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高槻純といえば仮面ライダータイガ。様々な活躍をされている中、古くて申し訳ない。
タイガが登場した時、ライダー達に静かな衝撃が走ったことを記憶している。
東條の特徴的な雰囲気は台本になく、それは高槻純によるもの。
東條のセリフは爽やかに読んでも成立する。あの衝撃が伝わるだろうか。
27
リクエストがあったのでウルトラマンマックスの件。
宇宙工作員ケサム、菊地謙三郎。自身を敵役と認識していた為、他の役者との交流は無い。
銃を突き付けても怯まないミズキ隊員に「撃たれてもいいのか?」と、思ったのは、芝居だったのか素だったのか、今もわからない。
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突然ですが、好きな仮面ライダーシリーズを2~4文字程度で説明して下さい。
自分は三つです。
クウガ「復活」
アギト「革新」
龍騎「」
自分にとって龍騎は、色々ありすぎて思いつきませんでした…。
新しい仮面ライダーなども知れたら嬉しく思います。
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オルタナティブ・ゼロ、神保悟志も別格のひとりだった。
劇中のクールな雰囲気そのままなのにも関わらず、話しやすい人だったのは不思議だった。
結婚すると夫役、子供が生まれると父親役の仕事が来る、何だろうねこれ。
何気ない話は「実力があれば仕事は変わらずに来る」と力強く聞こえた。
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士郎の照明は特殊だった。至近距離で強烈な照明を当てすぎた為に髪から煙が出たこともある。伝説の名句「士郎が燃えている!」は助監督のセリフ。
その照明演出が無く、明確な姿を見せたのが海に立つシーン。
衣装が濡れることも気にせず、躊躇なく海に入ってきた優衣の行動に何か清々しさを感じた。
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劇中でも現実でも、二度と揃はずのない人達が集まりあの頃の空気が生まれた。
10月11日(水) 発売
仮面ライダー龍騎同窓会
最も心に残ったのは本人から発せられた優衣の誕生日だろうか。
最後かも知れない為、ご予約を。
00m.in/28dag
#龍騎同窓会 twitter.com/HKR20_official…
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その頃、東映撮影所では三人のライダーが戦っていた。戦うとは、人生を掛けて撮影に挑んでいるということ。
誇張ではなく、数秒のシーンが人生を変えてしまう可能性がある。皆、そのことを知っていた。
三人のライダーとは龍騎、ナイト、ゾルダのこと。
そして、そこに戦い慣れた男が参加してくる。
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何かの集まりで飲んだ後、アジト(自宅)に泊まらせて頂いたことがある。
翌日、萩野さんのTシャツをお借りして空手道場について行った。
2002年の夏、よく晴れた日だったと記憶している。
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リクエストがあったのでカブト出演の件。
長石監督に指名された時、その理由が思いあたらず間違いかと思った。
唯一思い出すのは龍騎時代にポツリと、君は絵を描くのかと声を掛けられたこと。
指名の理由は言葉になるようなものではなかったのだと思います。時々、故人となった長石監督を思います。
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誰も知らない記憶、というと変な話かも知れないが、しばらく誰も知らなかったことが印象に残っている。
1~2話の撮影は始まっていたが、主役の二人も知らないし、妹の顔も知らない。
この期間、他のライダー達はどのように過ごしていたのだろうかと、いまになって思う。
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涼平さんとは一緒に行動した記憶は多いが、エピソードになるようなものは少ない。
他のエピソードは、誰かの芝居を観に行った時、絶対に後ろの人に迷惑だろうということで、低姿勢で観劇したことくらいだろうか。
(小田井涼平188cm,菊地謙三郎183cm)
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イベントか何かで津田寛治×須賀貴匡で寸劇をすることになった時の空気は忘れられない。
役者達は皆、「なにぃっ、あの謎の別格、津田さんと寸劇っ…?!」といった雰囲気。津田&須賀は打ち合わせの段階で既に楽しそう。
あの温度差は漫画のように見えた。