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「ガチャ」が嫌なんだったら、子どもは生まれた瞬間全員親から引き離して国が管理、皆同じ服と同じ食事をとらせて全員農業に従事させ自給自足の生活させることになるけど、それやった人が昔いましてね。ポルポトって言うんですけど。
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インドに製造業が勃興しない理由、「分断」だと思ってるんだよね。何か作業をやっても「次工程」「前工程」に全く興味がない。自分作業が終わればそれで終わりという思考。あとは7割くらいの完成度で「早くお金欲しいからもうこれでいいだろ」と出荷してしまう感じ。
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まあでもこの歳になると今度はまた原点に返ってみな「育ちの良さ」をアピールし出すから本当に人間の承認欲求というかコンプレックスって不思議だなと思ったりする。
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途上国が「さあこれからワイらも豊かになるでえ」って思ってる時に、先進国が「そういうのもうダサいよ。むなしいよ。やっぱり環境だよ。それが新しい国際基準だよ」って言い出すの見てるといつもそう思うんだよな。
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契約書はやり取りのたびに全文確認しないといけない、癒着がないように商品に問題なくてもベンダーは定期的に変えないといけない、前工程が信用できないので次工程になるたびに品質チェックしないといけない、この辺で生じる非効率さね。
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デリーにいるインド人の金持ちの友達、基本なんでも家のことは召使いにやらせるんだけど、子どもの送り迎えだけは必ず奥さんか両親、もしくは自分でやってるんだよね。「勤続10年以上の召使いでも、誘拐のリスクはあるからここだけは信用できない」って言ってたな。
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結局どこに生まれようが何をやろうが皆無いものねだりなんだなと思うし、自分が納得いく場所や落としどころをキチンとある年齢までに見つけておかないと人生辛いよなと思ったり。
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言ってることが
「残業代が欲しいって甘えすぎじゃない?もっと社会人としての自覚を持たないと」
と同じ路線なんだよな。
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今の若い人に会うと一定数「働きたくない。働かなくて済むんだったら何でもする」っていう人に会うんだけど、その理由が「だって働いたところで碌な給料もらえないし、昇進もないし、社会保険は増えるし良い事ないじゃないですか」って言われるのでまあ反論難しいんだよな。
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「営業が嫌だから資格に走りました」
っていう人、体感では会計士の8割くらいなんだけど、監査法人で出世目指すにも、自営業になって事務所維持成長させるのにも必要なのって結局「営業」なんだよな。世の中あーだこーだ論評してる人よりも1円でも売上持ってくる奴が一番エライですから。
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極貧時代の水木しげるが、忙しいので奥さんに原稿料の回収を初めてお願いして、奥さん歩いてとりにいくんだけどあれこれ難癖つけて減額されて払われて、帰り道に「夫は毎月こんなに辛くて屈辱的な思いをしてお金を稼いでいたのか」と申し訳ない気持ちで一杯になったって話、ワイ結構好きなんだよな。
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ワイに言わせたら
・全て○○人の陰謀
・全部○○だったのか!
・あなたの人生が辛いのは全部○○のせい
あたりもある種のカルト宗教だからね。
世の中がそんなに単純な訳ないだろと。
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奴隷は言い過ぎにしても、じゃあoniyomeがいて搾取されているのかというとそうでもなくて、住居費と教育費で所得の半分以上は消えるんだよな。何だか色々思うところはある。ただ高い住居費と教育費は奥様の意向がほぼ100%らしい。
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あ、でもその反動で若いころスポーツ得意だった医者のが「俺にも別の人生があったんじゃないか」と色々考えて、長男をSAPIXに入れてから、そのモヤモヤを託すために二人目をスポーツや芸術に進ませて重課金するケースも見てるから、人生色々で何が花開くか分からん。
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そういえば、ヤンキースにいた名遊撃手ジーターって、高校時代の先生もヤンキースの監督も「野球選手にならなくてもどんな世界に進んでも一流の人物になった」って激賞してんるだよな。あのクラスの選手になると、努力する才能や頭の良さはあるハズだから確かにそうなのかも。
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契約を結んだ時や約束したその時には本当に彼ら彼女らは「できる」「守れる」と思ってるんだよね。でももっと取り分が欲しいと思うようになったら契約に反していても「自分の希望を伝える」ことを全員が悪いとは思ってないんだよな。「だって欲しいんだもん」。そういう文化なんだよな。
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ただ「コミュ力」って言ってもウェイウェイした感じじゃなくても良くて、
・挨拶をする
・嘘をつかない
・人の嫌がることをしない
・自慢話をしない
・「ここ」と思った自分の好きなグループを見つけたらそこにはコミットする
くらいで十分です。全員に好かれる必要はないから。
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たとえば「ある程度の年次なのに社内の議論やミーティングに積極性が見られない」みたいな話をしたら、全然関係ない議題などの時にもとにかく色々な論点や持論を長々と話すなど。私の伝え方がまずいのかもしれないけど「基準」与えるとそういう問題点もある。
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ワイは田舎ではある程度裕福な家に生まれたんだけど、京都の金持ち学校に入ったら、全然レベルや思考の違う金持ちがたくさんいて、地元では「都会の学校に行った奴」扱い、学校では京都のエスタブリッシュメントに入れない、どっちつかずのコウモリのような立ち位置で若いころを過ごしてた。
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@Tomokazu5656392 ぶち切れて「訴訟にする」と言われます。
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「お前は俺を信じろ。しかし俺はお前を信じない」
という思想もこっちで生活してて体感することが多い。
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この手の原体験から「リベラル」や「左派」に対して信頼感が持てない人、ワイの世代結構多い気がするんだよな。こういう感じの先生が狙ったのと全く逆の効果が生じてしまっている。「真に恐るべきは有能な敵より無能な味方」って本当だと思う。
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そいうのんで悩んでたけど、日本で自営やってる同業の大先輩から「従業員15名までは独裁で好き嫌いで評価していい」って言われて確かにそうかもなと納得した記憶。
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ワイの在職時に「女性活躍」的な委員になってた女性パートナー、出産後1週間で職場復帰してた猛将で、ワイの同期の女の子
「いや、そうじゃないんだよな。私らが目指したいのは」
って言ってたからね。
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藤井聡太はもちろん大谷翔平も童顔だけど大人気で、一方キッシージュニアは同じ童顔でも「苦労してない顔」「年齢相応の深みがない」とフルボッコなので、まあ本当に男社会って「結果が全て」なんだろなと思って仕事頑張る気が湧いてきて身が引き締まる。