名無しの救命士(@00I6XHLKZ5V1s0Y)さんの人気ツイート(リツイート順)

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病院で貰う『カロナール』と薬局に置いてある『セデス』『ノーシン』などは名前は違いますが主成分は同じです。先日、『カロナールアレルギー』の人がワクチンの副反応に備えて薬局でこれらを買って飲んでしまい、アナフィラキシーになった事案がありました。薬のアレルギーには細心の注意が必要です。
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飲酒絡みの人を診てくれる病院というのはいわゆる断らない病院であることが多いです。しかしいまはそうした病院には普通の傷病者が集中してしまっており、すでにキャパオーバーです。すなわち、いま泥酔者を診てくれる病院などありません。救急隊と心中したくなければハメを外しすぎないことです。
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『医療は社会の敵』みたいなハッシュタグを攻撃側で使っている人、おでこにマジックでそのハッシュタグ書いておいていただけませんか?救急隊長として、そんな危険思想の持ち主をいつもお世話になっている病院に運び込むことはできません。
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@MRmedicalCNSRA 密着番組を作ってくれるだけでもいいと思うんですよね。それも100件に1回もないようなカッコよく救急救命する事案ではなく、緊急性の低い事案にクローズアップして。救急車の実態を知ってもらうためにはそのほうがリアルです。
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基本的にどこの本部でも、119番通報が繋がってからの第一声は『火事ですか、救急ですか』です。現在、全国の消防本部で119番通報が繋がらない事態となっていますが、これは自分の家が火事になって燃えていても119番通報が繋がらないということです。間違いなく歴史的な異常事態だと思います。
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発熱で救急車を呼び、いつまで経っても病院が決まらないことにしびれを切らし、自ら救急車を降りて帰っていった傷病者が一言。『酷いですね。ガチでヤバい病気だったら死にますね』。いやガチでヤバくないなら救急車を呼んじゃいけませんよ、と説教する元気もなく、黙って見送るしかありませんでした。
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ある明けの日の最後の事案。病院待機中に助手席で白い灰になって燃え尽きていると、窓を叩くのは見知らぬお爺さん。『こういうのでもいいかね?』と窓越しに渡してくれたのはカロリー●イトの段ボール。うちの救急車に常備され、携行食として日々順調に消費されています。ありがとうございます🙏
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先日、『昨日まで熱があったけど寝たら治ったから飲みに行こう』という驚愕の誘いを受けました。消防署はどこもギリギリの人数で回っています。10人、20人と感染者が出た日には、残った人員に非人間的な勤務サイクルを強制することになります。市民との認識の差は今後どんどん広がっていくでしょう。
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消防署には震災などで市民に配布するための非常食が備蓄されています。だいぶ味もマシになったとはいえ、当たり前ながらどれも添加物たっぷりです。さらに、そんな事態ではこっちも家庭を放り出して市民に対応することになります。そこで『添加物が…』などといわれたら、私は家に帰るかもしれません。
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受診する必要性までは否定しないものの『救急車ではないだろう』という事案が年を追うごとにどんどん増えている印象があります。発熱、下痢、嘔吐などで救急車を呼ぶことは、もはや当たり前の世の中なってしまいました。いったい救急車をどれだけ増やせば足りるのでしょうか。 news.yahoo.co.jp/articles/29f33…
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魔のお盆が目前に迫っています。医療従事者も家に帰れば誰かの家族ですから、盆は盆。週末の医療機関は普段どおりの最低限の態勢になると思われます。逆に救急外来や発熱外来を増強する病院もあるとは思いますが、決してそれが当たり前だと思わないことです。そこにはお盆を返上した誰かがいるのです。
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第7波最盛期の先月、私は今度こそこの国の救急医療は終わりだと思いました。しかし、またしてもなんとか現場が綱渡りをして持ち堪えているうちに奇跡的に波が収まって『しまいました』。従って、第8波もこれまでと同じことの繰り返しになることはいまから確定しています。 news.yahoo.co.jp/articles/a4483…
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第6波までは現場が非人間的な激務に耐え、たまたま医療体制が崩壊しきる前に波が収まったので結果的になんとかなりました。しかし今回は違います。現場にも感染が広がり、現場から人がどんどんいなくなっています。これがいつまで続くのかという厭戦ムードも感じます。果たして耐え切れるでしょうか。
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私は救急がいまの状態になってからというもの、急アルは1人も搬送していません。いまは心筋梗塞でも病院が決まらない世の中ですと言って警察に保護してもらっています。保護室の中で死んだ人もいるかもしれませんが、それはもはや寿命だと思ってもらうしかありません。批判は慎んでお受けします。
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救急は昔から『カップラーメンは持ってくるな』と言われるような仕事です。お湯を入れて出来上がって食べ終わるまでの10分足らずの時間も署で座っていられないからです。いまは更に酷く、そもそも署に帰れません。理解もなにも、救急隊にメシを食うなというのでしょうか。 news.tv-asahi.co.jp/news_society/a…
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救急隊が自己判断で患者に自宅療養を続けろと指示することなどあり得ません。勝手な想像ですが、なんらかの経緯で不搬送が決まったときに『お大事にしてください』という意味で発言したのではないでしょうか。それをいいように切り取られてニュースにされた印象を受けます。 news.yahoo.co.jp/articles/50a78…
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リアルではしばらく会っていない友人と電話で話をしました。私が『コロナが落ち着いたら、まぁ今年こそ忘年会くらいはできるといいな』と言ったところ、『えっ、もう落ち着いてるでしょ??結構亡くなってる人はいるみたいだけど…』と言われました。ザ・世間と前線の認識のギャップです。
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現在、周産期の初診の発熱患者を時間外にとってくれる救急病院はおそらく国内に存在しません。いま妊娠中の方は万が一発熱した場合のことを事前にシミュレーションし、少なくとも発熱した場合の対処を担当医に聞いておきましょう。いざ発熱してから慌てても遅いのです。 news.yahoo.co.jp/articles/ea5bd…
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@cobuta_yaku 面白いことに、救急車の3倍くらい喧しいポンプ車のモーターサイレンに苦情が寄せられることはほとんどないんです。頻度の問題と、同じように消防署から出場していてもポンプ隊と救急隊では緊急性・非日常性の認識に雲泥の差があることを表していると思われます。
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激しい胸痛を訴え道端で行動不能となった傷病者。目撃者が119番するもまったく繋がらないらしい様子を見て、車でも10分以上かかる距離を走り消防署に直接通報しにきた若者がいました。今年の夏に実際にあった話です。救急車を呼ぶ前に一瞬でもこの話を思い出していただければ、彼の勇気が報われます。
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救急車のサイレンの公害化は基本的には市民側に原因があります。いまや(道交法上は緊急車両より優先されるとはいえ)救急車の前を横切る歩行者や避譲義務違反の車だらけであり、モーターサイレン+電子サイレン+拡声器をフル活用しなければ危なくて緊急走行などできません。 news.yahoo.co.jp/articles/e1263…
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腹の虫が治らないので連投します。他人の助けが必要な緊急事態なのにお客様扱いされないと気が済まない人は、相応のお金を払って民間のサービスを利用してください。世の中の大抵のことには専門業者があります。山岳救助も民間の業者が存在し、ヘリまで飛ばしてくれます。 j-cast.com/2017/08/293070…
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特に増えてはいないと思います。こんなことは昔からザラにありました。ただ昔やっていたような、ちょっとここには書けないような現場対応ができない世の中であるため、救急隊としてもやむを得ず正攻法で対応するしかないから『目立ってきた』だけです。 news.yahoo.co.jp/articles/50a3a…
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公務員の行動には法的根拠が必要です。いくら人命のためと称しても、ルール違反である以上は懲戒処分はやむを得ません。それに消防の救命士には妙な勘違いをしている人間がたまにいるのも事実です。このくらい杓子定規にルールで縛らなければ、恐らく大事故が起こります。 news.yahoo.co.jp/articles/23116…
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忘れられないように定期的に書こうと思いますが、いまでも発熱、ましてや新型コロナ陽性の人がいつでも気軽に病院にかかれる体制にはなっていませんし、年末からの異常なベッド不足はバリバリ継続中です。つまり自分が感染して家族にうつしたりしたら大変なことになります。ウカれるのもほどほどに。