1
2
トム・ハンクスさんも現代の感覚からして「不快な表現」をリライトする"古典浄化"には反対とのこと。
何が不快な表現か他人に決められる必要はない。自分自身の分別を信じればいい、と。 twitter.com/Telegraph/stat…
3
正しすぎるご意見です😭AI翻訳を有効に使えるのは、原文に対して手も足も出ないから機械に訳してほしい人ではなく、AIの訳文の不備を即座に指摘できるぐらいの語学力がある人…。文章作成も同じ。あくまで補佐役として使える人でないと「使える」とは言えない(とんでもない間違いが起きる)。 twitter.com/Kazuma_Kitamur…
4
速報、ウィスコンシン州の最高裁でリベラル派判事が多数になる。中絶禁止州法が覆る可能性。
nytimes.com/2023/04/04/us/…
5
この”古典浄化”の動き、深刻ですね。「現代では不適切と感じられる可能性のある表現を削除、書き換える」という手入れを英米の出版社が実行しているのです。ロアルド・ダール、007のイアン・フレミング、アガサ・クリスティまで!次回のNikkei Financial 「世界の文学事情」に詳しく書きました。 twitter.com/lonlonsmile/st…
6
ディストピアなんて言葉も概念も知っている必要はないし、その分野の専門とか素人とかそんな話じゃない。そういう個人の生命の操作を行う国や共同体を描いた作品が、アイロニーや諷刺として作られているという「意図」がわからないなら、それが問題だと言っているんです。
7
子供を扱ったディストピアはないかということですが、カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』『クララとお日さま』などが代表格かと。他、子供のディストピア的な要素を持つものには佐藤究『テスカトリポカ』、子どもばかりが若死にしてしまう多和田葉子『献灯使』などもあるかと思います。
8
『楢山節考』など老棄伝説の作品は当然思いつきますね。自発的に山へ向かわない老人を崖から投げ出すくだりもあります。平野啓一郎『本心』で導入された「自由死」にも高齢者を死に追いやる圧力が生じ得ると思います。老人の死を組織的に操作するドラマでは久坂部羊原作『破裂』が印象に残っています。
9
っていう小説があるんですよ。ギレアデ共和国っていうのが出てきます。実現するのが良いかどうかは難しい問題。きみが良いと思うならそういう社会を作れるよう頑張るというのも一つかな」と答えるようなもの。ディストピア作品の存在意義をわかっていない、あるいは敢えてわかろうとしないのか?
10
「それが良いかどうかは難しい問題。良いと思うならそういう社会を作れるよう頑張る方法もある」と答える。これは「少子化解消するには人間が自動的に子供を産むシステム作るのがいいと思うんですよ。どうしたら?」と聞かれ「結構あり得る未来像かなと思うんですが、特定の女性を侍女にして出産させる
11
動画引用しませんが、成田某氏が子供に「『老人は自害しろ』とよく言ってるじゃないですか?老人は実際退散した方がいいと思うんですよ、日本から。老人が自動でいなくなるシステムを作るとしたらどうやって作りますか?」と真面目に質問され、その答えとして「TIME」と多分「ミッドサマー」を挙げる。
12
えええ、なぜにウサギの数え方「一羽」を”雑学”の範囲に留めなくてはいけないのですか?「最近の広告の文章では通じにくくなっています」ぐらいならわかるのですが、一般の文章にまでNG出すのはどうしてなんでしょう?
(ほんと、新聞ルールで市井の言語まで統制しないでほしいなあ😢) twitter.com/kouetsu_chiiki…
13
保守派から「キャンセル」要請が出やすいのは以下の題材やテーマの図書です。
・人種に関するもの
・LGBTQに関わるもの
・性的に過激な表現
・冒涜的言葉遣い(ハックルベリーなども)
・思想的偏り(1984や侍女も。そりゃあ思想的に偏ってますよ!それを風刺するのがディストピア小説なんだから)
14
やれやれ、また「常連」さんたちが揃って学校図書館から排除されていますね。人種問題(トニ・モリスンも)同性愛テーマ、性的に過激な表現(『侍女』『誓願』もこの括り?)スティーヴン・キングなど😞
『侍女の物語』など21冊が学校図書館の禁書に 米バージニア州 ishiyuri.com/entry/2023/01/…
15
ディストピア三原則(この辺りの解説も100分deフェミニズムでは大方カットされていましたが)として私が挙げている一番目は「性と生殖への国家的介入」。つまり、国が個人の妊娠出産をコントロールする気配が見えたり、原因として”女性”を指さすようになったりしたら特に注意が必要ということかと。
16
「少子化最大の原因は女性の晩婚・晩産化」とか「異次元の少子化対策」などの言葉から『侍女の物語』『誓願』を想起しない方が難しい。このディストピアでは「女性の社会進出と晩婚未婚化」などを原因に挙げ少子化対策としてあんな恐ろしい侍女制度(生殖奴隷)を作ったのだ。
news.tv-asahi.co.jp/news_politics/…
17
再掲します。
“シンパシー(共感)とエンパシー(理解、感情移入)の問題でもあると思うけれど、今前者ばかりが重視されていないでしょうか。読者は自分からどんなに遠い人物の気持ちも理解できていい筈です。作中の悪人の気持ちがわかると言って非難されるのであれば、文学は何のためにあるのだろう”
18
「共感型読書」がSNS等に蔓延していることへの危惧も話しました。自分の似姿を探す読書。「自撮り読書」とも言われます。自分と似た立場、感覚、考えの作者や人物は「共感しかない」と全肯定し、自分から遠いそれらは「このひと無理」と全否定する。同類を抱擁し異類を排除する光景が並んでいます。
19
tweet有難うございます。共同通信の取材。高校国語にディスカッションなどを多く取り入れるのは賛成。しかしそういう表現力発言力(アウトプット)も読解力があって初めて培われる。日本は優れた作家が輩出しているが、読みの「土壌」が痩せていくと文学も衰えていく、なども話していると思います。 twitter.com/tu_tpj/status/…
20
21
フォローして頂いた皆さま初めまして。作者の「100分deフェミニズム」をご覧になった方が多いと思いますが、番組では流れなかった『侍女の物語』『誓願』の解説、ディストピア、性と生殖をめぐる権利、翻訳論など以下の『文学は予言する』に収録されていますのでよかったら📚
shinchosha.co.jp/book/603893/
22
いやいや、番組としては超おもしろいですよ。ただ、この「選択と自由」というトピックを軸にかなり議論(バービーさん、上野さん、確か加藤さんも)が白熱したので驚いています。時間の制限があるのは当然ですけど…。
23
わっ、なに?free from…と、free to…についてのこの部分、まさかの編集カットでした。『侍女』『誓願』だけでなく、番組全体のテーマにも関わる女性と弱者の「選択と自由」についてのディスカッションなのに、ちょっと信じられない。 twitter.com/yukikonosu/sta…
24
RT<打ち合わせを入れて11時間位。第1部の収録が終わった時「これをあと3部やるのか!」と出演者とスタッフの皆さん全員震えました。
不均衡はなぜ起きるのか?抜きがたい因習、性と生殖の自律権、性暴力と心的回復、男性同士の絆という観点から5冊の名著を紹介します。
nhk.or.jp/meicho/famousb…