本当に利益だけを求めて医療を提供するなら、こんな赤字かつ分娩件数が右肩下がりの将来性のない周産期医療なんて、撤退してもおかしくない状況です。 それでもなんとか地域の分娩が安全にできるように、医療施設側の努力でこれまでやってきました。
24時間365日安心安全に分娩ができる周産期医療を提供しろ、 物価は高騰しているけど分娩費用は値上げするな、 自宅近くでの分娩ができるように分娩件数は右肩下がりだけど産科は撤退するな、 これを今の日本でどうやって同時に実現するんですか?
もちろん、患者さんの分娩費用の負担を減らすことは賛成します。それも少子化対策の一つだと思ってます。 それと同時に、今現在で赤字で瀕死状態の周産期医療を何とか維持するためにも分娩費用の値上げも必要です。 万が一、将来少子化が改善しても産める病院がなくなってたら意味ないと思いませんか?
ずれた少子化対策しかしてこなかったから分娩件数が異常なスピードで減ってきているのに、 なんとか頑張って周産期医療を提供してきたこちらを悪者にして済まそうとしてる、国と自治体とそこらへんのエラい人見てますかー?
患者さんや首長の気持ちだけ書いて、肝心な待遇や診療体制は書いてないのよね・・ この手の「気持ちに訴えるだけ」の産婦人科医募集の自治体は何度も見てきたけど、 産婦人科医のやりがい搾取にしか見えないのよね。 twitter.com/mynavidoctor/s…
緊迫したオペ中にピリピリした前立ちの上司から 「だから、それママにかしてごらんって!!」 と言われてから、急に笑ってはいけない手術室24時になったのが先日のハイライトです。 (もちろん無事に終わりました。麻酔科の先生が膝から崩れ落ちてました。)
後輩のカイザー執刀の前立ち。 手つきがスムーズになってきて成長を感じたけど、 赤ちゃん出すときの掛け声が「やー!」なのはちょっと先輩気になっちゃうな。 日産婦でなんの影響うけてきたんだい? あと器械出しさん、合いの手で「パワー!」って言ったでしょ? お母さんめっちゃ笑ってましたよ。