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山手線での会話。高校生の娘さんが母親に『綺麗になるにはどうしたらいい?やっぱ化粧かな?』と聞くと、「ご飯を綺麗に食べて、綺麗な言葉を使いなさい。そしたら綺麗な人になれるから」という返しが個人的には好きでした。日常の標準装備で生きていたいね。
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図書館の絵本コーナーにて。小さな男の子が『いらない』と絵本を投げ捨てた。するとお母さんがその子をギュッと抱きしめながら「これが“やさしく”だよ。うれしいね。絵本にも優しくね」と一言。すると落ちた絵本を拾って『やさしく。やさしく』と言いながら本棚にもどす男の子。お母さんって凄い。
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別れ際に父から「自分の居るべき場所を間違えるなよ」と言われ。理由を聞くと「どんなに魅力があっても自分が惨めに感じる場所には近づくな。そこには悪意をもった人間が必ずいるから。そんなとこさっさと離れなさい」と一言。自分を大切にするというのは付き合う人や場所をきちんと選ぶことなんだね。
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心理学の先生から『心が疲れ始めている兆候は①無関心②無感動③無気力の3つ。1つなら睡眠をきちんと取りなさい。2つなら好きな人と美味しいものを食べなさい。3つなら家族と一緒に医療の力を借りなさい』と言われたことがある。”ひとりで行動しない”というメッセージが大事なものさし。
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『夫婦円満のコツは?』と祖父に尋ねると「『頂きます』と『ご馳走様』を目を見て言いなさい。どんな些細なことでも『有難う』と言いなさい。自分に非がなくても『御免』と言いなさい」と返答。続けて「言わなくても分かると思うな。言えば分かり合えるとも思うな」と一言。言葉と想像力が大事。
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学校に行きたくないと祖父に伝えると。新しい靴を買ってくれた。すると不思議でそれを履いて学校に行きたくなった。社会人になった今もどうしても仕事が行きたくなくて、苦しいときは新しい靴を買う。祖父はもういないけれど、祖父の教えは生きている。
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子供のとき。母は何度も『挨拶をしなさい愛されるから。時間を守りなさい信頼されるから。助けてと言いなさい助けてくれるから』と口癖のように言っていた。大人になってようやく、この教えがどれだけ大切なのか分かった。母はもう居ないけれど、この教えは一生忘れないと思う。
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そういえば祖父に「1日1回でいいから外に出なさい」と言われた。理由を尋ねると「部屋で独りでいると人は苦しくなってしまうものだから。孤独は適度な量だと心を強くする。でも度が過ぎると腐らせてしまうことを覚えておきなさい」と教えてくれた。だから心の安定のために散歩はとても大事。
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悪さをした友達を先生に告げ口したことを鼻高に祖父に伝えたことがある。すると「それは正しい。でも優しくはないな。間違ってるなら本人にそっと伝えてあげなさい。注意ではなく助けてあげなさい。正しさよりも優しさを選べる人になりなさい」と教えてくれた。大人になった今も密かに気を付けている。
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ショッピングモールにて。女の子が「あれ欲しい」と呟く。父親が笑顔で了承。すると母親が『そうやって甘やかすのやめて。叱り役の私だけが損するじゃん』と反論。間ばさみになった父親。絞り出した言葉は「仕方ないだろ。お母さんに似て可愛くてしょうがないんだから」でした。これは座布団一枚。
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3年生の男の子が『先生。ぼくは凄いことに気づいてしまったから耳貸して』と言われて『はい』と貸すと。『だいたいのことはね。お風呂につかると何とかなるんだよ。だから先生も心がぎゅーってなったらそうしてみて』と言われ。土曜まで授業があり1日しか休みがなかったけどポカポカになった。
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こち亀の両津勘吉の「悩んですぐに生きるか死ぬかの2択にするな。悩んだらまずは“生きるモード”に切り替えろ。それから『図々しく』『マイペースに』とか“どう生きるか”を探せばいい」という言葉を知ってから。子供の漫画という印象からガラリと変わった。残酷な世界だからこそとても大事。
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所ジョージさんが“結婚した理由”を尋ねられた際に『妻の笑顔を長い時間見たいからだよ。だから妻が笑顔じゃないときは全て俺が悪いの。そのために結婚したんだから』という話が凄く好き。付き合ってると“上手く噛み合わない”ことがあるけれど、大好きな人が笑顔ならそれでいいと思える人でありたい。
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高校生になってふと「中学の時になんであんなカードゲームに何万も無駄に使ったのか意味が分からない」と父に呟いたことがある。暫くして『それでも友達と嬉しそうに遊んでいた時間は財産だよ。無駄が人生を豊かにすることは多い。だから好きなものを沢山見つけなさい』と返答。無駄なものって大事
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子供時代に叱られた話。友達が間違ったことをした際に注意をして泣かせた話を鼻高に祖父にした。すると『正しいことを言うときは控えめになりなさい。正しいことを言うというのは相手を傷つけるものだと知っておきなさい』と諭された。正義という看板を背負った人間ほど怖い生き物はいない。
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6年生の男の子が『キリギリスが遊んでばかりなのは間違ってない』と言い出した。理由を聞くとアリの寿命が1,2年に比べてキリギリスは2ヶ月らしい。確かにそれなら私も遊ぶわ。だって冬越せないんだから蓄える必要もないしね。子供といえども侮るなかれ。新鮮な学びをありがとう。
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高学年の温厚な女の子が珍しく大きな声を出して友達に怒っていた。相手側が100%悪いのだから仕方ないとは思いつつ話を聞くと『私は一回目は許します。2回目は注意します。3回目は反撃します。そうしないといつまでも嫌な思いをするから』と話してきた。いやほんとそれな。
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子供のとき、よさこいで化粧をしながら踊る男をみて『気持ち悪い』と祖父に伝えたことがある。すると「祭りをみんなと楽しめとは言わない。でも本気で楽しもうとしている人を笑う人間にはなるな。自分が理解できないものを、馬鹿にしてはいけない」と叱られた。分からないことを楽しめる人でありたいね
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Twitterから学んだ『自分の提案を通すなら2つの案をもっていけ。1つだとそれを批判することに意識がいくけど、2つならどちらがより良いかを比べる方に意識がいくから案が通りやすくなる』という教えは、びっくりするくらい効果があって本当に感謝している。