核兵器禁止条約会議の会合は平気でボイコットしておきながら核兵器保有国にだけは必死に擦り寄っている姿は「橋渡し」をしているようにはとても見えないし、日本の参加を強く期待してきた核兵器禁止条約参加諸国の信用を日々失っていることにどうか早く気づいてほしい。
確かに、一部を除いて民主主義国家を自称する国々の中では珍しい…。 杉並区長「欧州の非政府組織(NGO)で長く働き、外側から日本を見てきた一市民として思うのは、政権交代がない国というのは珍しいということ」 東京新聞 2022年8月7日 tokyo-np.co.jp/article/194335
日本国内の政治事情をほとんど深くは知らない外国リーダー達の「ぜひ国葬に行きたい」という思いは、国内の政治事情を身を持って体験してきた多くの日本の市民の税金を使ってやっては駄目だという強い反対を無視して強行開催していい理由にはならないだろう。
数々の被害を生み出してきた国際的大教団の教義内容や活動実態はさっぱり分かりませんが、関連団体のイベントで「実行委員長」を務めさせて頂きました次第です、という説明が本気で通用すると思って言ったのなら、余りにも、余りにもメディアや国民を馬鹿にし過ぎだろう。
「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)系の政治団体「国際勝共連合」の改憲案と、自民党の改憲草案に一致点が多いことが、注目を集めている。」 毎日新聞 2022/8/8 mainichi.jp/articles/20220…
日本で影響力のある宗教は何ですかという問いに対する答えからユニフィケーション・チャーチはもう外せないな。こちらのメディアでも詳しく報じられている。元首相の祖父の代から繋がっていると。
嘘ついたって大丈夫。文書やデータを勝手に書き換えたって、汚職が蔓延したって大丈夫。汚職まみれのスポーツ大会だって何度でもやりたい。だって政権交代なんかほぼほぼないんだから。これまでもそしてこれからもきっと。国民はいつまでも支持してくれる。もしくは無関心を貫いてくれる…(続)
そんな状況で政治が腐敗しないほうが不思議ではないだろうか。政治の方向性を決める力のあるこの国の主権者である国民は、本当に、本当にこれからもこのままでいいのか。
謙虚さだとか礼儀正しさだとか人を敬う気持ちだとか人を思いやる気持ちだとか。そういうものを重んじようとする社会の姿勢は誇りに思う一方で、虚偽発言や改ざん隠ぺい、そして汚職が当然のように蔓延する政治状況を「愛する」気持ちなんかあるわけがないし、(続)
そんなものを黙って許容する姿勢を「愛国心」なんかに含めてどうする。そういう国じゃないだろう、いやそういうことをやっていたら駄目だろうと本気で思うからこそ、そういう政治のあり方を全力で批判しなければいけないと強く思う。
若者がみるみる激減しこれから未曾有の危機を迎えようという世界最高齢社会が失われた三十年の終わりに憲法改正して戦争って、一体誰が戦争に行くんだろうか。そしてどうやってこの社会を支えてゆくつもりなんだろうか。
何度も繰り返すが、声を上げられる未来が来るかどうかは今日私達が声を上げるかどうかにかかっている。声を上げるだけで当然の如く連れ去られてしまう日が来てしまってからではあまりにも遅すぎるし、家族が無理やり戦場に送られてしまうような未来が来るまで待っては絶対に、絶対にいけない…。
声を上げないことの代償がとてつもなく大きな世界に私達は生きているが、声を上げる勇気を振り絞るだけで何かが変わり始める可能性を含んだ世界でもある…。
繰り返すが、当然投票することは民主主義に不可欠だが、富裕層や大企業がお金に物を言わせ選挙時だけでなく巨額の献金やロビー活動などを通じて絶えず政治家らに直接圧力をかけ社会のルールそのものを都合よく変えてしまうその圧倒的な影響力に対抗するには地道で活発な市民運動や労働者運動など(続)
改ざんしても隠ぺいしても、堂々と虚偽発言を繰り返しても、汚職不正が蔓延するようになっても、同じ政党の一党独走がいつまでも止まらない政治風潮、本当にどうかしてる、そういう社会ではないだろう、そういうことをしていてはだめだろうということだけはこれからも言い続けていきたい…。
声を上げるのは大切だが、もちろんみなが今すぐ声を上げられるわけではない。いまは声を上げられない人のために上げらる人が上げればいいではないだろうか。今日声を上げられるからと言って将来も上げ続ける事ができるとも限らない(続)。
国民が主権者のはずの民主主義国家で、政治家が自分達だけで先に決定したことをこれから国民にしっかり丁寧に説明していきたい、ってそれ順番が逆ではないのだろうか…。
まさか「反撃」したことに対して「反撃」された時にどうするかまではちゃんと考えていないとか、まさかそんなことはないだろうな、まさか。
軍事力を増強しないと先にやられる、他国より軍事力を増強するしか道はない、というあの考え方。色んな国がいつか来た道ではなかったのか。その先には、本当に、国民が豊かに平和に暮らせる未来が待っているんだろうか。
声を上げるなんて「みっともない」「大人気ない」、黙って耐えるのが「美徳」という社会的刷り込みは本当に、本当に痛いが、刷り込まれたものならば抜き取ることも可能だ。簡単ではないが。何があっても黙るのではなく、必要な時には堂々とはっきり声を上げられる力をどうか身に付けていってほしい…。
戦争の残酷さを身を持って知らない世代の人間が、またゆっくりとしかし着実に社会を戦争へと引き戻していく…。
繰り返しますが、市民の声を握りつぶすのに必死な政治よりも、市民の声を拾い上げ、政治に反映させるのに必死な政治のほうを、これからも是非応援したい…。
生きづらさを本人の弱さのせいだと結論づけてしまう前に、これだけ多くの人間に生きづらいと感じさせてしまう社会の構造的な生きづらさに是非目を向けてほしい…。
利権や権力への欲にまみれた人々ではなく、国民を助けることを最優先する人々が率いる政治というのを私も是非見てみたい…。
繰り返しますが、これから若者が激減し、未曾有の危機を迎えようという世界有数の高齢化社会が、失われた30年の終わりに改憲して戦争、ってどういう流れなんだろう。いまのリーダーたちには後世により生きやすい社会を残そうという明確なビジョンは本当にあるんだろうか…。