いえ防諜は非常に重要で、 日本は諜報能力が脆弱なので向上すべしと僕自身思うわけですが、 「早急にスパイ防止法制定」を声高に叫ぶ方々に申し上げたいのは、デジタル庁が設置されてもDXが進まないことはひとつのヒントですよ、と。 人材とか運用の構造的なところを変質させないといかんのですよぬ。
チャイナ側から公式のステートメント(習近平国家主席名義&個人名)が発布されたことで、 「安倍氏が亡くなって良かった!」的な卑劣なSNS発言をしている中華愛国キッズはチャイナ内でも正式に賊認定となりました。
米欧からの哀悼は自然だけど、北京からも21世紀の日中友好架け橋として総合的には尊敬を受けているってのは凄いことよ。
僕は左派思想(設計主義・エリート主義etc.)に対抗する者ですし、 個々人が感情に揺さぶられるのは極めて自然だと思いますけれども、 その個人の情緒性を論拠に、社会全体(≒政治家)が治安維持志向の規制や統制を急進的に求めると、それが全体主義に帰結するので落ち着きましょうという話なんですよぬ。 twitter.com/kozijp/status/…
これはまさに歴史的事件ではあるのだが、 いま日本人として生きている僕らは、今日という日を感情に任せた歴史的転換点にしてはならないよね。
特に与党自民党の議員の先生方には「心配です。」「どうかご無事で。」みたいな個人感情発信だけではなくて、 求められるのは、「原因究明して情報公開します。動揺される国民の皆さんの気持ちはよく解りますが、落ち着いて冷静に対処しましょう。」みたいなクールダウン系の共感発信だと思う。
とりあえず要人警護セキュリティ上の技術的欠陥は後々検証するとしても、 政府広報としては、段階的な実態解明の上で素早い情報公開を国内外に向けて発信しないと。 国内的には「ぼんやりとした敵や悪」を放置しておくと、国民感情が治安過度強化を許すようになるし、そこにつけこむ輩もでるし。
「与党がいきなり暴走したらどうするのか」。 与党がいきなり侵略戦争を意思決定する理由はないし、国民国家を巻き込む可能性を考えれば合理性もない。この想定は権力牽制の不在を意味するし、リアリティを欠く。 危機を煽り、不安につけいり、暴走しかないかのように吹聴する日共の責任は重大。
扇情、欺瞞、そして統制。 左の全体主義が台頭してくる時は、常に「弱者に寄り添う」とか甘言なんですよ。あぁイヤだイヤだ。 左と右の全体主義に、 徹底的に対抗していきます。 twitter.com/tv_asahi_news/…
議員の弱味を握ったり交流深めて政治家コントロールするのがチャイナなので、カネで議席買収とか当局中枢のプロがやる技ではなく、 仮にその話が実在したとしても、それはチャイナの総体意思ではなくて、単なる議席欲しいヒト(帰化したヒト)なんじゃない、としか。 twitter.com/PeachTjapan3/s…
国政レベルの政治家は、ほとんどが対人能力最適化をビジネスとして勝ち抜いてきたコミュ力モンスターなので、 対面でお会いしたときの情熱や正義感は強いんですが、 それは組織、党、国家意思決定につながるものとはまったく違うものなので、変に期待しないように気を付けた方が良いですぬ。
面白い取り組みと思うので方向性は支持していますけれども、トークンを特に政治家個人の顔画像にする必要は無かったんじゃなかろうかと。 チャイナでさえ、習近平トークンなんて個人崇拝禁止にひっかかるのでやらないでしょうし。 デジタル「岸田トークン」を自民党が初配布へfnn.jp/articles/-/366…
種苗も広範に知財のひとつととらえれば、国家的な戦略資源。 それから食糧安全保障は世界的に(ようやく)ホットな領域になってきた。 で、「知財戦争×食糧安全保障」は熾烈な戦いになる。日本の対チャイナ戦はこれから増えるし、今回はその氷山の一角にすぎないんですよぬ。 news.yahoo.co.jp/articles/bff81…
「昔が忘れられない」元衆院・参院議員の男を逮捕 新幹線のグリーン券をだまし取ったか →この立憲御大は論外で語るまでもなく。この事件がヒデーのは、これで対立軸の自民党がガバナンスの効いた政党とみなされ、-80点LDPが-95点を馬鹿にできる状況をつくってしまうこと。 news.yahoo.co.jp/articles/9dc3d…
かといって、熱意ある政治家でさえ、政党構造に斬り込みを入れるのは自分の議員立場たる身分を失わせる恐れがあるから、それはやらない。 結局政党縁故主義を受け入れながら政策を粛々と進めて「これが調整の政治なんだ」と言われがちですけど、いえ、それはやっぱり保身であって傾国への加担ですよ。
現職国会議員の先生方とお話しする機会が多いほど、 老若男女とわず個々人の国益志向の熱意や政策の勉強投資は大変尊敬するものがありまして嬉しいんですけど、 一方で政党構造が縁故門閥政治すぎて民主主義は形骸化して専制政治のような責任感もなくて、熱意ある政治家ほど辟易しちゃってる切なさ。
日本は相当ハイレベルに「良い国」なんだけど、政治が酷すぎて事業投資する時に日本を選択できないことが多々あるんですよぬ。 住むのは◯、事業は▲。 twitter.com/kozijp/status/…
「日本は、左翼が言うような独裁なんかじゃない。アンタら左翼が首相に文句も言えてることこそが自由。普通選挙もある。」という左翼批判、それは正論で僕もその通りだと思うんですけども、 表現の自由があって普通選挙もあるのに、民衆意思が反映されにくい政治体制に疑問をもたないのはいかんよぬ。
これで外交防衛、安全保障意識が高まって、政治議論が深まるのは大大大歓迎なんだけども、 それによって曖昧な方向性になっているサイバーセキュリティ政策や経済安全保障政策が「国家(官)による統制経済傾向」に動いても良いんだ、といった短絡的な政治解釈にならないで欲しいですよぬ。
数ヶ月後に迫る夏の参院選では安全保障をテーマ、さらに一歩踏み込んで我が国のインテリジェンス能力拡充について争点化を訴えるという方向でよろしいか
チャイナを分析する立場から、今回のウクライナ危機が与える国際秩序への影響を考えてみました。 世界に与える影響もさることながら、自己中心的に日本を主語にして纏めてみました。 記事の無償公開はめったにやらないポリシーですが、平和貢献として。 ご興味あればどうぞ。 note.com/kozijp/n/n321b…
しかしこれ、日本の国会議員の国際情勢に関する「チャイナファクター」分析の解像度が低すぎてマズいな。あまりにも。 露がクロならチャイナもまるごとクロ、中露は結託、みたいな善悪ゼロイチ認識。 こんなんで仮に「台湾有事」が発生した場合、どうやって冷静に対処できんの、と不安しかない。
プーチンがあと2歩進んだら、チャイナ側許容の閾値を越えますので、北京中央はプーチンを切ります。
露のSWIFT排除制裁で、国際決済代替手段としてのCIPSとデジタル人民元に注目が集まってる様子。僕の「デジタル人民元」本から少し抜粋して纏めました。 寄付するお金もない僕が、ウクライナ危機で平和を応援できるのはチャイナ動態情報を発信することくらいしかないので。 note.com/kozijp/n/n54d6…
だから「平和的」に現物貿易をやって露との商圏融合を図り、2国間通貨決済を進め、露のチャイナ経済圏化をさらに強める。今回はコレくらいがちょうど良い、と考える。 あくまでもチャイナは、国連中心の国際秩序を世界で最も維持したい。露に対して露骨すぎる金融インフラ支援のスタンスはとらない。