Sanshiro Hosaka(@HosakaSanshiro)さんの人気ツイート(古い順)

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ロシア語は難しい。 ・「連邦化」→傀儡「自治州」を通じ、対外政策決定の権利剥奪。 ・「中立化」→安保方針決定の権利剥奪。 ・「非軍事化」、「非ナチ化」→上記に抵抗する者全ての殲滅。 耳障りのいい用語が意味するのは独立国家に対する主権侵害・属国化&侵略。機械的に翻訳・表示すると誤解招く
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ロシア侵略軍はメディアに対しキエフ北部の軍を縮小するとか言っているが、実際にはチェルノブイリ原発数百mの距離に弾薬を搬入・保管、陣地形成を着々と進めている模様。ウクライナ側がチェルノブイリ事故立入禁止区域に反撃したり作戦展開できないことを利用。原発を人質にして戦争を遂行する。 twitter.com/HosakaSanshiro…
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ゼレンスキーはウクライナ保安庁高官2名の階級剥奪。アンドリー・ナウモフは、バカノフ保安庁長官(元お笑い番組プロデューサー)の友人。2019年入庁するなり「保安庁の中の保安庁」内部保安局長という要職に就く。ゼはナウモフに准将の階級を授与。2月24日全面侵攻の数時間前ナウモフは国外逃亡。→
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もう一人は、セルヒー・クリヴォルチコ保安庁ヘルソン市局長(2019年ゼレンスキー任命。経歴や罪状は不明)。侵攻開始から数日でヘルソンがほぼ無抵抗でロシアに制圧されたのが不思議だったが内部協力者がいたとしたら納得できる。ゼ政権でウクライナの防諜中枢はかなり浸透されてことが分かる。
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量的分析(2014年~記事300件以上の内容分析)の結果も、①米国一極支配(グローバリズム)批判("Multipolar world")や②欧米(と日本)の主要メディアの「偏向報道」批判("Biased Media")の論者はウクライナに関するロシアナラティブ(「ネオナチ」、「内戦」等)を受け入れやすい(高い相関)。 twitter.com/Yuichi_Hosoya/…
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キエフから西50㎞のMotyzhyn村(近くに花のテーマパークあり)の村長さんとその家族。拘束され拷問、退却前に処刑。2014年のウクライナ東部でも露「非正規」部隊による類似の処刑はあった。もっと遡ると1941年6月ソ連赤軍退却前にリヴィウの政治犯数千人の処刑などなど。ロシア軍は何も変わってない。
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なお、これらソ連・ロシア軍の民間人処刑を命令・実行した者は今日まで誰一人として裁かれていない(私の知る範囲では)。どころか、「ファシスト」を退治した英雄として今日まで崇拝されている。
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日本のロシア研究者の2大ナラティブ。 ①ロシアは悪くない。戦争を煽った欧米の方が悪い。 ②ロシアはプーチンのせいで悪い国になってしまった。もう共感できないし、研究する気も失せた。 好きな国でなければ研究できないという謎。おそらくその逆で研究対象に愛着持つ人は地域研究には向いていない。
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の「ナチズム復活」を避難。だが逮捕された自称「右翼政党」員2名は東独のエージェントだった。KGB/東独は西独政府に「ナチス」のレッテルを貼りNATO分断を意図した。事件前、アガヤンツKGB「D」局長は、モスクワ近郊の村で実験。KGBのエージェントが、シナゴーグに「かぎ十字」を描き、ユダヤ人墓石→
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を倒し、翌日の村の反応を調査。多くの村民は恐怖を覚えて動揺。他方、一部の村民は、潜在的な反ユダヤ感情が刺激され、同様の蛮行に及んだ。この実験から数週間後、東独や世界各国のエージェントを使って開始したのが「かぎ十字」作戦。この事件へのKGBの関与は少なくとも7名の共産圏亡命者が証言。→
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大戦後の「ナチス」のほとんどは、ナチズム「復活」の兆候に対し国際世論が極めて敏感であることをKGBが逆手にとったもの。1959年クリスマス。ケルンのシナゴーグに「かぎ十字」の落書き、ユダヤ人の墓が冒涜された事件。西独の他都市、さらに世界の主要都市でも同様の事件が相次ぐ。国際社会は西独→
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KGBの将軍だったオレグ・カルーギンによれば、KGBニューヨーク支部の同僚が米国人エージェントに金を払い、同地のシナゴーグに「かぎ十字」を描かせたり、墓を冒涜させたりした。また、米国がユダヤ人に非寛容であると見せるため、反ユダヤ的内容のレターを米国のユダヤ人リーダーに送り付けた。→
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ロシア(あるいはその代理人)が特定のグループに「ナチス」というレッテルを貼るのは、この伝統を踏まえている。なので、まともに相手にしてはならない
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同様に1956年、KGBの指示を受け、チェコスロバキアの秘密警察(StB)は、存在しないネオナチ組織「独立ドイツ闘争グループ」の名義で、英仏米の政府関係者に対し爆弾などを発送した。→
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John Barron, KGB: The Secret Work of Soviet Secret Agents (1974); Thomas Rid, Active Measures: The Secret History of Disinformation and Political Warfare ( 2020);Oleg Kalugin, Spymaster: My Thirty-Two Years in Intelligence and Espionage against the West (2009)
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解放されたMotyzhyn村の村人が虐殺されたオリハ村長とその夫、息子と最後のお別れ。侵攻後も村に残り、人々にパンや薬を届ける。村長を連行するロシア兵に夫は妻を一人にできないと言って同行(後に井戸で遺体で発見)。その少し後に連行されたサッカー選手の息子は母と一緒に土の中から発見された。 twitter.com/ngumenyuk/stat…
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よく誤解されてるが、ロシアは軍事大国だが軍人による国家ではない。軍人を監視するKGB/FSB「特別部」とは何か。また、プーチンはKGBを辞めてレニングラード大学に就職したわけではない。学生やバレリーナまで監視する「現役予備将校(出向職員)」とはどういうものか。今日発売中央公論に寄稿しました twitter.com/chuokoron/stat…
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これはその通りで、ロシアのdisinformationには①敵の世論や意思決定に影響を与える、②本題から関心を逸らせ敵のリソースを無駄遣いさせる、の2つの目的がある。最近のアゾフはネオナチ、ブチャの死体が動いた云々はもう②の次元。ガン無視でいい(相手にしてトピックをpromoteするのは思うつぼ) twitter.com/BUNKUROI/statu…
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NHKは、ロシア国防省の「正規軍」とそれ以外のFSBや国家親衛隊を分けているが、FSBなども一部の事務職員を除いては法律上は国防省と同じ軍人である。そしてワグナーは西側のような「民間軍事会社」ではなく、装備も指揮系統も正規軍に準ずる軍隊であるので、常に括弧書きしたほうがいい。
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「ハイブリッド戦争」は定義が人によってまちまちだが、こういう使い方は初めて見た。民主主義国の表の外交やジャーナリズムと非民主国の裏の工作活動やプロパガンダの本質的違いが分からず、欧米と露が互いに「情報戦」をやってると捉える左翼系知識人は欧米に多い。彼らは不思議とロシアに同調する twitter.com/hazuma/status/…
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東氏のいう「合理的な判断」とは一体何だろうか。ちなみにソ連はチェコスロバキア侵攻やアフガン侵攻などの問題を起こして国際社会から孤立するたびに、西側諸国リベラルの「合理的」、「現実的」判断に訴えかけ、ソ連との対話や関係正常化に持ち込もうとした。今のロシアのレトリックも全く同じ。
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民主主義(国)の最大のリスクは、「世論の沸騰」とかではなくて、言論の自由のもとで、非民主国家のナラティブをひそかに介在して世論や政府の意思決定に不当な影響を及ぼすagent of influecneの存在だと思うが・・・
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キエフから日本に引っ越した中学生。今週は日本の中学校はコロナによる学級閉鎖。結局毎日キエフの学校のzoom授業を受ける。戦争で家族、先生、生徒が散り散りになっても授業が続くウクライナ。(数名の感染で)学校がお休みになる日本。そう、違う次元の話。でも日本が侵略されたら学校どうなるんだろ twitter.com/HosakaSanshiro…
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空気読む、棲み分けが普通の「同業者」間での率直な批判は少ないように見受けられる。例外は、2014年ロシア東欧学会パネルディスカッション「ウクライナ危機をめぐる国際関係」でのフロアの袴田茂樹先生のコメント。今回露呈した研究者の認識論的問題を鋭く突いている。jstage.jst.go.jp/article/jarees… twitter.com/chutoislam/sta…
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ソ連ウクライナ史ではなく、ウクライナ史を勉強された方がよろしいかと。近年の出来事についても「ネオナチ」やドンバス「分離主義」など多く誤解があるので(こういう見方は2014年以降日本では学会の重鎮を中心に頻繁に紹介されています)、モスクワのプリズムを通さずに見る訓練を必要としてますね。 twitter.com/NobuakiShiokaw…