臨床医JW(@sensibleclinic1)さんの人気ツイート(古い順)

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「児童施設従事者の感染が判明したため関係者にPCRを行ったところ、10代以下の子ども44人を含む48人の感染が明らかに」 職員1人の感染確認時に、既に10代以下の子どもたちが44人も感染していた残念な事例です。 感染者は若年化しており、子どもたちへの検査の重要性が以前にも増して高まっています。 twitter.com/nhk_news/statu…
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あれだけのベッド数と設備のある選手村を用意しながらも実際に感染者数が増えてきた時の療養施設が確保されておらず、訪問診療体制が十分でない中で中等症の方でさえ自宅療養を余儀なくされるのであれば残念ながら見通しが甘かったと言わざるを得ませんので、今からでも対策の見直しを行うべきです。
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すでに呼吸困難や酸素投与の必要がある中等症の方がどうなったら入院や次の段階の治療が必要かを判断するのは往診医でも容易ではありませんので家庭内で家族が行うのは困難でしょうし、軽症であっても家庭内感染を防げる構造の家ばかりではありませんので、入院施設と共に療養施設を拡充すべきです。
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報道通りで、発熱外来では過去にないくらい感染者の方が増え続けてピークが見えません… ここで危機的状況を訴えてもこれ以上頑張れないくらい頑張っている方々の不安を煽るだけになってしまうように思えてきましたし、大きな権限をもつ方など一番状況をわかって欲しい方々に伝わらない事も残念です。
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コロナ病床を増やすためには多くのスタッフが必要ですが、特に看護師は接触するケアが多く本当に過酷です。 一方で直接関わらない部署でもコロナ診療に人員がまわることによって業務が急に増えていますので、もともと余裕をもって仕事ができていた状況ではなかっただけに疲労や精神的影響が心配です。
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民間PCRや市販検査キット陽性で受診される方もいらっしゃいますが、受診前にわざわざ自らのお金や時間を使って診断に大きな手掛かり(ほぼ答え)となる検査を受けてくださっている事に対して感謝しかなく、混雑時はなおさらです。 しいてあるとしたら最初から病院でも大丈夫です、ということのみです。
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感染判明したご両親より先に症状がでていたお子さんが、それより前に受診していても検査がなされていない事もあります。 小児の感染が増えていますが軽症小児に積極的に検査するという病院はまだまだ少ないので、現状の感染状況に即した積極的検査の指針を公的に勧めて欲しいと思います。
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熱があれば学校を休むとしても、コロナ未検査の場合いつまで休めば良いか明確ではありません。翌日平熱なら登校する事も多いと思いますが、そのような軽症状で終わるコロナもまれではありません。 子供たちに感染拡大する中、積極的検査も選択オンライン授業も進まない状況で安全が守れるか心配です。
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小学校の先生がコロナに感染したことを学校に報告せず、検査陽性から5日後に自ら出勤できると判断して授業をしてしまった報道がありましたが、「感染症はたとえ自分の体調が大丈夫でも周囲に感染を広げてしまう問題がある」という事を改めてみんなで共有していく必要があります。
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コロナ感染が検査で判明している方が、期間を守らず回復後すぐに出勤や登校をする事は、多くの方が問題視すると思います。 一方で感染していても検査を行わなければ出勤/登校がすぐできてしまいますが、こちらの問題は軽視されがちです。 軽症でも早期検査が必要と考えてきた理由の1つとなる問題です。
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隔離終了後も咳・息切れや味覚障害等が改善せず来院する方が増えていますが、不安も強く感じられとてもお気の毒です。 今でこそLong COVIDは一般的となりましたが、初期の頃検査も受けられずコロナと確定しない中、良く知られていない長期症状に苦しんだ方々は本当に不安だったことと改めて思います。
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すっかりコロナが収束したかのように錯覚するくらい落ち着いていますが、シンガポールなど他国の状況を見ると残念ながらそう簡単ではないように思います。 またいつ大きな波が来るかわかりませんので、延期している健診や定期検査などがある方は今のうちに受けて欲しいと思います。
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熱などの症状があって受診した方でも、「今コロナは流行していないのでたぶん違うでしょう」という判断で初診時に疑われず検査も行われていない事があります。落ち着いているのは事実ですが完全制圧できていませんしいつまた波が始まるかわかりませんので、油断せず常に念頭に置かなければと思います。
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ワクチン接種後に重篤な事態が発生してそれが後に副反応と確認される病態であっても、受診された方個々の事例だけで因果関係を証明する事は臨床現場ではほぼ不可能です。 因果関係が本当にわからないものを現時点で不明とするのは仕方ないとしても、否定できない重篤な状態は全て救済して欲しいです。
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「胃が痛いとばっかり思っていた」というのは後から膵臓や胆嚢などに病気が見つかった方からよく聞く言葉ですが、胃が痛いと感じるのに胃カメラで異常がない場合は、単に安心して終わるのではなく胃の周囲の臓器もしっかり調べてもらうことをお勧めします。
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自分の間違いを認めると信用をなくしてしまうように思ってしまいがちですが、実際は逆で、自分の間違いを認めて素直に訂正することのできる人の方が圧倒的に信頼できることに気づきます。
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一刻を争う吐血の方が来た際に「抗原検査キットで陰性だから内視鏡しても大丈夫です」ともし言われたとしても、実際にはコロナに感染しているという仮定で治療に臨むと思います。ただこれはPCRだとしても基本は同じで、精度が高いので陰性なら少し気が楽ではありますが、それでも油断はしていません。
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先ほどTVで103歳の方が戦争体験を語られていたのですが、話すと亡くなった仲間たちの顔を思い出すので100歳まで語る事ができなかったとおっしゃっていた事が、戦争の悲惨さを表しているように思えました。 「戦争は一番人が亡くなる」という言葉も胸に刻まなければいけないと思います。
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喉の痛みや微熱等のみで元気な方が「検査を受けると(陽性になると)〇〇できないから」と避けたくなる気持ちは良くわかります。しかし感染症は自分が大丈夫でも周囲への影響がありますので、検査で確認して対策をとる事は重要です。同時に検査を受けた方が極力不利益とならない配慮も必要だと思います。
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検査なしでコロナと風邪を正確に鑑別できないのは以前からですが、軽い咽頭痛だけなどで陽性になる方が今まで以上にいますので、ますます検査しないとわからないなと感じます。 検査の供給次第では判断が難しくなりますが、少なくとも「症状が軽いから風邪」と決めてしまう事は避けるべきと思います。
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「杉並区クリニック 院内PCRキットが底を尽き抗原キット仕入れのめどもたたず」 現場からずっと検査体制拡充が訴えられてきた理由は有症状者への検査供給不足も予想されていたからですが、検査が行きわたらない中小病院が増えれば高度機能をもつ大病院の負担も増してさらに医療ひっ迫が加速します。 twitter.com/nhk_news/statu…
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コロナに感染してしまい"ついに"と少しの"まさか"が混ざった気持ちでした。発熱外来等ではなく家庭内感染で一度家庭に入ると対策は難しいと改めて感じます。 幸い症状は軽く体の不安より働けない事が申し訳なく辛かったのですが、周りがみんな優しくて助けられましたのでしっかり働いて返したいです。
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対面授業や友達との関りなどから得られる恩恵は大きく、また両親が働いている家庭も多いため安易な全面休校は避けた方が良いと思いますが、今のような学校の流行状況では希望者へのオンライン授業をもっと容易にして欲しいと思います。子供の感染が増えれば勤務できない医療従事者も増えてしまいます。
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本当に幸いな事に私自身は周囲に感染を広げずすみました。家族が軽い症状の段階で検査を受けてくれて先にコロナと確定されたために濃厚接触と認定され強い対策がとれたからですが、家族に熱があっても確定診断されてなければ自分まで休むのは難しいので、やはり検査の敷居は低い方が良いと思います。
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「咳が治らなくて肺のあたりに違和感がある気がする」という訴えで来院された方が「逆流性食道炎」であったり、「胃が痛い」と来院された方が「膵癌」であったりすることが多々ありますので、患者さんの訴えは信じるとともに良い意味で疑ってあげることも重要と感じます。