八條忠基(@EeoduLzbYVjTprk)さんの人気ツイート(いいね順)

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このたび『なりきり訳・枕草子』(淡交社)を出版させて頂くこととなりました。『枕草子』を有職故実を勉強する立場から訳したものです。千年前、清少納言は「古典」ではなく当時の「現代文」のブログとして『枕草子』を書きました。清少納言のナマの言葉として読んで頂けましたら幸いでございます。
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今回、期せずしてツイッター世界に入ることになりました。勝手が分かりませんが、これを機会に細々とアップしたいと思います。 この画像は、伊勢神宮に皇室が奉幣する錦です。語り始めると超長文になってしまいます。ツイッターの文字制限がきついです。
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皇后陛下の「白色帛御五衣御唐衣御裳」(純白の十二単)装束では、「平額(ひらびたい)」(髪飾り)が金色ではなく銀色であることが、特徴です。
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このたび『有職故実から学ぶ 年中行事百科』(淡交社)を刊行させて頂くことになりました。 年中行事の本は星の数ほどありますが、本書ではそうした既刊の本ではあまり目にしない、平安時代以来のマニアックな行事も、清涼殿『年中行事障子』に記載されたものを中心に紹介致しました。
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早くもフジ(藤、学名: Wisteria floribunda)が満開です。その圧倒的なボリュームは、まさに「藤波」と呼ばれる風情そのものでございます。 重ね色目は「藤」。 『雁衣鈔』 「藤。面薄紫、裏青。三月用之。四月同通用之。」
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桜の季節でございます。 重ね色目では、表が白で裏が紅、あるいは裏が紫などとあります。身体の動きに合わせて色合いが変化するのが、重ね色目の魅力です。 京都の織元で撮影したこの写真は、『有職の色彩図鑑』(淡交社)でも使用させていただきました。
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女子皇族は共通装束。 一番上に着るのが唐衣、その下に着る「表着(うわぎ)」は、40歳以上が二藍(濃いブルー)、40歳未満が赤。
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貴重な日本茜の根を入手できましたので染色を試みました。『有職の色彩図鑑』の当該ページの色票と似た色に仕上がりまして、安堵いたしました。
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皆さま、ありがとうございます。 準備に多少時間がかかるそうですが、再版はほぼ間違いないのではないかと思います。有職文様は実に素晴らしい日本の伝統デザインだと思いますので、客観的にも大変うれしいです。
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古くは6月16日を「嘉祥(かじょう)」と呼んで、お菓子を贈答し合う日とされていました。由緒は諸説あって根拠は曖昧。しかし江戸時代の宮中では7種の菓子、幕府では16種の菓子を用意して宴を催す風習は確実にありました。 「とらや」では今も、幕末に御所ヘお納めした七ヶ盛を復元販売されています。
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大嘗宮は完成し、いよいよ来週「大嘗祭」が斎行されます。その後、大嘗宮は一般参観可能となります。 期間:令和元年11月21日(木)から12月8日(日)までの18日間 入場時間:午前9時から午後3時まで(退出は午後4時まで)
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東京は中野、新井薬師梅照院へ。「プリンセス雅」という品種の色濃い桜が満開でございます。そして可愛いメジロちゃんが、たくさんあつまっていました。 弥生3月、春ですね~。
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さまざまな平安の食材をご紹介していますが、「いったいどういう味付けの料理なのだろう」と疑問を持たれる方もおいでだと思います。しかし平安の料理は、基本的に味付けがなされておらず、「四種(しす)」と呼ばれる調味料、酢・塩・酒・醬を自分の好みで付けて食べていたようです。
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皇嗣妃殿下の唐衣の上文は尾長鳥の丸。表着の文様は、この画面ではちょっと判りません。五衣は「紅の匂い」の重ね。
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芥川龍之介の『芋粥』の「五位」さんが「死ぬまでに腹一杯食べたい」と言ったのは、子どもが「プリンをバケツで食べたい」というような感覚かな?? と思います。
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水面に映った姿もまた優美。風に揺れれば文字どおりの「藤波」でございます。
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雨により、「庭上参役(ていじょうさんえき)」と呼ばれる古式ゆかしき装束の人たちが、少人数で室内に並ぶことになりました。非常に非常に残念です。
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同じような写真ばかりで恐縮でございますが。 今を盛りの中野の白藤があまりにも美しいので……。
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新型コロナもなんのその。この土日は新しい本のために撮影でした。今度はディティールにこだわった、写真重視の本になる予定です。7月刊行予定です。どうぞお楽しみに。
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束帯の表袴に多用される「霰」文様。 江戸中期の歌舞伎役者・佐野川市松が「心中万年草高野山心中」の小姓に扮した際、白と紺の霰文様の袴を履いて人気に。浮世絵にも描かれたことから「市松模様」の名称が定着。その伝で言えば今後「炭治郎模様」という名称になってもおかしくは無いというお話し。
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本日、天皇陛下が帛御袍でも黄櫨染御袍でも、頭にかぶられる御冠は「立纓(りゅうえい)」という、うしろの纓が直立したタイプの御冠です。立纓は江戸時代に考案されたもので、緩やかに後ろになびく形でしたが、明治天皇御元服に際して、誤った認識から直立させてしまったものです。
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キジのささみ肉を焼いて、「ひれ酒」のように熱い日本酒を掛けた「雉酒」。遅くとも江戸時代には、宮中の新春で飲まれていたお酒です。 簡単に申しますと「味の素」味。アミノ酸の旨味たっぷりのお酒です。これは実に美味しい旨酒。 ただし「出し殻」のキジ肉は、あまり美味しくはなかったです。
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2024年の大河ドラマ『光る君へ』。 なんと、主人公は紫式部! 吉高由里子さんが演じるそうです。
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佳子内親王殿下は共通装束。表着は赤、打衣は濃色(こきいろ)、五衣(いつつぎぬ)は松重ね。単(ひとえ)は濃色。
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大嘗宮の一般参観に行って参りました。神聖な雰囲気に包まれています。11月30日からは、紅葉の「乾通り抜け」と同時になりますので大混雑が予想されます。行ける方はぜひ明日に。アドバイスといたしましては、手ぶらで行きますと手荷物検査をスルー出来ます。退出時は混む大手門よりも、平川門から。