三条京阪(@sanjou_keihan)さんの人気ツイート(リツイート順)

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友人がトラックの運転手を「猿でもできる低学歴の象徴」と言っていて腹が立った。「学問に関わらず、その人が働いて暮らしているのならもう十分立派な事じゃないか」と言うと「学歴のないやつはそんな事も考えない」と答えた。バカヤロウ。それを教えてくれたのはうちの親父だ。トラックの運転手だよ。
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漱石の『こころ』に出てくる「K」という人物。随分変な名前ですが、誰かのイニシャルではありません。英語の「know」を声に出すとき「k」の一字を発音しない様に「物語中に登場しはするけれど、実際には存在しない人物」そういう意味で漱石は「K」と名付けたんですね。ちなみに今考えました。
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去年の秋頃、王将からのバイトの帰り、ポールへ腰かけてタバコを吸っていると、怪しく見えたのか、通りがかりのお巡りさんに職質をされた。一通り終わって「この頃のお月様は綺麗ですね」と言うと、咄嗟に「ひさかたの月の桂も秋はなほ…ですから」と返されて、風流なお巡りさんもいるものと思った。
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心細くなってきたのでパリでお茶をする渥美清の写真を見て心を癒そう。世界一トレンチが似合わなくて、世界一トレンチが似合う男の写真。
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岡山生まれの私でも知っている名作絵画「オフィーリア」。ラファエル前派を背負って立つ若き天才、ジョン・エヴァレット・ミレーの描きあげた名画ですが、これを漱石は「風流な土左衛門」と評しました。言い得て妙だよね。
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昨日、先輩が研究室に、福砂屋の立派なカステラを差し入れして下さったんですね。文明堂ではなく福砂屋という時点で我々は大喜びなのですが、いかんせんその日は講義もなく、部屋に院生は三人しかいない。とても三人では食べきれないし、食べてしまうのも勿体ない。なにせ福砂屋です。
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王将でバイトをしていたとき、お客さんが天津飯のカニを抜いてくれと言うから、こりゃ急いで厨房へ伝えなければとマイクに向かってどデカい声で「さっきの天飯カニカマ抜きで!」と叫んだら店長含め色んな人に怒られました。意味のわかる人だけわかって下さい。 #バイトやらかし大会
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今日、恋人に「梅田にはなんでもあるね」といったら「生きる意味以外ぜんぶある」といわれた。
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昔は法事なんかで親戚が集まると、必ず成田三樹夫みたいなおじさんが一人はいたものだけど、いなくなっちゃったよね。
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こち亀の部長じゃないけど、警察の中にも色々な人がいるのだな。お巡りさんに横柄な態度をとられると、この事を思い出して、いやいや、一括りにしてはいけないと自分を戒めている。
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「国文科へ進学することになってしまった不幸な君たちへ」
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先生:私が能を見始めた平成初期までは、観客は上演中にバナナ食べたりしてたんです。けど今では飴の袋をあけることすら憚られるでしょう。能の歴史を見ても、明らかに今が異常なんです。能の歴史の上からいえば、飲み食いをしながら観るのが普通なんですから。
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今はもう消えてしまったけど、むかし、YouTubeの談志の動画に「談志って上手いな。今度観に行こうかな」とコメントしている人が居た。この人の中では、談志はまだ死んでいないのだ。どうか、もう死んでるよなんて野暮は言わないで欲しいと思った。
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私の育った村は、毎年秋のお祭りにお神楽を呼ぶんです。演目は決まって『ヤマタノオロチ』なのだけれど、神社の境内に敷かれた筵の上で、小さな私たちは飽きもせず「今年もあのヘビがやられるんじゃ」「アホ、あれはヤマタノオロチいうんで」なんていいながら楽しく眺めていた。
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面倒くさい大学院生なので、ベッドで作業をしている恋人に「おい! ベッドでMacbookを使うな! そのベッドは無印のベッドなんだ! 無印のベッドに寝転がって、Macbookでスタバの新作ページを眺めるなんて、丁寧な暮らしじゃないか! 言語道断だよ!!!」と叫んだりします。
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結局、ある先輩の「立ち話もなんですから、カステラでもいかがですか?」のひと言で、先生方は生もののカステラを食べてお帰りになりました。生ものとは何だったのか、先生方はいまも不思議にお思いの事でしょう。カステラ騒動はこれにておしまい。めでたしめでたし。
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しかし一本のカステラには、コロナ世代の院生たちに夢を見させる何かがあったんです。寄席にいる前座のように細々とお茶やコーヒーの準備をしながら、耳をダンボにして教授たちのお話を聞く。そんな古き良き大学院の夢を、たとえ一時でも見る事のできる何かが、カステラ(福砂屋)にはあったんです。
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駅が混んでいてお土産の551買って来られなかったや、ごめんねと祖母に伝えたら「もう生きとるうちに食べられへんかもしれんなァ…」というので、くそう、後期高齢者しか使えないずるい台詞を使いやがって…! と思いながらネットでお取り寄せの注文をしました。
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幸い何人かの教授は各々の研究室にいるらしい。そこで我々は「このカステラをきっかけに教授を集める事ができれば(講義では聞かせてくれない)様々のお話が聞けるに違いない! カステラも片付くし…」と思い立ったわけです。いやあ短慮、短慮ですよ。コロナ禍だもの、とても呑気にお茶はできない。
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もういっそ、お醤油とわさびを出して「先生方どうぞ、いま流行りの台湾カステラのお刺身です」といってしまおうかとも思いましたが、そうもいきません。第一先生方が本気になさってしまう可能性が二割くらいある。そんなはずがあるまいとお思いでしょうが、なにせここは国文科です。
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ではどうやって教授たちを部屋に呼ぶか。ここが問題です。礼儀としてはこちらから研究室を訪ねてお誘いするのが本来だけど、それなら端から持参すべきだし。悩んだ末に、我々は内線で研究室に電話をかけることにした。そうです、内線というものを使ってみたかったんです。使ったことないから。
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さっそくひとりの院生が電話をかけます。「あのォ、〇〇さんが生ものを差し入れて下さいまして…」ふいに出た生もの発言に、様子を見守っていた一同も一瞬怯みましたが、いってしまったものは仕方がない。先生方はきっとお刺身か何かとお思いになられた事でしょう。しかしあるのはカステラです。
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運よく何人かの先生が院生の研究室まで来てくださいましたが、誰も机の上のカステラには触れません。距離を取りつつ世間話をなさっています。しかしそれでいて、時折ちらちらと部屋の中を見渡したりなさる。そうです「生もの」を探していらっしゃるのです。先生、生ものはそこです。そのカステラです。
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ばかやろう、カステラは焼き菓子だぞ。んなこといったって緊張してたんだから仕方がないじゃねえか、次だよ次、次こそ気を付けりゃいいんだろ。そんなやり取りをしながら、今度は別の先生に電話をかける。「あのぅ、〇〇さんが生ものを…」また生ものです。
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田中角栄が中国へ行ったとき、彼は周恩来から「言必信・行必果(その人は必ず言葉を守り、必ず結果を出す)」と書かれた色紙を渡されて、大満足で帰ってきた。これは論語からの引用で、そのあとには「硜硜然小人哉(けどそんな奴は大した奴じゃねえ)」と続くのだけど、角栄はそのことを勿論知らない。