「Aの効果が示された」という主張に対して「Bが重要ではない」といわれたと思って猛然と反論する。学会でも時々みかける風景。False dilemmaという誤謬・詭弁の一つです。「巨人が好きということは阪神が嫌いなんですね!」みたいな主張のことです。
立ち入る事さえ難しいほど藪化していた耕作放棄水田。草刈りして、池を掘って、湧水を引き込んだら一年でこれだよ。最高だよね。地元の皆さんの熱意ある活動の賜物です。動機は「楽しい」「健康にいい」「子供らにみせたい」。私も同じだし、これが大事。
コロナは子供の行動圏内に自由に遊べる自然がある事の価値を改めて教えてくれた気がします。
異なる稲の品種を育てると湛水・落水のタイミングもまちまちになって、水生生物の逃げ場所ができる。品種の多様性が結果的にもたらす環境の多様性。それにしてもいい感じに雑味たっぷりの「田んぼ的」な場ができた。
谷津の湿地化のとりくみが新聞で紹介されました。米作りだけじゃない水田の機能や、米作りをやめても発揮される水田(湿地)の機能をもっと追求したいと思いまます。 | 耕作放棄された水田再生の試み、「グリーンインフラ」に:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASN98…
クモ研究者が観察するときの地面との距離感
前首相、現首相の子どもへの悪影響は計り知れないな。嘘をついても強弁したり人のせいにしたり、都合の悪い質問は無視したりすればいい。ニュースや新聞が「見せたくないもの」になりそう。見てるけど。
世界湿地の日の本日、河川空間だけでなく流域の土地利用全体で治水を考える「流域治水」に向けた、重要な一歩が発表されました。たとえばこのような耕作放棄水田に手入れをした湿地も、治水に役に立っているかもしれません。 #世界湿地の日 mlit.go.jp/report/press/m…
今日のイケメンさん。農家の方に許可をいただいて、休耕田で小一時間かけて浅い池を掘るだけで、翌週にはこれだけの生物が利用するのだから、この自然再生は「コスパ」が良い。きわめて良い。
トキはそれほど全国で求めれているでしょうか?だとしても放鳥よりも先にやることがあると思う。私は反対です。>> トキ 佐渡以外の放鳥視野 環境省 実現すれば初 | 羽ばたけトキ | 新潟県内のニュース | 新潟日報モア niigata-nippo.co.jp/news/toki/haba…
全国の遊水地・調節地を網羅したリストを公開しました。遊水地は治水のための施設ですが、氾濫原の自然を守ったり、自然の豊かな緑地として活用したり、さまざまな機能が期待できます。研究室で修士をとった諏訪君の労作です。 wetlands.info/tools/wetlands…
どうして「多く吸収する木を!」になってしまうのだろう。「森林管理に二酸化炭素吸収能の視点を加えよう!」という議論にしましょうよ。単一機能に注目しすぎるとトレードオフで顕在化する。システム思考の不足。。。 twitter.com/nhk_news/statu…
共著論文のプレスリリース。日本と韓国のソーラー発電施設の規模や分布の特徴を調べるとともに、建設されやすさを説明するモデルを構築し、今後の影響を予測しました。再生可能エネルギーの推進と自然環境の保全の両立を考えるための基礎研究です。 nies.go.jp/whatsnew/20210…
農家さんが「もう耕作しない」とおっしゃった田んぼを許可を得て耕し、多機能な湿地にしたり、おかずとお米が少しとれる場にする活動。今年は地域の子育て団体といっしょに耕す場所や、大手企業の方々といっしょに耕す場所が進みそう。
多くの方にRTいただいて恐縮です。私もやりはじめで自信はないのですが、ポイントの一つは、「農地を借りるのではなく、農家の手伝いという位置づけで草刈りや畦立てをやらせてもらう」こと。(農業生産の視点からみると)見た目はヘンでも「田んぼの土と水を守る」使い方にすること、かと思います。 twitter.com/jnishihiro/sta…
少なくとも現状の日本での風車・ソーラーの急速な導入は、乱開発ともいえる状況だと思います。防災リスクの増加、水循環の改変、ふるさとの風景の喪失などの被害を地域にもたらしかねない取り組みであり、とても正義と呼べるものではありません。
ネモフィラやコキアで人気のひたち海浜公園。「米軍射爆場を綺麗な公園に変えた平和の象徴」とみるか、「日本各地の海浜の自然が開発で失われる中、日本軍・米軍の占有によって比較的近年まで砂丘や疎林の自然が奇跡的に残されてきた(にも関わらず園芸種の花畑にされてしまった)場所」とみるか。
気象庁・環境省・国環研の共同で新たなスタートを切った「生物季節観測」。これまでの方法を踏襲した試行に関わってくださる個人や団体を募集します。過去の蓄積を活かせる継続的な観測体制をいっしょに考えていきましょう。ご関心のある方は遠慮なくお問い合わせください。 adaptation-platform.nies.go.jp/plan/institute…
いろいろ衝撃。ひどい事業と知事判断による工事の停止。 | 奈良県が止めたメガソーラー計画の現場から見えてきたもの(田中淳夫) #Yahooニュース news.yahoo.co.jp/byline/tanakaa…
「アカガエルの産卵場所つくろうぜ」の一言で、ヨシ原化した放棄水田にほんの2時間で良い感じの池が作れるうちのラボメンバーはマジで最高。
ちょうどいま関連のスライド作っていた(RT)。写真は船橋市の河川の取組み。きっかけは治水。上流の開発に対応し、川幅を拡げコンクリート護岸を撤去。
桝さん益々ご活躍ですね。今後のご発展をお祈りします。前の前の職場で霞ヶ浦で学生実習をやった時、当時大学院生だった桝さんにティーチングアシスタントをお願いした記憶があります。「マスター1年の桝太一です」は鉄板だった。
「新しい発想で河川に向き合う時代!」3.5分の動画です。フランスの水資源機構が作成した動画を、許可を得て私たちが翻訳しました。日本でも話題の「流域治水」について考える上でも役に立つものだと思います。どんどん広めていただきたいです。 youtube.com/watch?v=LVGmyM…
土の中で眠っているタネにも寿命があります。日本の自然が大きく姿を変え、湿地の様々な植物が姿を消してからおよそ50年。そろそろタネが消えかかっているところも多いと予想されます。タネと発芽の研究は、植物の生き方に迫る楽しい研究でもあり、緊急の研究課題でもあります。
このままロシアとの断絶が続いたら木材にも食べ物にも大きな影響がでてきますよね(もう出てきている)。森林や休耕地を潰して物流センターやメガソーラーなどを建設し続けることが、資源確保・安全保障上の大きなリスクだということに多くの人が気づくのでしょうか。