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アフガン退避に関する報道では、日本のメディアとドイツのメディアの視点の大きな違いが見える。
日本のメディアは邦人退避をメインにしている。
ドイツのメディアは、政府の判断ミスのために、ドイツを助けたアフガン人の現地協力者とその家族が約6000人も取り残されたことの方に、注目している。
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ドイツでは来年末をもって、原発が全廃されます。
ドイツ人はなぜ原子力を捨てたのか？約8000字の原稿を東京の編集部に送りました。
一球入魂で、力が入りました。
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欧州コロナ通信 第534回 2021年1月19日
ドイツ政府は今日の対策会議で、すでにバイエルン州が行っているFFP2マスクの商店と公共交通機関での着用義務を、全土に拡大しました。
もう普通のマスクでは、買い物はできませんし、電車にも乗れません。違反すると罰金を取られます。
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来週からはスーパーマーケットの中でFFP2以外のマスクを着けていると、罰せられる。
厳しいが、毎日約1000人が死亡する異常事態では、やむを得ない。
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政府は営業できない商店、レストランなどを支援するために、１ヶ月に１１０億ユーロ（１兆３８６０億円）の資金を投じる。
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ドイツでは、１日の新規感染者数が減る傾向を見せている。
それにもかかわらずドイツ政府が今週テレワーク強化政令や商店でのFFP2マスク着用義務などにより、ロックダウンを厳しくしたのは、変異株B117が爆発的に拡大し、医療崩壊が起きることを強く危惧しているためだ。
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ドイツを変えた3月11日。日経ビジネスの読者は関心がないと見えて、全然読まれていませんが、アップしておきます。
business.nikkei.com/atcl/seminar/1…
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日本が、おかしくなりつつある。戦前に逆戻り？
www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshim…
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しかも日本の入国時の検査方法はPCR検査ではなく、精度が低い抗原検査。
これは、噴飯物。
ドイツでは「抗原検査では、陽性者の50％は発見できない」とされている。
搭乗前に求められる検査では、抗原検査の結果は受け入れられない。PCR検査だけだ。
どうも日本の防疫体制は、へんだ。
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いま日本の新聞の読者数が急激に減っている理由の一つは、批判精神の欠如だ。
いわゆる「事実」を伝えるだけでは不十分だ。事実の背後にあるものを抉り出して、読者に提示しなくてはならない。
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我々はいま「コロナ敗戦」、「ワクチン敗戦」を経験しつつある。
酸素飽和度が94を割っても、入院させてくれない国というのは、かなり問題があるのでは？
先進国とはなにか？
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ドイツでは酸素飽和度が９０を割っている患者を自宅に待機させることは、考えられない。この会話は非常に興味深かった。
改めて、日本が仕組みや慣習を守るために、人命や健康を犠牲にする国だという印象を強く持ってしまった。本末転倒ではないか。
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ドイツでは感染爆発のために毎日４万～５万人の新規感染者が確認され、300人が死んでいる。
その一方で、5万人の観客がサッカーの試合をスタジアムで見て熱狂している。もはや矛盾という言葉では形容できない惨状だ。
なぜ政府がこういう事態を許しているのか、全く理解できない。
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日本政府は、なぜ台湾にファイザーではなくアストラゼネカのワクチンを供与したのだろうか。
副作用が怖いのか。
そうだとすれば、この善行は手放しで褒められない。
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いまドイツでは予防接種証明書の偽造が横行している。ネット上では、偽の証明書を約100ユーロで買える。紙なので、簡単に偽造されてしまう。EUのデジタル証明書は、まだ完成していない。
この黄色い証明書があれば、EU域内で自由に旅行できる。検査も不要になる。だから偽造が横行する。
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日本はGDPで世界第３位の経済大国。世界で最も金持ちの国の一つだ。
その国で、政府が「コロナで中等症になっても入院せずに自宅にいなさい」と国民に指示している。カネの配分の仕方が間違っているとしか思えない。
日本は、いつから社会保障をこれほど手薄にする国になったのか。
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EU諸国はロシアの民間航空機をEU加盟国の空域から締め出すことを決定。
ロシアが報復措置を取ることは確実。
EUの航空会社がロシアの空域から締め出されたらドイツの旅客機もロシアの上空を飛べなくなるだろう。
こんにちは南回り便（もしくはアンカレッジ経由）。
これもすべて、プーチンが悪い。
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２～３週間の長期休暇は常識。
有給休暇、週末、祭日を合わせると、ドイツ人は毎年約１５０日間休むが、会社や経済は回っている。
ドイツでは、「給与支払い継続法」という法律によって、企業は病欠期間中、最長６週間まで、働いている時と同額の給料を支払わなくてはならない。
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ドイツでは、今朝起きたウクライナでの原発攻撃について、「我々がやろうと思えば、放射能を拡散して、欧州全体に汚染を広げることができる」という、プーチン大統領の欧州に対する「恫喝」だったという見方が強まっている。
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ドイツでは昨日の24時間で５万人を超える新規感染者が確認された。
過去最悪の数字だ。
政府が発足していない過渡期のドイツを襲うコロナ・パンデミック。
市民からは「政府は何をしているんだ」という声が出始めている。来月発足する新政権にとって苦しい船出になるかもしれない。
ご安全に！
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静かなミュンヘンの住宅街の昼下がり。
ギャーギャー大声を上げて騒ぎながら遊んでいるのは、日本人の子どもたちだけだ。
他の国の子どもたちは、こんなに騒いで周囲に迷惑をかけていない。
なぜ日本人の親は、こんなに子どもに甘いのか。
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東京の７日間指数、200。(ミュンヘンの8倍）
陽性率、22.3％。
政府が自宅療養中の死者数すら把握していないというのは、国民の命を軽視していることの表れ。データなしで、対策を立てられるのか。
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ドイツのコロナ対策は完全に失敗した。
７日間指数の比較
ドイツ 319
フランス 106
イタリア 87
スペイン 53
50
ロシア富豪の一人で、資産額が131億ドルと推定されるローマン・アブラモビッチは、所有していた英国サッカーチームFCチェルシーを40億ユーロで売却し、この40億ユーロをウクライナの戦争被害者に寄付すると発表した。
１９９０年からドイツで取材・執筆しているフリージャーナリストです。元NHKワシントン特派員。イスラエル、中東欧、旧ソ連でも取材しました。「偽りの帝国」「日本とドイツ 二つの戦後」「メルケルはなぜ転向したのか」、「脱原発を決めたドイツの挑戦」、「ドイツは過去とどう向き合ってきたか」などドイツに関する本を２５冊書きました。