Nahoko Tokuyama(@NahokoTokuyama)さんの人気ツイート(新しい順)

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何度か指摘してきましたが、チンパンジーにはコロナが感染する可能性が非常に高く、他の動物園や研究施設が感染させないように非常に気を使っている中、この企画は残念としか言いようがありません。 go.nature.com/35q8MQI ↑類人猿やサル類にコロナが感染する可能性が高いという論文の一つ twitter.com/minnano_zoo_nt…
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考えてほしい、#プリンちゃん のこれからのこと。#パンくん の今とこれからのこと。いくら今が楽しくても、人と触れあえるのは子供のうちだけ。 #志村どうぶつ園 #チンパンジー #志村どうぶつ園最終回 twitter.com/NahokoTokuyama…
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番組が終わって、次の番組の様子が分かるまでは黙っていようと思ったのですが、ニュースを読んでしまったので。。。 プリンちゃんはあと数年で引退でしょう。その時、新たな子が母親から引き離されないために。
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しかも、プリンちゃんは母親の育児放棄ですらなく、ショーのために引き離された疑惑が濃厚です。(私を含め、多くの類人猿研究者や飼育関係者の目から見て) saga-jp.org/ja/news/2015-1… forest-music.at.webry.info/201510/article…
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母親が上手く育てられずに人工保育になる赤ん坊はいます。しかし、動物園ではなるべく早い時期に母親に戻すために多大な努力をします。母親が拒否する場合でも、群れの仲間とのお見合いを繰り返し、離乳したら群れ復帰させます。それがその子の将来のためだからです。city.sapporo.jp/zoo/topics/top…
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数十年前まで、大型類人猿のショーは複数の動物園で行われていました。今は一つの施設だけです。ショーのために母親から引き離しヒトのように振る舞うことを教えこまれることは、そのチンパンジーが大人になってからの生活に大きな悪影響を及ぼすことが分かったからです。他はみんなやめたのです(続)
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絶滅危惧種にも関わらず、母親から引き離されてエンターテイメントに利用されているチンパンジーを、行政が利用し、それをメディアは好意的に報じるのですか? ショーに使えるのは子供だけ。その後数十年はチンパンジーにも上手く溶け込めず、人とも触れ合えず過ごします(続) news.yahoo.co.jp/articles/59848… twitter.com/asahi/status/1…
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大人になったチンパンジーはとても力が強く、人とは触れ合えません。引退後のパンくんは志村さん宮沢さんと直接触れ合ってはいませんね。大人のチンパンジーは、人とはハグできないのです。かといって、子供の頃に「作法」を学んでいなければチンパンジーの中にも上手く溶け込めなくなります。(続)
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ドラム缶を叩くとすごい音が出ることを発見したチンパンジーが、群れの底辺から一気に順位を上げた話を思い出しました。タンザニアのゴンべで、グドール博士が観察を始めた初期の話だったと思います。 twitter.com/noahsun_bird/s…
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これはチンパンジーでの研究ですが、他の動物でも同じでしょう。SNS時代の今、動物園や研究者も発信の内容には十分に注意しなければならないと思っています。時々、動物園はおそらく真意とは反したメッセージを発してしまっているなぁと思うこともあり歯がゆく思います。 twitter.com/NahokoTokuyama…
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(さらに追記)面白いのは、同じ飼育という条件でも「動物園」と「人間の居住空間(オフィスなど)」では明確に結果が異なり、動物園での写真では保全への認識へのネガティブな影響が見られなかったというところです
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(追記)すでに「チンパンジーは絶滅危惧種」とはっきりとした知識を持っている人に対しては、効果は見られないでしょう。特にそれまで関心のなかった人で認識の違いが出てくるのだと思います。
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こんなしょぼい(と言っては失礼ですが)合成写真でもこのような効果が見られました。これが実際に目の前で繰り広げられるショーや、チンパンジーが人のように振る舞う様子を見せるテレビ番組やYoutubeの動画だった場合、一体どれほどの影響力があるでしょうか?(続)
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これらの結果から、メディアなどでチンパンジーが「人と接する」「人の住む環境にいる」姿を見てチンパンジーを身近に感じることはあったとしても、それは絶滅危惧種としてのチンパンジーへの理解を歪め、保護活動へつながらないどころかネガティブな影響を及ぼすということが分かります。(続)
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論文はこちらjournals.plos.org/plosone/articl… こちらの別の論文ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/P…では同様のことを動画で検討しました。実際に企業が放送したチンパンジーが出てくるCMが、視聴者の保全についての理解にネガティブな影響を与えることを示しています。(終)
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また、「人と一緒にいる」写真を見た被験者では、「チンパンジーだけ」の写真を見た被験者よりも、「チンパンジーはペットとして魅力的」と答えた割合が30%増加しました。(続)
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さらに「人の居住空間」「森」「動物園」「白背景」という写真の背景での違いを検討したところ、「人の居住空間」にチンパンジーがいる写真を見た人のみ「チンパンジーは絶滅危惧種ではない」と答える割合があがりました。(続) *添付の図はRoss et al. 2011より
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その結果、「人と一緒にいる」写真を見せられた人は、その後の質問でチンパンジーは「絶滅危惧種ではない」と答える割合が35%増加しました。(被験者は実験の目的を知らされていません)(続) *添付の図はRoss et al. 2011に日本語訳挿入
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霊長類のショーについて「動物をより身近に感じることで保護したいという気持ちになるだろう」という意見があります。これを検討した研究があります。 Ross et al. (2011)では、チンパンジーが様々な条件にいる写真を合成で作成し、ランダムに一枚を1203人の被験者に見せたあと質問をしました。(続) twitter.com/tokiwazoo/stat…
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ちなみにですが、スローロリスの似たようなポーズも嫌がっている威嚇のポーズです。表情にでない動物もいます。人間からみて楽しそうでも、動物がそう感じているとは限らないということは、心に留めておくのがよいかと思います。 m.huffingtonpost.jp/2016/07/03/inm…
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残念ですが、このナマケモノのポーズは「最高にいい」状態ではなく、ストレスを受けたときのナマケモノの威嚇ポーズかと… slothconservation.com/the-wildlife-s… 「腕を上げたこれらの画像のナマケモノはすべて、極端なストレスの兆候を示しています」(自動翻訳) twitter.com/yusai00/status…
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「人間の単なる接近がナマケモノに異常な血圧反応を引き起こすことが科学的に証明されています。これらの動物は、苦労せずに取り扱いに耐えることがよくありますが、彼らにとってストレスになります。彼らの穏やかな性質と幸せに見える表情にだまされてはいけません。」記事自動翻訳
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そして逆に、タテガミの生えないオスもいるとのこと twitter.com/Femke_Broekhui…
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ライオンので稀にタテガミが生えたメスが見つかるらしい。へぇ! newscientist.com/article/210686… この記事によると、基本的にはメス的な振る舞いをするけど、オス的な行動を示すこともあるらしい。このような個体があらわれる原因はまだ不明。 twitter.com/SimonDures/sta…
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ダーウィンが来たで言ってたカバの死への反応の論文、これですね。 死体を食べるなんてまさかー、カバは草食です、みたいなこと言ってたけど、この論文ではカバでもカニバリズムの例があると書いてある onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.11…