っていう小説があるんですよ。ギレアデ共和国っていうのが出てきます。実現するのが良いかどうかは難しい問題。きみが良いと思うならそういう社会を作れるよう頑張るというのも一つかな」と答えるようなもの。ディストピア作品の存在意義をわかっていない、あるいは敢えてわかろうとしないのか?
tweet有難うございます。共同通信の取材。高校国語にディスカッションなどを多く取り入れるのは賛成。しかしそういう表現力発言力(アウトプット)も読解力があって初めて培われる。日本は優れた作家が輩出しているが、読みの「土壌」が痩せていくと文学も衰えていく、なども話していると思います。 twitter.com/tu_tpj/status/…
ディストピア三原則(この辺りの解説も100分deフェミニズムでは大方カットされていましたが)として私が挙げている一番目は「性と生殖への国家的介入」。つまり、国が個人の妊娠出産をコントロールする気配が見えたり、原因として”女性”を指さすようになったりしたら特に注意が必要ということかと。
私は人が考える際の「両手の指を菱形に合わせ時に額の辺りに持っていく」ジェスチャーの訳語に35年来困っています😐これです。 twitter.com/shambhalian/st…
「世界の文学事情」お知らせが遅れました!米国では昨年より保守派市民からの学校・公立図書館の「有害図書撤去要請」が急増している話です。トニ・モリスンや「アラバマ物語」「一九八四年」などもその対象に。ディストピア文学がディストピアに巻きこまれているかのよう📚financial.nikkei.com/article/DGXZQO…
「それが良いかどうかは難しい問題。良いと思うならそういう社会を作れるよう頑張る方法もある」と答える。これは「少子化解消するには人間が自動的に子供を産むシステム作るのがいいと思うんですよ。どうしたら?」と聞かれ「結構あり得る未来像かなと思うんですが、特定の女性を侍女にして出産させる
フォローして頂いた皆さま初めまして。作者の「100分deフェミニズム」をご覧になった方が多いと思いますが、番組では流れなかった『侍女の物語』『誓願』の解説、ディストピア、性と生殖をめぐる権利、翻訳論など以下の『文学は予言する』に収録されていますのでよかったら📚 shinchosha.co.jp/book/603893/
ついに出ます!お正月特番の書籍版「別冊100分de名著 フェミニズム」6月23日発売。予約開始📚取り上げる本やテーマは変わりませんが、4人が新たに語り下ろしている感じです。番組の完全再録部分もあります。番組視聴した方も未視聴の方もぜひ手に取って下さい。 amazon.co.jp/dp/4144072975?…
「何もしない」ことは恐怖か。SNS社会を生きる思索の書 bookbang.jp/review/article… "何か見逃したのではないかというFOMO(fear of missing out=取り残され恐怖)に襲われ、「他人の現実」を生きるようになる。一度入ったら出られない「ホテル・カリフォルニア効果」と呼ぶ哲学者もいる"
都立高校の統一入試の運営側がここまでの文法軽視をはっきり言っちゃうって、なんかもうめまいが💫これ中学生が初見で読まされるわけでしょ?文法わかってなきゃ正しく音読できないということわかってないの?それどころか、音読問題って主に構文&意味を正しく取れているか判断するためなのでは? twitter.com/yearman/status…
やれやれ、また「常連」さんたちが揃って学校図書館から排除されていますね。人種問題(トニ・モリスンも)同性愛テーマ、性的に過激な表現(『侍女』『誓願』もこの括り?)スティーヴン・キングなど😞 『侍女の物語』など21冊が学校図書館の禁書に 米バージニア州 ishiyuri.com/entry/2023/01/…
RTに絡んで、ながとさんのツイートを引用させて頂きます。昔の翻訳文は原文より丁寧というか上流っぽくなっている場合はありますね。『風と共に去りぬ』でも「お父様」と訳されてきた原語はPaでして、「おとう」か「とうちゃん」か、いずれにしろ「お父様」という程の丁寧語ではないですね。 t.co/VxSXedRISl
新宿紀伊國屋書店に伺いました。2階に上がったところで「100分deフェミニズム」フェアが逸早く組まれていました!📚その隣の空間では『文学は予言する』の関連書フェアも4面を使って展開。規模の大きさにびっくりしました。古典から最新の海外文学まで沢山並べて頂き本当にありがとうございます!
RT<打ち合わせを入れて11時間位。第1部の収録が終わった時「これをあと3部やるのか!」と出演者とスタッフの皆さん全員震えました。 不均衡はなぜ起きるのか?抜きがたい因習、性と生殖の自律権、性暴力と心的回復、男性同士の絆という観点から5冊の名著を紹介します。 nhk.or.jp/meicho/famousb…
チャンドラー『長い別れ』 (創元推理文庫)田口俊樹訳。 a dream walked in 「夢が歩いてやってきた」 かっこいい。 「夢が歩いて入ってきた」でも 「夢がやってきた」でも今ひとつですね。 清水俊二訳は「すばらしい夢の女が入ってきた」 村上春樹訳は「夢かと見紛う美しい女が店に入ってきた」
カルト宗教の信者二世の目で書かれた小説には、村上春樹の「神の子どもたちはみな踊る」や、今村夏子の「あひる」『星の子』などがありますね。 湯浅真尋『四月の岸辺』の「導くひと」は、テロ事件を起こしたカルト教団の元信者と森のコミューンで育った人、二人の足跡の交わりを描いている。
トム・ハンクスさんも現代の感覚からして「不快な表現」をリライトする"古典浄化"には反対とのこと。 何が不快な表現か他人に決められる必要はない。自分自身の分別を信じればいい、と。 twitter.com/Telegraph/stat…
連載始まりました。「ディストピア」「ジェンダー」「他者性」をテーマに、これまで考え書いてきたものをまとめていきます。ディストピアのおさらいから。 第1回 ディストピア文学はなぜ長年流行しているのか?(文学は予言する) kangaeruhito.jp/article/581394 #考える人 #鴻巣友季子 # @KangaeruSより
わたしが翻訳学習者の方々に「こなれた訳文だけを目指して進まないでください」という理由が(も)書いてあります。ぜひ読んでください✍️ のどかな翻訳苦労話エッセイからは得られない視野と知見があります。
再掲します。 “シンパシー(共感)とエンパシー(理解、感情移入)の問題でもあると思うけれど、今前者ばかりが重視されていないでしょうか。読者は自分からどんなに遠い人物の気持ちも理解できていい筈です。作中の悪人の気持ちがわかると言って非難されるのであれば、文学は何のためにあるのだろう”
速報、ウィスコンシン州の最高裁でリベラル派判事が多数になる。中絶禁止州法が覆る可能性。 nytimes.com/2023/04/04/us/…
アトウッド『侍女の物語』を自ら焚書!?という動画。米国で同作や『1984年』等の全体主義を諷刺した本が、民間団体からの「要求」で学校図書館などで禁書になり、燃やされることもあるというディストピアな状況を暫く前に紹介しましたが、そうした検閲に抗するための活動です。 apnews.com/article/politi…
若い読者に大友克洋の漫画を勧めたら、 「なんですか、これ。既視感のあるパクリばかりじゃないですか」などと言たという、あの現象ですかね。 わたしはバイヤールの「先取りの剽窃」という語を充てていますが。 twitter.com/fugisayaka/sta…
ディストピアなんて言葉も概念も知っている必要はないし、その分野の専門とか素人とかそんな話じゃない。そういう個人の生命の操作を行う国や共同体を描いた作品が、アイロニーや諷刺として作られているという「意図」がわからないなら、それが問題だと言っているんです。
火炎放射器で『侍女の物語』をゴォーーッと焼くアトウッドさんの姿がこちらで見られます。とはいえこの本は耐火処置を施されており全く焼けません。ペンは強し。このfirepoofの本(1冊限り)はオークションにかけられ、収益は表現の自由を掲げるPENに寄附されるとのことです。 youtube.com/watch?v=zpsMsA…