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原因が過労ということになればそれは『過労運転』です。救急隊は市民からの救急要請を受けて出場しますが、出場の指令自体は消防本部の長からの命令という体になっています。東京消防庁の長、すなわち消防総監の責任が追及される事態となるか?私はそこに注目しています。
news.yahoo.co.jp/articles/3a93f…
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戦中世代の祖父母が家にいた私。ある日、食べ物でイタズラしたら問答無用で張り倒されて次の日の学校の給食まで食べ物にありつけなかったことがあります。躾とはこのように、ならぬものはならぬと魂に叩き込むことだと思います。しかし、そもそもいまの世代にはそうした躾は無理なのかもしれません。
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第6波までは現場が非人間的な激務に耐え、たまたま医療体制が崩壊しきる前に波が収まったので結果的になんとかなりました。しかし今回は違います。現場にも感染が広がり、現場から人がどんどんいなくなっています。これがいつまで続くのかという厭戦ムードも感じます。果たして耐え切れるでしょうか。
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公務員の行動には法的根拠が必要です。いくら人命のためと称しても、ルール違反である以上は懲戒処分はやむを得ません。それに消防の救命士には妙な勘違いをしている人間がたまにいるのも事実です。このくらい杓子定規にルールで縛らなければ、恐らく大事故が起こります。
news.yahoo.co.jp/articles/23116…
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たった一人の泥酔者のために、救急隊1隊(隊員3名)と警察官(大抵は2名)に救急病院の1人分のキャパという社会資源が浪費されます。危機に瀕し、無念の死を遂げた誰かが『いますぐ』欲しかったモノです。酒絡みで救急搬送されたことがある人は、一生恥じて暮らしてください。
news.yahoo.co.jp/articles/5965f…
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救急隊はこの10時間なにをやっているのかというと、病院に片っ端から電話をかけまくっているだけです。管内のすべての救急病院に受け入れを断られた場合は一旦不搬送にするなどの対策をしないと、別のところで救急車が来なかったがために死人が出ます。
news.yahoo.co.jp/articles/8931f…
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特に増えてはいないと思います。こんなことは昔からザラにありました。ただ昔やっていたような、ちょっとここには書けないような現場対応ができない世の中であるため、救急隊としてもやむを得ず正攻法で対応するしかないから『目立ってきた』だけです。
news.yahoo.co.jp/articles/50a3a…
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サイレンを鳴らして来ないで欲しいという通報と並び、最近たまにあるのは『防護服を着てこないで欲しい』です。このご時世、あなたが発熱していなかろうがPPEを着装せずに出場することはできません。近所の目を気にする余裕があるのなら別の手段をとることです。
news.yahoo.co.jp/articles/3d90f…
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マタ旅の途中で救急車を呼ぶ事態となったケースでは、私が関わってきた事案では一件の例外もなくドクターは半ギレで登場してきました。なかには開口一番『あなたバカじゃないの?』とはっきりと言われている妊婦さんもいました。私は、命を真剣に考えているが故の厳しい態度だと思っています。 twitter.com/MIKITO_777/sta…
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現在、発熱で救急車を呼んで運良く搬送先が見つかったとしても『検査の結果に関わらず必ず帰宅』『入院はできない』『独歩可能な人のみ可』『でも家族のお迎え必須』といった状況です。つまり発熱については、もはや救急車で病院に行く意味がありません。全国どこでも似たような状況だと思われます。
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腹の虫が治らないので連投します。他人の助けが必要な緊急事態なのにお客様扱いされないと気が済まない人は、相応のお金を払って民間のサービスを利用してください。世の中の大抵のことには専門業者があります。山岳救助も民間の業者が存在し、ヘリまで飛ばしてくれます。
j-cast.com/2017/08/293070…
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共通テストの週末です。消防にはこの時期になるとサイレンの吹鳴に配慮してほしいというお願いが届きますが、『配慮』するには社会の協力が不可欠です。つまり救急車を見たら車も歩行者もビタ止まりして動かない(=拡声器やモーターサイレンを使わせない)ことです。それが受験生への協力となります。
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救急車のサイレンの公害化は基本的には市民側に原因があります。いまや(道交法上は緊急車両より優先されるとはいえ)救急車の前を横切る歩行者や避譲義務違反の車だらけであり、モーターサイレン+電子サイレン+拡声器をフル活用しなければ危なくて緊急走行などできません。
news.yahoo.co.jp/articles/e1263…
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最近は『119番が繋がらない』という前代未聞の事態が日常となりつつあるようです。救急車の平均現着時間などはもはや過去の指標となる日も近いでしょう。しかしこれこそが全件出場・完全無料という便利な救急システムの成れの果ての姿です。だからほかの国の運用方法は概ね逆になっているのでしょう。
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救急車の緊急走行がはっきり言って遅い原因のひとつがこれです。救急車の接近に気が付かずに本当にノールックで横断歩道に突っ込んでくる歩きスマホのアホは論外として、救急車に道を譲るなら歩道上でビタ止まりして気がついてますよアピールをしてください。いち救急隊長からの真剣なお願いです。 twitter.com/spp_koutusoumu…
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忘れられないように定期的に書こうと思いますが、いまでも発熱、ましてや新型コロナ陽性の人がいつでも気軽に病院にかかれる体制にはなっていませんし、年末からの異常なベッド不足はバリバリ継続中です。つまり自分が感染して家族にうつしたりしたら大変なことになります。ウカれるのもほどほどに。
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現在、周産期の初診の発熱患者を時間外にとってくれる救急病院はおそらく国内に存在しません。いま妊娠中の方は万が一発熱した場合のことを事前にシミュレーションし、少なくとも発熱した場合の対処を担当医に聞いておきましょう。いざ発熱してから慌てても遅いのです。
news.yahoo.co.jp/articles/ea5bd…
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身近で恐ろしい事態が起こっています。既に意識障害を起こしている熱中症(が疑われる)患者が、発熱を理由に収容を断られてしまうのです。交通事故で救急車が来るまで路上に倒れていたら平熱にはならないでしょうが、コロナが否定できないとして断られます。いま救急車で運ばれてはいけません。