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奴隷労働を許している今の社会を変える力を持った運動を一刻も早く作って、広げていきたい。そう改めて、強く思った。5/5
#ABOLISH技能実習制度
#私たちを使い捨てるな
#誰も犠牲にしない社会は可能だ
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「私たちは奴隷のように働かされている。権利行使なんて全くできない状態にある。」その失踪した実習生は言っていた。
誰より実習生自身が、自らの置かれている状況を一番痛い程認識している。その訴えの声を、一緒に制度の廃止を求める力に発展させることができたらすごいパワーになると思った。4/5
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今回新たに判明したのは、同じ監理団体の下で失踪状態にある人が大勢出ているということ。その数は少なくとも100人に及ぶ。今日その1人と直接話す事ができた。三重の農家で働いていたその人は、セクハラ問題の改善や転職を監理団体に求めていたけれども相手にしてもらえず失踪を選んだという。2/5
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一つの監理団体で、100人以上もの失踪者が出てるって、どう考えても異常事態。でも、それがざらなんだと思う。たまたま悪い監理団体や受け入れ企業に当たってしまったとかそういう問題ではさらさらなくて、制度そのものに問題がある。だからマジで、技能実習制度の廃止以外、議論の余地は一切ない。3/5
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日本にいる私たちにできることは、こういった抑圧構造を理解しながら、一緒に彼女彼らとその構造に立ち向かって声を上げることだと思う。そうじゃなければ、職場で身を体もボロボロにされ、社会からも排除されて、人の命が日々奪われているこの社会を止めることはできないと思う。
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また、彼女彼らが母国に帰国すると、独裁政権が待ち構えている。技能実習制度はカンボジアにとって一大国家プロジェクトだ。技能実習制度の問題が人々に知れ渡り、日本行きを望む人が減ってしまうことを懸念して、日本国内の実習生の問題にカンボジア大使館が介入してくることはざらにある。
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ちなみに、カンボジアなどの実習生が権利行使をしないというのは違う。カンボジアは人口の約6-7割が農業に従事しているが、大資本による開発や気候変動の影響で森林や土地が破壊され追い出されて、農業ができなくなっている人も多い。そういう人が、実習生として働く道を選んでいたりする。
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日本に来る前に、企業による開発によって引き起こされる被害や気候変動に対し、声を上げて闘ってきた人もその中にはいる。彼ら彼女たちの日本での権利行使を阻んでいるものがあるとすれば、それは多大な借金や監理団体からの強い管理体制(声を上げれば強制帰国させられる)、入管権力などだ。
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ある監理団体の職員が、今はカンボジア人技能実習生に注目していると言っていた。なぜか聞いてみると、その回答が人権感覚クソ狂っていて衝撃だった。その人の話を要約すると、中国やベトナムの実習生は、権利行使をするようになっているから。一方、カンボジア人は権利行使をあまりしないからだと。→
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同じ論理で、タイやインドネシアの実習生の市場も「熱い」らしい。
つまり、権利行使をしない(この場合主に転職をしない)労働力が都合が良いということ。人間をモノとして扱っている。
この制度は今すぐに廃止すべきだし、問題感心の強い同世代と一緒に廃止を求めていきたい。
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実習生が自由に転職できて権利行使できるような社会であったなら、彼は今でも普通に生きられていた。労働条件が悪く慢性的に人手不足の産業に実習生を縛り付ける技能実習制度と、それを利用して利益を上げる企業や監理団体。誰が人の命を奪っているかは明らかじゃないか。本当に許せない。(2/2)
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ボランティア7人で机を囲み、無抵に入れるなと詰めかけたことで阻止することができた。
行政の対応を変えさせるのは、こういった具体的な実践行動だ。
今日明日も、現場で可視化した行政対応の矛盾を発信していきます。
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「ホテル滞在終了後は、生活保護でアパートを借り、ゆっくり休みながら仕事を探したい」
と答える本人に対し、市の職員はホテルの提供期間が終われば無抵に入ることになると言って、水際作戦をしようとしてきた。
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直接実習生を脅迫したり、車に押し込み強制帰国をさせているのは監理団体や送り出し機関の人間だったりする。
でも、この状況を作り出している根本には、使い捨ての労働力を使って利益を得ようとする企業の存在があるし、そのサプライチェーンを辿っていくとSDGsを掲げているような大企業に辿り着く。
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妊娠を告げた実習生が、監理団体から「中絶か帰国か」の2択を迫られた事件に取り組む中で改めて思うのは、
企業が技能実習生を受け入れる最大の「利点」は、安くて使い捨てできる固定的な労働力を確保できる点にあること。
その中で、妊娠・出産等する実習生は不都合な労働力ということになる。
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受け入れ企業の直接の指示がなくても、使い捨ての労働力を欲しがっている企業の需要に応えるために、監理団体や送り出し機関は忖度をして、妊娠が発覚した実習生を中絶させたり強制帰国させたりしている。