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嫌われるようなことをしなければ、好かれない。今の作家はその反対の生き方を求めている。また読者も好かれるような作品を好く。いつの間にか読者もアホになっている。
202
文章は雰囲気がいっぺんにできない。文章で雰囲気を出すには、何が何してどうしたと繰り返さなきゃいけない。雰囲気は心理を表わす。絵画は心理が直結している。だから文字が邪魔なんだ。そこが文学にない絵画の肉体性である。
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今、描いている絵、物凄い絵になっている。絵がコロナ感染した。完結しそうもない。だから人には見せられない。
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絵だけは自粛できません。
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これからの絵は全て遺作のつもりで描く覚悟!
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生きる覚悟、死ぬ覚悟、まるで戦時中の生き方だ。
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絵は頼まれ仕事ではないです。頼まれ仕事をやればやるほど人気は出るけど、人間は駄目になっていくのです。自分の経験からそう思います。
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実はコロナが中国で発生する寸前に、神戸で「兵庫県立横尾救急病院」展を開催した。そしてオープニングの出席者全員にマスクを装着してもらうパフォーマンスを行った。その異様さに笑われたが、今、現実にその異様なパフォーマンスがそのまま日常風景になって街を歩いている。
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上手になろうと思って長い間やってきたけれど、上手にならないことがわかったので、じゃ下手くそになろうと思って、やってまんねん。下手でええと決めたら楽でっせ。
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家族が何人も揃って町に買い出しに行く風景をテレビで見たが、この一家には危機管理意識が全くない。なんだか、お父さんが休みで喜んでいるみたい。
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病院の中は、まるで野戦病院だ。フランスの医者は「われわれは戦争状態にある」と言い、東京都内から「命の選別」が始まるという医療関係者。医療現場のリアリティがもうひとつ伝わりにくいのは何故? 報道の水際で何かが伝わらなくされてはいないか?
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首相がのんきにくつろいでいる動画、誰かいたずらかパロディで作ったものかと思った。この動画に「イイネ」が物凄い数だ。どこがいいのか、何がいいのか、ぼくにはわかりません。
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完全終息するまで2022年になると言うデータがあるが、ぼく個人の考えとも一致する。長期対策の覚悟はするべきだと思う。
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世界中の人間がひとつのことで悩み苦しみ、死の予感を共有するのはかつて戦争以外になかった。戦争は見える敵だけれど今回の相手は透明人間かサタン的宇宙人のような存在だ。空間の恐怖と同時に時間の恐怖を感じる。
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このコロナで人類の意識は良くも悪くも変るでしょうね。どう変るかはその人次第でしょうけど。bit.ly/1Xgurj
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医療の現場の医師からの意見を聞くと、まず、政治家の危機意識がないことを一番に挙げて、法律を改正して、もっと厳しく対処して欲しいと悲痛の声が発せられている。こういう医療現場の声を政治家は聞こうとも、読もうともしていない。
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政治家は常にガードされた行動と生活をしているので自分は絶対感染しないと信じている。自分の問題ではなく、社会の問題なのに余りにも実感が乏しい。だから観念で物を言うしかない。
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政治家が病院などの実態を見に行こうとしない。自分が感染を避けるためで、実際の患者の受けている苦しみや恐ろしさを見ることを避けている。だから危機感が全然ない。本当に危機感があるなら、あんなのんきな動画は流さない。
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医者自体が重症者の患者を見ると怖くなると言っている。こうした意識を政治家は共有するべきだ。
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コロナの恐ろしさを一番知らないのが政治家だ。コロナを終息させるのは国民ではない。政治家の体を張った行動以外に終息への道はない。
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医師はオリンピック無期限中止を訴えている。それは未来が見えているからだ。見えてないのは政治家だけだ。
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政治家ははっきり言って人間の生命より経済優先だ。医師は「経済は立て直るが人命は生き返らない」と悲痛な声で叫んでいるが、彼らはまるで聴覚障害者だ。
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岡江久美子さんの突然の死は感染されたという報道もなく、いきなりだったので驚くと同時に恐怖を覚える。著名人だから驚くのではなく、一般人の中にも同じケースが起っているのではないだろうか。
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とにかく、政治家は使命として義務として医療現場に入って現実を自分の目で見たらどうなのか。このくらいしても罰は当たらないのではないか。––と言っても政治家でこのツイッターを読む人はいない。砂に釘だろう。bit.ly/1Xgurj