということ自体が、民族問題である性質を表しています。
内モンゴル人が逮捕されている続報です。左は首府フフホト市、右は自治区西部バヤンノール市臨河区の4人。逮捕の容疑はモンゴル語教育に関する情勢をsnsで流したとされています。すべて、中国政府の公開情報です。
内モンゴルが弾圧されています。ふるさとに確認したら、逮捕者多数も容疑は不明確。下記のオルドスの場合はモンゴル人が去る8月25日から9月1日にかけて、政府のモンゴル語教育に異議を唱える発言をsnsでしたことで、逮捕されました。
モンゴル人達が守ろうとする文字はどんな形なのか。岩波さんの「世界」九月号に良い例がありましたので、ご覧ください。右の写真は内モンゴルの若い人達が母語教育を訴えた陳情書を手に、政府庁舎前で撮ったもの。
内モンゴル続報。左は私の実家オルドスの学校からの通達。本日の夜8時までに子どもを学校に行かせないと、二度と受付ないとの主旨。子どもを人質にしています。右は同胞の国モンゴル国の首都ウランバートルでの、母語教育を守ろうとする応援風景。
内モンゴル情勢。西部オルドスは私の実家。ここのモンゴル人2人が、政府のモンゴル語教育政策に異議を唱えた結果、昨日付けで定職処分に。モンゴル人は自分のふるさとで、他所からちょっと前に来た人達に支配されています。
内モンゴルについて、朝日新聞さんも「文化の危機」が起こっていると報道してくれました。日本のメディアの報道はモンゴル人への励ましになります。正義ある行動に感謝しています。日本人の精神が伝わってきます。ありがとうございます❗️
内モンゴル情勢です。本日の読売新聞の報道によれば、六人が逮捕されたそう。公安相の趙克志は現地入りして「民族団結」呼びかけ。中国が言う民族団結は、諸民族が漢人の命令に従うこと。「日中友好」は日本が中国の意向に従え、と同じ。問題解決にならない。