Taku Kazamaki(@kazacky)さんの人気ツイート(いいね順)

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助かる見込みの無い心損傷に輸血100単位はナンセンスだ、VIPだからだろう、というツイを見た。これぞ「後からなら何とでも言える」の極致。 あなたが知らないだけで、100単位を超える輸血を使いながら心大血管損傷と必死に戦う現場は確実に存在している。そして患者は無名の市民達だ。
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新型コロナ疑いの患者さんが日増しに増えてきていることもあり、水曜日から家族とは離れて生活することになりました。寂しいですが、家族を守る方が優先です。 医療現場の人間も、様々な困難を抱えながら奮闘しています。どうか市井の皆さんも、政府や自治体からの要請に出来る限り協力して下さい‼
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岩田教授のやり方が受け容れられなかったのは日本の組織構造が悪いのだ、欧米でなら受け容れられた!という論調に反論。 高山先生が発表された内容が正しければ、岩田教授のやり方は世界のどこであってもまず許されません。 理由は簡単、災害現場で最も重要な指揮命令系統の確立に反したからです。続
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当院の外傷データベースから過去5年間のデータを確認してみました。 受傷から24時間以内の総輸血量100単位以上が23例 最多の症例は392単位 生存退院された中での最多は152単位 病院前CPAで運ばれ、150単位の輸血を投与されて生存退院された方もいました。 これが外傷診療の“リアル”です。
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朝起きたら大変多くの方に見て頂いていて驚きました。 もし何か感じられたのであれば、是非次の休みに献血へ赴かれて下さい。体調でそれが叶わなければ、周囲の方と話題になさって下さい。 イザという時我々医師が頼みにする輸血は、皆さんの善意によってしか作れません。 jrc.or.jp/about/search/b…
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したがって岩田教授がやった「いきなり来た部外者が、指揮命令系統を無視して勝手に末端の活動に介入する」なんてことは、世界のどこであろうと許されるわけがありません。 岩田教授が本当に現場を変えたかったなら、まずしかるべき命令権限を持つ現場上層部と信頼関係を構築し、協議すべきでした。続
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なんか「ノーマスクでの分娩入院を断られた!応召義務違反だ!」というツイ&リプがそこそこ伸びてるのを見ました。 病院のルールを捻じ曲げて職員や他の患者さんをリスクにさらす患者の個人的希望を優先させることを応召義務とは言いません。
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疑問に思っている方も多いようなので,病院外での外傷による心停止への対応方法をまとめてみます。ポイントは ・最優先は自分の安全 ・胸骨圧迫(心臓マッサージ)はやってよい ・AEDもあれば装着すべき ・外出血を見つけたら清潔な布で圧迫を! です。 続きます。1/🧵
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それを無視して勝手に行動したのであれば、現場の安全を脅かす存在に過ぎず、下船を命令されても当然です。
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それらが一つの現場で勝手気ままに活動を行っていては現場は大混乱に陥ります。不確定な要素が多く、突発的事象も起こり得る災害現場において、混乱は危険と同義です。 そのため、災害現場でまず一番にすべきこと、常に最優先にすべきことは「指揮命令系統の確立 Command & Control」なのです。続
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指揮命令系統の確立は安全の確保よりも優先されます。なぜなら、指揮命令系統が蔑ろにされれば安全確保が出来ないからです。 災害領域の世界的な合言葉にCSCATTTというものがあります。現場での優先順位を頭文字で示したものですが、最初のC=Command & Controlは2つめのSafetyより先にきています。続
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災害現場の定義は「突発的な事象に対処するための各種資源の需要が、その供給が大幅に上回る状況」です。その定義からすると、今回のDP船内は間違いなく災害現場でした。 災害現場では、今回のように様々な機関が入り乱れて活動を行います。警察、消防、自衛隊、行政組織などなど…… 続
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なお彼が上層部に進言しようとしたことを動画内で主張されていますが、それが受け容れられなかった理由はわかりません。言い方が悪かったのか、非現実的だったのか、はたまた個人的な因縁があったのか…… そこは検証されるべきでしょう。しかし、受け容れられないなら潔く下船すべきでした。続
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皆様からの温かい応援の返信、本当に痛み入ります。 一つ一つコメントをしきれないこと、ご容赦頂ければと思います。目を通しては目頭が熱くなっています。 全国で多くの医療従事者が今も戦っています。是非、身近な医療従事者へもエールを送って頂けたらこんなに嬉しいことはありません。
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医者のサンダル問題が喧しいですが、そんな時代に私は声を大にして言いたい! ワークマンに行ってファイングリップシューズ(税込\1,900)を買ってくるのです! 血に塗れても滑らない、汚れてもショードックでひと拭き、感染対策の怖〜い看護師さんにも怒られない、最強の医者シューズです!
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今後の需要増加に備え、早いうちから出来るだけ多くの方に献血にご協力を頂きたいと同時に、仮に外出禁止や都市閉鎖となっても安全な献血体制を維持できるよう、政府・厚労省・日赤が有効な施策をとってくれることを現場の一医師として強く願っています。
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したがって「需要は増えるのに供給は減る」という最悪のパターンになってしまうのです。 「じゃあそうなる前に献血しておこう!」と皆さんが思ってくれたとしても、赤血球輸血の使用期限はたったの21日…… 長期間溜めておくことは出来ないのです。(続)
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外傷外科医として重症外傷と戦っている私にとっても、輸血は命綱です。瀕死の患者さんを助ける時、100単位(献血50人分)近い輸血を使うことも珍しくありません。もし輸血が無いことで救えるはずの命を救えなかったら、悔やんでも悔やみきれないでしょう。(続)
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もちろん私が危惧するまでもなく日赤の中の人も危機感を持って対策を講じているのではと思いますが、いくら日赤が頑張っても、献血を希望する市民の皆さんが安心して献血会場へ行けなければ輸血を維持することはできません。(続)
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今日学んだ英単語 Covidiot コロナ禍において感染対策を無視してアホなことをする輩、の意
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報道を見ていると皆揃って「撃たれ死亡」と表現しているけど、なぜ「暗殺」という言葉を使わないのだろう? 使用してはならないという指針でもあるのだろうか? 海外の報道では普通にassassinatedと表現されているが……
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厚労省のスタッフとしてDP船内に入られている高山義浩 @hiro_icd 先生のfacebook投稿。 岩田先生の動画に対し、これ以上ない当事者として冷静にコメントされています。岩田先生の事実誤認も指摘されており、必見です。あの動画から何かを語ろうとするならば是非一読下さい。 m.facebook.com/permalink.php?…
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マスク酸欠が云々……とか見るけどさぁ。 こちとらコロナ前からオペ中はずっとサージカルマスク着けてるし、何ならCOVID合併患者の手術ならN95つけて手術してるけど、酸欠になんてなってないっちゅーに。 多少死腔容積が増えてPaCO2は上がるかもしらんけど。呼吸生理学を勉強しましょう。
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@ilove_tasavalta 結石表面の電子顕微鏡写真です。 この突起一つ一つが尿管の粘膜を傷つけるかと思うと😱
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救急外来番&緊急手術から帰ってTwitterを開いたら,数多くの反応を頂いていてびっくりしました。 コメントはできる限り返答致しますが,時間的制約もあり全てに対応はしかねること,特に政権批判やイデオロギー論議など話の本筋から外れたものについては返答を差し控えますことをご容赦下さい。