Taku Kazamaki(@kazacky)さんの人気ツイート(新しい順)

1
もういい加減、所得「制限」ではなく所得「差別」と敢えてレッテルを貼ってでもこの制度は悪とアピールしたい。 子育てに関する支援や控除もそうだけど、「皆にお金あげるけど稼いでる奴は無しな、自分で払え」というのが差別でなくて何なんだ。 それとも何か? 働いたら罰金ということか? twitter.com/hahihiphga/sta…
2
外科学会の全員懇親会問題。私はあの場にはいませんでしたが、正直あれを批判するのは無理筋だと思います。 政府が全ての人にマスクを推奨しているのは ・医療機関や福祉施設内 ・混雑する公共交通機関 のみです。学会会場はどちらにも当てはまらない。 それでも駄目というなら根拠を示さなければ。
3
横浜で当直していると東京都の多摩地区や埼玉から救急搬送要請が来る、それが今の救急医療態勢の現実です。 現場からは以上です。
4
計算すればわかりますが、PaCO2=43.8mmHg, PaO2=95.3mmHgになります。基準値範囲内。 しかもこれは一回換気量が変わらない前提なので、死腔容積の増加に応じて換気量が増えればそもそも変化しません。 もちろん理屈上ではありますが、少なくとも酸欠にはならないよ、ということで。
5
マスク酸欠が云々……とか見るけどさぁ。 こちとらコロナ前からオペ中はずっとサージカルマスク着けてるし、何ならCOVID合併患者の手術ならN95つけて手術してるけど、酸欠になんてなってないっちゅーに。 多少死腔容積が増えてPaCO2は上がるかもしらんけど。呼吸生理学を勉強しましょう。
6
なんか「ノーマスクでの分娩入院を断られた!応召義務違反だ!」というツイ&リプがそこそこ伸びてるのを見ました。 病院のルールを捻じ曲げて職員や他の患者さんをリスクにさらす患者の個人的希望を優先させることを応召義務とは言いません。
7
当院看護部の取り組み、控え目に言って最高過ぎでは。
8
@ilove_tasavalta 結石表面の電子顕微鏡写真です。 この突起一つ一つが尿管の粘膜を傷つけるかと思うと😱
9
夜からの当直を前に自民党本部へ記帳献花に来ました。周囲の道には花を抱えた人達の長蛇の列。20代〜30代くらいの若い人も大勢います。 マスコミは批判ばかりしていましたが、その陰で多くの国民が安倍元総理の実績を理解し、人柄を愛し尊敬していたことをこれ程如実に示す光景は無いでしょう。
10
後から「こうすべきだった」「あれはすべきではなかった」などと批判されるのではないか,訴えられるのではないか…… と恐れるよりも,自分を信じ,自分の出来る範囲で動いて頂ければと思います。 外傷で命を失う人を一人でも減らせるよう,心の片隅に記憶していただければ幸いです。終/🧵
11
四肢からの出血の場合に,胴体に近い方を布などで縛る,という方法を聞いた方も多いでしょう。しかし現在これは推奨されていません。多くの場合動脈を遮断できるほどに縛ることが難しく,むしろ出血を助長してしまうからです。 しかしもし専用の止血帯があるならば効果的であり使用すべきです。12/🧵
12
四肢以外(頸部,体幹,そけい部など)からの出血で圧迫のみでは止まらない場合,清潔な布を詰め込んで圧迫するという方法もあります。 本来であれば止血用ガーゼを詰めるのですが,すぐ手に入りづらいため通常のガーゼや清潔な布でも良いとされています。傷の奥から積み重ねるように詰めます。13/🧵
13
米国では銃撃事件などの多発を受け,"STOP THE BLEED"(血を止めろ!)という一般市民向けの止血教育プログラムが開発され,普及が進められています。 まず行うべきは手による直接圧迫です。可能な限り手袋をしましょう。次に清潔な布などをあてがってさらに手(できれば両手)で圧迫します。11/🧵
14
つまり少なくとも,外傷患者でもAEDが有用な場面はあり得るのです。実際,病院到着後も重症外傷の経過中に心室細動を起こすことはよく経験されます。 一方,AEDを装着することのデメリットは通電に伴う危険と解析に伴うCPRの中断程度です。 総じて見ればAEDを装着を妨げる根拠はないでしょう。9/🧵
15
外傷患者に対するAED使用について2013年のResuscitation誌に台湾での後方視的研究が発表されていますが,この研究ではAED使用の有無で自己心拍再開率に有意差は無かったため「有用でない」という結果になっています。 しかし実は装着群の7.5%ではAEDが作動しています。8/🧵 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23063545/
16
③ AEDもあれば装着すべき 多くの場所でAEDを見かけるようになり,心停止後の使用率もようやく5%を超えました。(コロナ禍で低下しましたが…)心肺停止=AEDという認識は一般の方にも広まりつつあります。 しかしAEDが有効なのは心室細動などの心原性心停止です。外傷にも有用なのでしょうか?7/🧵
17
したがって現在のところ外傷患者であっても心停止の際には胸骨圧迫を行うことが推奨されています。 外傷対応の世界標準であるアメリカのATLSでも「外傷性の心停止には直ちに閉胸式のCPR(=胸骨圧迫)を行え」と記載されています。 ただし出血がある場合にはそれに対する処置が必要です(後述)6/🧵
18
残念ながらこれらの懸念に答える質の高いエビデンスは無いのが現状です。 2019年のResuscitation誌に豚での実験で胸骨圧迫が自己心拍再開率を 低 下 させたという報告がありますが,少数の動物実験例であり結果を即座に実際の臨床現場に応用できるものではありません。5/🧵 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31077754/
19
② 胸骨圧迫(心臓マッサージ)はやってよい 心停止患者に胸骨圧迫をすることは常識となりつつありますが,外傷による心停止の場合, ・胸骨圧迫で損傷や出血を悪化させるのではないか? ・そもそも循環する血液が無いので意味が無いのではないか? という大きく2つの懸念が生じ得ます。4/🧵
20
① 最優先は自分の安全 外傷患者が発生する現場には今回のような襲撃やテロはもちろん,自然災害でも危険が残存している可能性があります。助けに行って二次災害で自分も傷病者になったのでは元も子もありません。 安全確保はSelf(自分),Scene(現場),Survivor(傷病者)の順で行います。2/🧵
21
日本でもアメリカで起きているようなmass shooting(無差別銃撃)は最早他人事ではないかもしれません。 そうした現場に遭遇した場合の順番はRun(逃げろ),Hide(隠れろ),Fight(闘え)です。スマホで写真を撮っている場合ではありません。3/🧵 youtu.be/TeOdxKozra0 @YouTube
22
疑問に思っている方も多いようなので,病院外での外傷による心停止への対応方法をまとめてみます。ポイントは ・最優先は自分の安全 ・胸骨圧迫(心臓マッサージ)はやってよい ・AEDもあれば装着すべき ・外出血を見つけたら清潔な布で圧迫を! です。 続きます。1/🧵
23
@PedroDeLaMasa 全血でも成分でも、最終的に医療機関へ届く製剤は原則同じです。成分より全血、200より400の方がお一人の献血からより多くの製剤を作れるので感染症のリスクを低くできるメリットがあり、可能なら全血400が理想です。 ただ身体への負担も上がるので、最終的にはご自分の体調と相談なさって下されば。
24
@haruxpapa ものすごーく大変です。 文字通り都道府県じゅうの輸血をかき集めても足りず、近隣県から緊急搬送して貰うこともあります。輸血バッグには必ず採血した都道府県名が記載されているのですが、私の経験では横浜にある当院へ東京や埼玉、千葉から来たこともあります。
25
当院の外傷データベースから過去5年間のデータを確認してみました。 受傷から24時間以内の総輸血量100単位以上が23例 最多の症例は392単位 生存退院された中での最多は152単位 病院前CPAで運ばれ、150単位の輸血を投与されて生存退院された方もいました。 これが外傷診療の“リアル”です。