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最近、救急は24時間不眠不休が当たり前の仕事になってしまいました。もしこれが一時的なものではなかったら、とても定年まで続けられる仕事ではありません。若手が後輩に『救急なんてやめておけ』と言っている姿を見てしまいました。これからは救急の時代と謳われた日々もいまは昔となったようです。
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すいません私の地域では、というかおそらく全国的に救急医療は限界です。『じゃあ救急車を呼ぶなというのか』というような0か100かの考え方をするのではなく、大人として、社会人として、どうかいま一度、救急車以外の方法を考えるか調べるかしてください。あなたの大切な人の万が一のためです。
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『救急車を呼んだ人のほうが救急隊員より元気そうだった』というような話。これは一昔前はブラックジョークでしたが、最近は結構現実になってきた感があります。
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救急車の緊急走行がはっきり言って遅い原因のひとつがこれです。救急車の接近に気が付かずに本当にノールックで横断歩道に突っ込んでくる歩きスマホのアホは論外として、救急車に道を譲るなら歩道上でビタ止まりして気がついてますよアピールをしてください。いち救急隊長からの真剣なお願いです。 twitter.com/spp_koutusoumu…
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身近で恐ろしい事態が起こっています。既に意識障害を起こしている熱中症(が疑われる)患者が、発熱を理由に収容を断られてしまうのです。交通事故で救急車が来るまで路上に倒れていたら平熱にはならないでしょうが、コロナが否定できないとして断られます。いま救急車で運ばれてはいけません。
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戦中世代の祖父母が家にいた私。ある日、食べ物でイタズラしたら問答無用で張り倒されて次の日の学校の給食まで食べ物にありつけなかったことがあります。躾とはこのように、ならぬものはならぬと魂に叩き込むことだと思います。しかし、そもそもいまの世代にはそうした躾は無理なのかもしれません。
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原因が過労ということになればそれは『過労運転』です。救急隊は市民からの救急要請を受けて出場しますが、出場の指令自体は消防本部の長からの命令という体になっています。東京消防庁の長、すなわち消防総監の責任が追及される事態となるか?私はそこに注目しています。
news.yahoo.co.jp/articles/3a93f…
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サイレンを鳴らして来ないで欲しいという通報と並び、最近たまにあるのは『防護服を着てこないで欲しい』です。このご時世、あなたが発熱していなかろうがPPEを着装せずに出場することはできません。近所の目を気にする余裕があるのなら別の手段をとることです。
news.yahoo.co.jp/articles/3d90f…
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@yasu_ko3 本当にまったくお金がない状態で病院にかかったとしても最終的には行政がなんとかしますので、急病やケガのみを想定しているのであれば現金はいらないかもしれません。
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マタ旅の途中で救急車を呼ぶ事態となったケースでは、私が関わってきた事案では一件の例外もなくドクターは半ギレで登場してきました。なかには開口一番『あなたバカじゃないの?』とはっきりと言われている妊婦さんもいました。私は、命を真剣に考えているが故の厳しい態度だと思っています。 twitter.com/MIKITO_777/sta…
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救急隊はこの10時間なにをやっているのかというと、病院に片っ端から電話をかけまくっているだけです。管内のすべての救急病院に受け入れを断られた場合は一旦不搬送にするなどの対策をしないと、別のところで救急車が来なかったがために死人が出ます。
news.yahoo.co.jp/articles/8931f…
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皆様の身近で朝から晩まで、というか朝から朝までずっと停まったまま動かない救急車がいたら、それは私の隊だったかもしれません。定期的にポンプ車が横付けしては物資を投下し、ゴミを回収して引き揚げていく…という材料がプラスされると、更に可能性は高まります。私は意外とあなたの身近に😇
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現在、発熱で救急車を呼んで運良く搬送先が見つかったとしても『検査の結果に関わらず必ず帰宅』『入院はできない』『独歩可能な人のみ可』『でも家族のお迎え必須』といった状況です。つまり発熱については、もはや救急車で病院に行く意味がありません。全国どこでも似たような状況だと思われます。
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たった一人の泥酔者のために、救急隊1隊(隊員3名)と警察官(大抵は2名)に救急病院の1人分のキャパという社会資源が浪費されます。危機に瀕し、無念の死を遂げた誰かが『いますぐ』欲しかったモノです。酒絡みで救急搬送されたことがある人は、一生恥じて暮らしてください。
news.yahoo.co.jp/articles/5965f…
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共通テストの週末です。消防にはこの時期になるとサイレンの吹鳴に配慮してほしいというお願いが届きますが、『配慮』するには社会の協力が不可欠です。つまり救急車を見たら車も歩行者もビタ止まりして動かない(=拡声器やモーターサイレンを使わせない)ことです。それが受験生への協力となります。
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@PYouske 仮にサイレンを鳴らすか鳴らさないか、どちらか選べるようにしたらどっちを選択する人が多いのかに実は興味があります。救急車のサイレンや赤灯は最近では公害扱いされていますが、いざ当事者になったら、どう考えてもサイレン有りを選ぶ人のほうが多いのではないでしょうか。
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『サイレンを鳴らさないで来て』は大抵の救急隊員をブチ切れさせる地雷フレーズです。私もそうでしたが、いまは平常心で聞き流すことができるようになりました。鳴らすなといわれても法律上無理ですし、そもそも救急車にサイレンを鳴らすなというような人とは根本的な価値観が違うと悟ったからです。
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最近は『119番が繋がらない』という前代未聞の事態が日常となりつつあるようです。救急車の平均現着時間などはもはや過去の指標となる日も近いでしょう。しかしこれこそが全件出場・完全無料という便利な救急システムの成れの果ての姿です。だからほかの国の運用方法は概ね逆になっているのでしょう。