Jun Nishihiro / 西廣 淳(@jnishihiro)さんの人気ツイート(いいね順)

農家さんが「もう耕作しない」とおっしゃった田んぼを許可を得て耕し、多機能な湿地にしたり、おかずとお米が少しとれる場にする活動。今年は地域の子育て団体といっしょに耕す場所や、大手企業の方々といっしょに耕す場所が進みそう。
立ち入る事さえ難しいほど藪化していた耕作放棄水田。草刈りして、池を掘って、湧水を引き込んだら一年でこれだよ。最高だよね。地元の皆さんの熱意ある活動の賜物です。動機は「楽しい」「健康にいい」「子供らにみせたい」。私も同じだし、これが大事。
桝さん益々ご活躍ですね。今後のご発展をお祈りします。前の前の職場で霞ヶ浦で学生実習をやった時、当時大学院生だった桝さんにティーチングアシスタントをお願いした記憶があります。「マスター1年の桝太一です」は鉄板だった。
草刈り中止。ごめん、ほんと悪かった。
本日プレスリリースを出しました。私自身、腰を抜かすほど驚きました。歴史の古い溜池にはまだまだ未知の価値があります。また今は「姿を見せていない植物」が、環境を改善することで現れることもあります。いま各地で溜池の改廃が進んでいますが、慎重に検討したいものです。 nies.go.jp/whatsnew/2023/…
「湿地をつくる」というレジャーが本格化してきました。生物多様性は結果として付いてくる感じです。
ネモフィラやコキアで人気のひたち海浜公園。「米軍射爆場を綺麗な公園に変えた平和の象徴」とみるか、「日本各地の海浜の自然が開発で失われる中、日本軍・米軍の占有によって比較的近年まで砂丘や疎林の自然が奇跡的に残されてきた(にも関わらず園芸種の花畑にされてしまった)場所」とみるか。
自然に詳しい人が「あそこは●●(外来種など)が入ってしまったからもうダメだ」みたいなネガティブなことを言うの、時に、ほんとに困るのですよ。悲しい気持ちはわかるのですが。再生の可能性やその場所なりの自然の活かし方もあるのに。不可逆な開発を後押しする根拠として使われます。
土の中で眠っているタネにも寿命があります。日本の自然が大きく姿を変え、湿地の様々な植物が姿を消してからおよそ50年。そろそろタネが消えかかっているところも多いと予想されます。タネと発芽の研究は、植物の生き方に迫る楽しい研究でもあり、緊急の研究課題でもあります。
「アカガエルの産卵場所つくろうぜ」の一言で、ヨシ原化した放棄水田にほんの2時間で良い感じの池が作れるうちのラボメンバーはマジで最高。
いろいろ衝撃。ひどい事業と知事判断による工事の停止。 | 奈良県が止めたメガソーラー計画の現場から見えてきたもの(田中淳夫) #Yahooニュース news.yahoo.co.jp/byline/tanakaa…
クモ研究者が観察するときの地面との距離感
久しぶりにテレビを真面目に見ました。NHKの超進化論。映像が素晴らしかったし良い番組だと思いましたが、競争と協力を対立的に説明する論理は疑問を感じました。他種の発するシグナルや資源をうまく利用する性質をもつように進化した現象を、「競争ではなく協力」と説明するのはちょっと違う。
異なる稲の品種を育てると湛水・落水のタイミングもまちまちになって、水生生物の逃げ場所ができる。品種の多様性が結果的にもたらす環境の多様性。それにしてもいい感じに雑味たっぷりの「田んぼ的」な場ができた。
どうして「多く吸収する木を!」になってしまうのだろう。「森林管理に二酸化炭素吸収能の視点を加えよう!」という議論にしましょうよ。単一機能に注目しすぎるとトレードオフで顕在化する。システム思考の不足。。。 twitter.com/nhk_news/statu…
ちょうどいま関連のスライド作っていた(RT)。写真は船橋市の河川の取組み。きっかけは治水。上流の開発に対応し、川幅を拡げコンクリート護岸を撤去。
「Aの効果が示された」という主張に対して「Bが重要ではない」といわれたと思って猛然と反論する。学会でも時々みかける風景。False dilemmaという誤謬・詭弁の一つです。「巨人が好きということは阪神が嫌いなんですね!」みたいな主張のことです。
今日のイケメンさん。農家の方に許可をいただいて、休耕田で小一時間かけて浅い池を掘るだけで、翌週にはこれだけの生物が利用するのだから、この自然再生は「コスパ」が良い。きわめて良い。
コロナは子供の行動圏内に自由に遊べる自然がある事の価値を改めて教えてくれた気がします。
日本の草原の植物相に関する文献記録を可能な限り集め、データベースをつくりました(ER Data Paper)。古いものは1905年。約3万件の記録を収録しています。全国草原再生ネットワークさんとの共同成果です。esj-journals.onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.11…
このままロシアとの断絶が続いたら木材にも食べ物にも大きな影響がでてきますよね(もう出てきている)。森林や休耕地を潰して物流センターやメガソーラーなどを建設し続けることが、資源確保・安全保障上の大きなリスクだということに多くの人が気づくのでしょうか。
きょうは房総で調査。彼方まで続くメガソーラーとシカに林床植物を食べられた森。オーバーユースとアンダーユースが、フェンスを隔てて隣り合う。
「新しい発想で河川に向き合う時代!」3.5分の動画です。フランスの水資源機構が作成した動画を、許可を得て私たちが翻訳しました。日本でも話題の「流域治水」について考える上でも役に立つものだと思います。どんどん広めていただきたいです。 youtube.com/watch?v=LVGmyM…
世界湿地の日の本日、河川空間だけでなく流域の土地利用全体で治水を考える「流域治水」に向けた、重要な一歩が発表されました。たとえばこのような耕作放棄水田に手入れをした湿地も、治水に役に立っているかもしれません。 #世界湿地の日 mlit.go.jp/report/press/m…
新しい共著論文のプレスリリースを打ちました。東邦大松島さんの労作です。関東平野の200地点でカエルの声を録音し、分布の特徴を分析しました。トウキョウダルマとシュレーゲルの分布の違いを眺めると、氾濫原の湿地と谷津の湿地の分布が見えてくるようです。 nies.go.jp/whatsnew/20221…