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今朝、娘がどうしてもアンパンマンを保育園につれてくと言うので、娘とアンパンマンと3人で登園したのです。
保育園に着き、どうやって手放させようと考えていると、娘は私にアンパンマンを渡し、自分の上靴や掲示などを説明し始めました。
娘はアンパンマンに、自分の保育園を見せたかったようです。
2
先ほど、7年以上発語なしを貫く息子が夫を見て、
「パパ」
と言いました。
でも、1歳の時に「ママ」と言って消失した経験があるので、今回も消失の可能性を否定できません。
6年ぶりの息子の発語っぽい発声に沸き立った我が家。
これが幻でありませんように。
でも幻だとしても、聞けてよかった。
3
娘が人形を欲しがりお店で大癇癪を起こしたので、誤学習をさせないためにも人形は買わず、急いで店外に移動し、車の中で暴れる娘に冷静に説得を続け、どうにか納得してもらって仲良く次の目的地に行けたこと。
気持ちを切り替えられた娘が偉いのはもちろんだけど、私のがんばりも誰かに褒めてほしい。
4
私は新入社員時代、本当に飲み込みが悪くて仕事できないダメ社員だったんだけど、唯一上司に褒められたことが、「いかなる相手に電話をかける時も躊躇が無い」ということでした。
当時はピンとこなかったけど、障害児育児を始めてからこの特技がめちゃくちゃ役立ってます。
電話すること超多いよね。
5
宗教が朝から話題ですが、持病、障害児育児、ワンオペ、っていう、そういう勧誘をしたい人の格好のターゲットになりそうな私は、意外と勧誘にあったことがありません。
その理由は何なのか、きちんと解明できたらよかったのですが、考えてみても「歩くのが早い」くらいしか思いつきませんでした。
6
息子のトイレ介助、夫が家にいる時は9割がた夫がしてくれる。
外出先だと10割がた夫がしてくれる。
特に「そうしようね」って話したわけでもないけど、わざわざ言わなくても、大人までこれが続きそうな障害児育児で「トイレ関係は同性がやった方がいい」と、感覚で自然とそうしてきてくれた夫が好き。
7
息子が通う特別支援学校のママ友から、「将来子どもが住む施設、いつから探すと思う?」と聞かれたことがあって、「高等部卒業したらすぐ、かなぁ」と答えたら、「中学入ったらすぐ、だよ」と言われたことがある。
稀に在学中に声がかかっちゃう子もいるけど、その場合は退学してでも入った方がいいと。
8
時々「子どもがのびのび過ごせるように田舎で子育てしたい」という話を見聞きするけど、個人的にそれは、子どもが健康で定型発達の場合な気がしてる。
いくつかの地域で障害がある息子と暮らして思うのは、田舎より都会の方が福祉の力が強く、支援が行き届くってこと。
これは意外な盲点な気がしてる。
9
子育てって、赤ちゃんの頃が1番大変で、だんだん楽になっていくんだと思っていたけれど、息子は赤ちゃんの頃が1番楽だったと思う。
たぶん、障害児育児ってそういうもの。
縁がない人はピンとこないかもしれないけど、体格1歳で精神年齢1歳の子より、体格7歳で精神年齢1歳の子の扱いの方が大変だから。
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自閉症など、何らかの発達における心配ごとを抱えている年中、年長のお子さんがいるお父さん。
通勤電車の中でスマホを開いた時、少しの時間でも「就学相談」と検索し、障害がある子の就学事情について情報収集し、地域の学校見学の日程なんかも調べて、ぜひ「一緒に行こう」と自分から奥さんに
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健康で何の異常もなく生まれ、健康で何の異常もなく1歳まで育ち、そこから「おや?発達が…」となって、5·6年経った。
その5·6年で徐々に目の前のわが子の将来を覚悟していくわけだから、障害児を育てる親の葛藤はなかなかのものだと思う。
だから私は、障害児育児の一番の辛さは精神面だと思ってる。
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これ、なかなか理解されにくい気がするんですが、障害児育児において最もしんどいのは、身体面のしんどさじゃなくて精神面のしんどさなんですよ。
•目が離せない系しんどさ
•他人からの視線系しんどさ
•健常児と比較系しんどさ
•自分を攻める系しんどさ
•将来が不安系しんどさ
こんな感じです。
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息子には自閉症と知的障害という障害があるけれど、それは彼の個性ではない。
おとなしくて慎重で、食べるのが好きで、手先が器用。運動は嫌いだけど、黙々と歩くのは好き。穏やかなひだまりみたいな子。それが彼の個性。
障害児にも、ちゃんと「個性」はある。
障害と個性は分けて捉えてほしい。
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たまに、たまーーーーーにですけど、「重い障害がある子を育てている」って話を言ったり書いたりすると、「出生前診断」「産む前にわかんなかったのかな」などという言葉をポイッと投げかけられることがありますが、いい加減、「産む前にわからない障害が大多数」って事実が常識になってほしいです。
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#リエゾン 夫と視聴中、発達障害の娘を「普通に産んであげられなくてごめんね」と泣いている母親の所にゴルフから帰ってきた夫が、「支援級でいいじゃん」的なことを軽く言い出し、「この男…」と思ったら同時に夫も「この男なんなの」と言ってて、障害児育児8年目、夫婦の共感度が上がったと感じた。
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「特別支援学校は、支援が必要なお子さんだけでなく、そのご家族の支援もするのが役割だと思っています。お母さん、辛くなったら、これからもいつでも電話して下さいね。」
先生は、翌日も心配して電話をくれました。息子ではなく、私の心配です。
一生ついていきたい信頼感が芽生えました。
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テレビで発達障害の専門家が、「どうしたらわが子の障害に気付けるのか」という問いに、「他の子と比べること」と言っていました。
「他人と比べる」
ここだけ切り取ると誤解を生みそうな言葉ですが、実際わが子の発達に違和感を感じたきっかけってそれだったりしません?
核心をついてると思いました。
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7歳で重度知的障害の手帳を持つ息子は、今後どんなミラクルが起きても1人で生きていくことはできないと思う。
同時に私は、息子に一般就職や結婚などの未来の選択肢は無いのだと覚悟した。
これは諦めではなく覚悟で、そうしないと前を向けなかった。
でもこの感覚は、たぶん直面しないとわからない。
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私は7年子育てをしてきて、未だに子どもと一緒に図書館で本を借りたことがない。
絵本を読んであげたいとも思ったけど、何でも破ったり舐めたりする息子から借り物の本を守りきる自信はなかったし、破られるリスクを考えたら買う方がずっとよかった。
本に限らずだけど、借り物を居間に置くのが怖い。
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時々、障害児育児の大変さを吐き出している人に対して、「普通の子の育児だって大変だよ」とアドバイスか励ましかよくわからない言葉がけをする人がいるけど、これって世界一無意味な言葉がけだと思う。
普通の子の育児が大変だからといって、「障害児も普通の子も一緒かぁ」って思えるわけないのに。
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私は一人目が障害児だったから、定型児より障害児親子の方が親交が深く、常に子から目を離さず手も離さないぞ絶対に!という親達を当たり前に見てきた。
自分もだし、夫にもそうするよう言い続けた。
だからかな…娘の保育園で、幼児の5m以上先を歩いて「送迎」しているパパを見ると、すごく気になる。
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ママ友は言っていた。
「もしそこで断ったら、次は何十年先かもしれないから」
あの時の「もしそこで断ったら…」の先はこういう結末かもしれない。
そういう覚悟で生きるのが、私たちの子育て。
重い知的障害の長男 殺害した母親に執行猶予つき判決 京都地裁 | NHKニュースwww3.nhk.or.jp/news/html/2021…
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繰り返すけど、「子どもに障害があってよかった」とは全く思えないし、障害を無理やりポジティブにもっていこうという考え方もしていません。
ただ、子どもは子ども、自分は自分、障害は障害だと割り切って、子育て以外に好きなこともしていると、ある程度自分が好きでいられるなとは思っています。
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これは定期的に言っていきたいのですが、自分の子に障害があるかどうかは、生まれる前も、生まれてからしばらくの間もわからないものです。
特に発達障害は、出生前診断でも妊娠中も1歳半健診までの乳児健診でも一切異常が見られないことが多いです。
息子はまさにそうだったけど、重度知的障害です。
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まだ息子に診断もつかず「発達遅いな」と思っていただけの頃のお話。
自分が通っていた診療内科の心理士さんに「息子、発達障害だけならいいけど、知的障害もあったらどうしよう…」ってポロっとこぼしたことがありました。
その時の心理士さんからの返し。
「あの…もしかして、知的障害がある人って