余程のことがない限り土足で家の中に入ることを禁じている日本では、子供はしばしば横着なことをします。
この絵は誇張して描いてますが、アジア人が欧米の白人さんを間近で見ると、顔の造形のあまりの違いに衝撃を受けます。単に鼻が高いとかではなくて根本的な土台から違う感じ。アジア人が角材の平面に顔があるとすれば、白人さんは峰の稜線に沿って、そびえる様に顔がある印象を受けます、
子供の頃、朝、米びつを開けたら蟻が無数に入っててビックリしました。これは米ごと捨てるしかないと思いましたが、起きてきた父が見て、驚きもせず「こんなのは鉄を入れときゃいい。蟻は鉄を嫌うから」と言って鉄の栓抜きをポンと米びつに投げ込みました。翌日、蟻は一匹もおらず消え去りました。
舞台演劇をしてた父から聞いた時代劇での酒徳利のラッパ飲みの仕方。下げ緒を持って徳利を腕に乗せて、こんな風に口のみする。平手造酒みたいな酔いどれのヤサグレ者なんかの飲み方。役者さんは普段からやり慣れてないと、いきなり練習しても、ぎこちなくなりますね。前に出した、たすき掛けと同じで。
絵を描く気力やモチベーションが落ちてる時は、大抵自分の中の造形力や画面構成力や空間把握の力が劣化してるので、こういう単純な積み木の絵を一日3コマくらいづつ描いて初心を取り戻します。大体一ヶ月続けると結構な量を描きます。前にも出したやつだけど
これも父から聞いた話。風呂敷の荷を背負う時、時代劇で左上みたく背負ってるのをたまに見ますが、これでは重みで首が閉まってしまうから、右のように少し肩に引っ掛ける感じか、もっと下の方で縛るのです。小さく描いてあるのはヘロヘロに疲れた行商の人
先輩に描き終えた絵に満足しないで「もうひと押し」「もうひと伸び」「もうひと手間」「もうひとひねり」加える余地はないか?かんがえろと言われました。一番上の絵は「あそこにUFO!」というセリフのポーズだけど、伸びが足りない、二番目でも満足しないでもうひと伸び。さらにもうひと伸び。
こういう絵がツイッターでは歓迎されない、ということは重々わきまえているのですが…
八十年前位からあった日本の異色のヒロー物で「黄金バット」というのがありますが再アニメ化できたらなー、なんて考えて描いたものです。下の怪人物は有名な「ナゾー」という黄金バットの宿敵です
押入れのお布団の中に手を突っ込む。ヒンヤリして柔らかくて「か・い・か・ん」と子供の頃に堪能する快感の一つだと思うのだけど、みんなそうではないのかな。オモチャのピストルとか人形とかを隠して、夜に怒られる事もある
私は画面構成の基本は三角形構図で、安易といえば安易なのです。四角いフレームに斜めに切れ込む構造線を意識して使っています。4つの角を持つフレームに最も映えるのは3つの角がある三角形しかないので。あとは、円形かな。あまりアカデミックな画面構成の理論は解りませんが。
タスキのかけ方。タスキは手順があってれば良いだけでなく、武士なら凛々しく、町人やヤクザならイナセにカッコよくならないとよろしくないです。この絵は右肩で結ぶ感じになりましたが、私自身は左肩で結びます。人によって違うみたい。
私は二度ビックリしました。あとになって調べたけど蟻が鉄を嫌うんてどこにも出てない。あれは何だったんだろう。
これは何人かの先輩に教わった凄くわかりづらい話です。テーブルにこんな角度で丸い食器を置く時、こう描くなと言われました。間違ってるそうです。でも、今では多くの人がこう描いてるし、厳しい演出家さんも通しています。3Dで作られた仮レイアウトもこうなっています。何が違うのか?説明も大変。
再掲。昔お世話になった古豪アニメーターの方が「走りのポーズ一枚見れば動きの描けるやつかどうか見当つく」とおっしゃっていたので、躍動感のある走りが描けるよう心がけました
こういう、地味な練習、またやろうかな。こんなことをくり返しやるのは、私くらいなのだけど、いろんな構成の絵が描ける気がして
左端からスタートして右へ進みます。
人類の長い歴史の中で、椅子ごとひっくり返ったガキ共は何人いたのだろう?おそらく千や二千人では済まない。
私の絵の練習で一番やるのは、こんな感じの、誰もやりたがらないような地味な訓練です。これで頭の中にいろんな空間をブログラムすると言うか構築すると言うか。何度か出してるやつですが。新しいのもあるので。大変つまらない訓練なので、他人にはおすすめしません。
犬と猫を描くとき、胴体のフォルの描き分けは割りと意識的にやります。猫は頭に向かって収束するようなシルエット。犬は後方に収束するように描き分けます。猫族と犬族は肋骨のフォルムが逆で、猫族は後方に広がる肋骨をしています。ライオンとかもそうです。犬は逆なので後方に絞るように描いてます。
最近はマッチも見なくなりましたが、日本ではマッチは手前から外に向かって擦り出すように火をつけるのが一般的です。昔の火打ち石の名残りなのか。外国では手前に向かって擦るのを映画でもよく見ます。その方がハードボイルドっぽくてカッコいい。
誰から聞いたか忘れたけど、良く見える品物と安っぽく見える品物の違い。スプーンでもハサミでも、造形を構成してる情報量が違うそうです。単なる曲線でもアールを形成する多彩な半径の円の数が違う。安っぽいものは構成してる円の数が少なく、良いものは無数の円が内包されてるらしいです。
楽器の持ち方について語られたツィッターを見ました。色々な道具の持ち方は、専門家が見ると「違う」となるのは中々避けられないですね。三味線のバチを上のように持ってる絵をよく見ます。本当は小指を引っ掛けるのです。家に三味線があって母がやってました。尊敬する葛飾北斎ですら間違っています。
車を描く時は、地面影を最初に描いて車輪を描いて、下から積み上げるように部品を重ねて描きます。車体の造形に心奪われるけど、まず足回りを先に決めて、描いてます。車体の描写に比重が傾いて、車輪の存在感が希薄な絵にならないように気をつけています。自動車の基本は車輪だという概念があるので。