護身術はもちろん、防犯ブザーでさえ練習なしでは使えません。いざという時に、頭で考えて動くことは絶対ムリ。反復運動で身についた動きしか出来ない。いきなり襲われたとき、誰にも起こる条件反射「恐怖」は、平常時は想像もつかない支配力で、頭を真っ白に掻き消します。 bhsc.or.jp/2020/08/22/buz…
2ヶ月くらい前に、「犯罪者は花を嫌う」というツイートに下の画像を貼ったところ、かなり「いいね」をいただいた事がありました。 「犯罪者も鬼だしね」というRTいただいたとき「その通り!」と思いつつ、接続詞の「も」が気にはなっていたんです。 昨夜ようやく理由が分かった。
逃げどころを理解してない人に「逃げてもいいんだよ」とだけ教えるのは、教える側の逃げだと思う。
いくら訓練してようが、正面からナイフと向き合うのは恐ろしい。なので警棒術では、相手の背後から打つ事もあります。 相手の死角は、フルスイングで武器を叩き落とせる絶好のチャンス。これを見逃す手はありません。 【第2回警棒術セミナー】については↓ t-d-design.com/pages/baton-cl…
ある誘拐犯が、ランドセルに防犯ブザーが付いていない子を選んだ、と供述した事がありました。 防犯ブザーは目立つようブラ下げる事で、犯罪の抑止が期待できます。 犯罪者は狡猾で陰湿。 ターゲットに「ならない・させない」ように、出来ることは確実におこないましょう! bhsc.or.jp/2021/04/14/chi…
お気付きの方もいると思いますが、新幹線の車内販売のお姉さんが、腰に催涙スプレーを提げてる事があります。もちろん車内の凶悪事件に備えてです。一方で車内を巡回する警備員は持っていません。警備業法で、警棒以外の携帯が禁止されてるからです。これも見直すべき法律の一つだと私は思う。
己と向き合わず、社会に八つ当たりする輩は、現れ続けるでしょう。しかし凶悪犯の心理を知っても、我々には何もできません。 犯罪者の性格と犯罪傾向は、血液型占いとおなじで「こじつけ」です。凶悪犯と普通の人には、共通点のほうが多いのです。つまり犯罪者を見抜くのは簡単ではありません。
多くの防犯ブザーが、コンパクト化のためにボタン電池を使っています。交換で古い電池を捨てるときは、イラストのようにテープで絶縁してください。電池同士の接触によりショートする ことがあり危険です❗️過去には、何度も破裂や発火の事例が報告されています。
パートナーの暴力に苦しんでいる方。 殴ったあと優しくするのは、彼の「優しさ」ではありませんよ「卑劣さ」です。 DVの常習者は、自ら恐怖を与えながら安心を餌に使います。 意識・無意識は知りませんが、抵抗する気力と考える力を奪い去り、人を操る恐ろしい手口です。
本来政治家の暗殺は簡単ではありません。仲間割れ、殺害予告、予行練習を通報されるなど、情報漏洩を防ぐのが、意外とむずかしいからです。 逆にいうと、緻密で慎重な単独犯に狙われた場合、最悪は犯行の直前まで前兆が察知できない。反射神経と観察力だけで防ぐのはとても難しい。
正当防衛の認定要件は、かなりのハードルです。 警棒はもちろん、素手の場合でも注意が必要。 過去には、武装した倉庫荒らしに対して警棒で応戦した警備員が、過剰防衛に問われたことがあります。 明らかに強盗の自業自得で、まったく同情の余地がありませんが、現行法では珍しいことではないんです。
ある小学生が、下校中に間違えて防犯ブザーを鳴らしたが、止め方が分からずに、泣きながら歩いて家まで帰ったそう。その間なんと約20分❗️声をかけた人は、1人もいませんでした… 犯罪性を感じなかったで、声を掛けなかったのかも知れません。しかし防犯ブザーの効果は、周りの大人の反応が頼みです。
行楽地など人の多い所ほど、誰も他人の子まで気にしてません。 しかし犯罪者は見ています。 例えば誘拐は、人の多い場所で獲物を物色し、人の切れ目で実行されます。 これは誘拐に限らず、犯行に共通したロジック。 周りに人が多い時こそ油断厳禁! 目撃者すらいなくても不思議ではありません。
私たちは、自分にコントロールできない危険(飛行機事故・核施設事故など)には、強い関心を示す。 一方でコントロールできる危険(喫煙・栄養過多・自動車事故など)については、はるかに危険であるにもかかわらず、平気で無視するのである。 【暴力を知らせる直感の力】より
たまに迷惑な人間に説教している人を見かけます。末長く付き合うつもりなら、それも良いでしょう。しかし近づかなければすむ相手に、道理を説くのは時間のムダ。こじれた挙句に逆恨みまで買います。迷惑な行為をする人間が、迷惑な考えを素直に改めた例を、私は見たことがありません。
子供に護身術まがいの指導をする、防犯教室があると聞いた事があります。警官が子供に転がされてみたりとか、中にはひどい茶番もあるとか…もしも事実なら、絶対やめるべきでしょうね。この世にプーさんみたいな熊も、子供に投げられる犯罪者も存在しないので。
「知らない人について行かないで」だと「知ってる人はOK」と勘違いします。子供の「知ってる人」は基準が広く、道で話しかけられた他人も、何度か会うと、知ってる人に昇格します。子供には親の知らない「知り合い」がいるものです。「相手が誰でも親の許可が無ければ」 と付け加えるしかありません。
犯罪者が好む場所は下の2つ。 ▶︎人が多く、獲物を選びやすい場所 ▶︎人が少なく、犯行を見られない場所 この矛盾した2つをクリアしてるのが、大型施設の公衆トイレです。とくに子供にとっては危険なスポット。 つい子供1人で行かせがちですが、小さいうちは必ず付いて行くことをおススメします。
子供に護身術まがいの指導をする防犯教室があると聞いた事があります。警官が子供に転がされてみたりなど、中には酷い茶番もあるとか…もしも事実なら、絶対やめるべきですね。 この世にはプーさんみたいな熊も、子供に投げ飛ばされる誘拐犯も存在しません。 bhsc.or.jp/2023/04/21/chi…
以前より護身には直感が大事と話しております。 直感とは、五感に引っかかった違和感です。 ○歩きスマホ=視力 ○ヘッドフォン=聴力 情報量が多いこの2つを遮断すると、異常に対する反応が、数秒も遅れることがあります。 もし通り魔に遭遇した場合、気付くのは刺された後という事になりかねません。
一般に警棒の指導では「安全な部位を狙いましょう」と教えます。 正直これは建前です。しかし責任を負えない以上、こう言わざるを得ないのです。 現実は、骨折した腕や足で、殴り追いかける者が珍しくありません。アドレナリンの力は凄まじいのです。 ↓警棒セミナー3/4〜 t-d-design.com/pages/baton-cl…
おはようございます! あいさつは、普通の人には好感を、やましい人間にはプレッシャーを与えます。 職質のような真似はトラブルになりかねませんが、挨拶なら文句のつけ様がありません。あいさつには、高い防犯効果があると断言してよいでしょう。
「女の恨みは恐ろしい」といいますが、恨みの恐ろしさに性別は関係ありませんね。家への投石・イタ電・怪文書など、謎のいやがらせを大量に受けていた男性を警護した際のはなし。 犯人は彼と同期の同僚でした。 その同僚は警護依頼のとき、同行までした親友でした… 憎しみの理由は劣等感と焦りです。
催涙スプレーに相手の突進を止める力はありません。言うなれば水鉄砲や霧吹きと同じなので当然です。 ○足をつかい距離をとる ○突進の軌道からそれる ○地形を利用する コレらの組合せで、はじめて身を守れます。 youtu.be/y1aN0_WOAgA
よく「無差別犯罪」という表現を聞きます。しかし考えなしに獲物を選ぶ犯罪者はいません。「誰でもよかった」と言いながら、襲いやすい相手を選んでいます。逆に言うと、襲いにくい人になれば、被害に遭いにくいのです。 通り魔的犯罪において、歩きスマホは隙だらけの「狙われやすい人」と言えます。