301
これは個人的体験だけど。私は醸造アルコール入りの日本酒が苦手。口では美味しいな、と思うけど、胃に落ちた時にドスンとくる。この感覚がある時はお猪口二杯で悪酔いする。ラベルを見ると「醸造アルコール」が原料に。不思議なほど見破れる。
302
イオン交換水もそこそこピュアな水。活性炭フィルターも通してるから、ゴミはほとんど取れてる。それでも蒸留水と比べると何か違うらしい。あまりに微量な成分過ぎると思われたし、研究の本筋じゃないから調べなかったけど、微生物はほんの少しの違いにも敏感に反応するんだな、と思った。
303
私の実験。ある酵素を作る微生物の研究をしていて、微生物の大量培養を行っていた。
「蒸留水は電気代かかかるからイオン交換水で我慢してくれ」と言われ、培養液の水をイオン交換水に切り替えた。そしたら微生物が酵素を作らない!これでは意味がない!
蒸留水に戻した。
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「同じ化学物質で安価なものに切り替えました」という返事。純度も申し分なく、化学物質だから全く同じもののはずだという。しかし洗剤メーカーの方は「金がかかっても構わないから、元の原料メーカーのところから仕入れてくれ」と依頼。
すると洗浄力が戻ったという。
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体操服の頑固な汚れを落とす特殊な洗剤を売ってるメーカーの方から聞いた話。ある時から、顧客が「汚れ落ちない」と苦情が相次ぐように。製造プロセスや製法などを全部チェックしたが原因が見つからない。疑うのは原料しかない。そこで原料を提供してる会社に電話してみた。すると。
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そして騙されたと思った。チョコラBBなら一回1錠なのに2錠飲めと。倍。これじゃ増量の意味がない。何より効かない!噛んだところが口内炎になる!意味ない!
確かに成分表見ると一緒なのに効果がない。成分同じでも効くとは限らないんだなあ、と思った。
以来、プライベートブランドの薬は買わない。
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私は頬を噛んだ跡が必ず口内炎に。チョコラBBを教えてもらい、飲むようにしたら、口内炎で悩まされることがなくなった。
チョコラBBが切れたので薬局に買いに行くとプライベートブランドを勧められた。「成分同じ!量もたっぷり!」騙されたと思って買ってみた。
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教える側は教わる側より常に優れていなければならない、という思い込みは結構強いように思う。知識がなければ教えられないし、正しく導けない、と。
しかしその考え方だと「劣化コピー」しか生み出せないことになる。すべてを教えることは不可能だし、勘違いも起こりうるから。
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近代史を見渡すと、結局のところ、「分配」が機能する政治思想が支配的になっている気がする。
第二次大戦前の欧米は民主主義でもあったが、それ以上に自由主義でもあった。お金持ちはますます金持ちに、貧困層は生きるギリギリの生活に。そんなとき、共産主義は生まれた。
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お風呂にしばらく浸かっていると、体毛に微細な気泡がたまる。その不思議について息子(小4)と語り合いながら観察していたところ、靴下をはいていた部分に特に気泡が多い事を発見。靴下の線でくっきり境界線。なんでだろう?
いつかこの不思議の理由がわかると面白いな。
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YouMeさんの言う育児方針、私も同感。「楽しんで生きてほしい」。端的で、すべてを言い尽くしているように思う。
「楽しむ」という言葉を「嫌なことから逃げる」という意味に解釈する人が少なくない様子。「苦しいことから逃げない試練も必要なのではないでしょうか」と相談受けることも。
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せめてそういう省略言葉やカタカナ語は、吹き出しに「こういうこと」って書いておこうよ。ちなみに、辞書的な説明書いてもわからんからね。そこで何を書いてほしいのかを説明してもらわんと。
そういう書類が増えてきた。その分、時間取られる。やーめーて!
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最近は秘密保持契約もエムなんちゃらって言うし。わからんっちゅうに。一昔前もカタカナ言葉は意味わからんから簡単な日本語で表現しよやないか、という話あったやん。もう忘れたんかいな。日本語やったらなんとのう意味わかるけど、ローマ字だけやったらよけい意味不明。
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「KPIを書け」という指示が来た。KPIって何ですか?と聞いたら事務担当者「え?篠原さんの方が専門なんじゃ…」
二人で調べたら、どうやらその年度までに達成する目標のことらしい。だったら「達成目標」でええやんか。意味わからんよ。最近、また意味不明の言葉増えてきたよ。日本語で書けよ。
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インフルエンザと一緒にしたがる人は一つ大事なことをご存知ないか、無視してるようです。現場の医師によると、他の重症患者にインフルエンザがうつらないようにすることは比較的容易なのだそうです。しかし新型コロナは防ぐのが容易ではなく、インフルエンザとは比べ物にならないそうです。 twitter.com/manon_choco/st…
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まとめました。
官邸主導の弊害|shinshinohara #note note.com/shinshinohara/…
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日本の税金を投入し、最も優秀な学業成績を修めたものが、日本のために働くのではなく、外資系で働く。これが、官僚システムを破壊した代償だった。
東大卒が日本のために働きたくなくなる、という奇妙な構造になっている。これは早く是正しないと、日本の国家としての機能はますます弱体化する。
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だから私はツイッターやってるようなところがある。世論を動かすには、多くの人の心を動かすことが必要。それには、すでに多くの人の心のなかに存在するものと共振、共鳴させる言葉を紡ぐことが大切。
国を動かすには世論を動かし、その結果、政治家を動かす。これが一番の早道のように思う。
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政治家が動かなくちゃ国は動かない。ところが政治家は聞く耳を持たない。となると、どこを突けばよいか?
私の考えでは、世論ということになる。
世論が動けば、政治家は票になると考えて、その政策を採用する。ならば、世論を動かすことが国を動かす最大の力となる。
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そして、政治家はお気に入りの人間からしか意見を聞かないものだから、現場で起きてることを政治家の耳に届けようとしても馬耳東風。そんなシステムになってしまっている。いまや省庁に陳情に行っても取り上げてもらえるとは考えない方がよい。一応、首相が変わって風向きは変化してるのだけど。
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官邸主導ということで政治家が政策を決定するようになっている。このため政治家が気に入らなければ官僚の提案はまるで無視されるようになった。他方、政治家の思いつきのアイデアが政策になり、それがあまりに粗雑で問題含みでも、官僚は怖くて忠告できなくなった(忠告した者は飛ばされた)。
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ある人と喋っていて「農林水産省西動かせば国が動くと思ったが駄目だった」という話があった。二昔ほど前だったら農林水産省を動かせば国を動かせたかもしれない。しかし今は無理。官僚の練り上げた政策を政治家が取り上げることがほぼなくなってしまったから。
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この記事では日本人が米を食べなくなっているから小麦を育てればいい、という内容になっている。商売を考えれば非常に妥当な判断ではあるが、食料安全保障と農業現場の事を考えると、そうたやすい話ではない。 nikkei.com/article/DGXZQO…
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イザベラ・バード著「日本奥地紀行」の有名な、日本の子供好きについての記述。p.131より抜粋。次のツイートから。