「湿地をつくる」というレジャーが本格化してきました。生物多様性は結果として付いてくる感じです。
草刈り中止。ごめん、ほんと悪かった。
本日、プレスリリースしました。「複数の虫の声を同時に聞く」ことは、単独の種の鳴き声を聞く場合よりもより心地よいことを確認しました。千葉ニュータウンに残存する草原の昆虫の種組成をもとに実験をデザイン。東邦大時代の卒論生を含む、共同研究の成果です。 twitter.com/NIES_JP/status…
自然に詳しい人が「あそこは●●(外来種など)が入ってしまったからもうダメだ」みたいなネガティブなことを言うの、時に、ほんとに困るのですよ。悲しい気持ちはわかるのですが。再生の可能性やその場所なりの自然の活かし方もあるのに。不可逆な開発を後押しする根拠として使われます。
ラボの大学院生、野田顕さんの研究成果をプレスリリースしました! nies.go.jp/whatsnew/20221…
久しぶりにテレビを真面目に見ました。NHKの超進化論。映像が素晴らしかったし良い番組だと思いましたが、競争と協力を対立的に説明する論理は疑問を感じました。他種の発するシグナルや資源をうまく利用する性質をもつように進化した現象を、「競争ではなく協力」と説明するのはちょっと違う。
新しい共著論文のプレスリリースを打ちました。東邦大松島さんの労作です。関東平野の200地点でカエルの声を録音し、分布の特徴を分析しました。トウキョウダルマとシュレーゲルの分布の違いを眺めると、氾濫原の湿地と谷津の湿地の分布が見えてくるようです。 nies.go.jp/whatsnew/20221…
きょうは房総で調査。彼方まで続くメガソーラーとシカに林床植物を食べられた森。オーバーユースとアンダーユースが、フェンスを隔てて隣り合う。
計画の詳細はわかりませんが心配な話題です。この地域のハナノキが自生する湿地は湧水湿地であり、移植で守れるものではないでしょう。水循環や表土を改変しない措置こそ本質では。 | 重要湿地にリニア残土 受け入れに反対の声相次ぐ 岐阜・御嵩町:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASR1P…
日本の草原の植物相に関する文献記録を可能な限り集め、データベースをつくりました(ER Data Paper)。古いものは1905年。約3万件の記録を収録しています。全国草原再生ネットワークさんとの共同成果です。esj-journals.onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.11…
本日プレスリリースを出しました。私自身、腰を抜かすほど驚きました。歴史の古い溜池にはまだまだ未知の価値があります。また今は「姿を見せていない植物」が、環境を改善することで現れることもあります。いま各地で溜池の改廃が進んでいますが、慎重に検討したいものです。 nies.go.jp/whatsnew/2023/…
マキノさんたちが作っていた植物学雑誌の創刊号の本物はここで読めますからね。万さんが描いていたヒロハノエビモの図版のある日本産ヒルムシロ属の論文も、シロバナミソガワソウと猫の関係の論文も、スッポンタケの生長の論文も。 jstage.jst.go.jp/browse/jplantr…