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オーラス週の藤沢和厩舎、3勝は固そうやね。オレが中央入りできたキッカケは藤沢先生から頼まれてエイトの松本ヒロシさんがかけてきた電話。移籍の道筋は先生がつくってくれたんだよ。あの発想がなければ中央G1制覇の夢は叶わなかったで、感謝の気持ちしかない。ペルーサの調教なんかも楽しかったな。
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なかなかの迷曲や…。 twitter.com/soshina3/statu…
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カフェファラオ。東京コースだと走りが違う。内枠でも砂を被らない位置に導いて、エスコートも素晴らしかった。時計が速い馬場もビンゴやね。テイエムサウスダンは馬が行きたがったタイミングで喧嘩しなかったのが奏功した。ソダシは本気で走ってないな。あの感じだとブリンカーとか効くかもしれない。
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リスグラシュー。これが覚醒したハーツクライの血やね。引退レースで過去最高の馬体重。ひ弱かった頃から安定はしとったけど、ここまでの女帝に変貌して花道を飾るとは。展開云々じゃない、最後はディープやオルフェ級。サートゥルナーリアは陣営の細かな手腕が伝わった。勝ち馬が強すぎた、それだけ。
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クロノジェネシス。大一番でまた馬体が成長して、本当に友一が自信を持って臨んだ。勝ちに動いた分で③着のフィエールマンに釣られず、自分のリズムを貫いたからね。一閃に懸けたサラキアが②着に届いたように、前を潰して後ろも封じる着差以上に強い競馬。今年は年度代表馬が何頭もいちゃダメかな?
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グランアレグリア。型にはまると、とんでもなく強いね。枠順、馬場、ペースとかみ合って、今までのどのレースよりも完璧に乗った。常に出し切るってタイプやないけど、能力をコントロールできるようになれば恐ろしい。アーモンドアイは出遅れに馬場と敗因はあるけど、何よりも勝ち馬が走りすぎとる。
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ドバイは語り出したら、触れない日本馬陣営に申し訳なく思えてしまうくらい。なので、最も感嘆した1頭を。シャフリヤールやね。この大一番で操作性が増してて、クリスチャンもマッチしたプランを遂行した。ダービー馬の勝利はインパクトあるし、JCで今回のメンバーやエフフォーリアとの再戦が観たい。
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遅ればせながら、明けましておめでとうございます。引退してからもう10年や。そんなタイミングで負担重量の引き上げがあって、減量しんどかったオレからすれば羨ましい。外国人騎手は楽になると思う。バシュロなんて初日から全開だもんね。今日のメインからつぶやくんで、今年もよろしくお願いします。
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ジェラルディーナ。テンションは相変わらずやったけど、前走とは真逆の競馬で勝っとるで、素質が完全に開花した。また、クリスチャンが最後まで馬場のいい所を選んで、初コンビであれができるんやから大したもん。前走のタケシ然り、先入観を持たずに一流が感性で乗ったほうがいいタイプなんやろね。
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サリオス。距離はこのくらいほしい馬やし、見た目よりも速いペースで脚がタマった。前走でキッカケを掴んで、更にキッカケになる勝ち方やった。ビックリしたのはジャスティンカフェ。大外から勝ちに動いての②着。これは台風の目になる。ダノンザキッドは常に相手なり。レイパパレは展開きつかったね。
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ソダシの件やけど文字数に制限あると説明難しい。直線に入って手応えなくなったように見えるのは走りに集中してないからなんだよね。テイエムサウスダンに外から交わされた時に気持ちが途切れたのかもしれない。あれでバテとるならソリストサンダーが後ろから来たタイミングでもうひと伸びできないよ。
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タイトルホルダー。前走の敗戦でタケシが腹を決めてた。本来、賞金あればトライアルって弱点を探る場でもあるし、ある意味で陣営の作戦勝ち。来週のエフフォーリアの後押しにもなるクラシック制覇。オーソクレースは叩いて想像以上に良くなってた。大外枠やで脚がタマりきらんでも地力で来とるからね。
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強い馬のほとんどが能力を出し切った素晴らしいレース。ただ、アーモンドアイは4角から耳を立てて走る気がいち早く失せとった。ベストではない距離とトリッキーなコースで、調整ロスが気力を削いだのかもしれない。ただ、陣営はそれを跳ね返すと見て勇気ある参戦。これも競馬、終わってみればやね。
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ヒシイグアス。G1級の力があるで驚かん勝利やけど、不利なく乗ったのも大きい。ここ使ってもうひとつ良くなる。シュネルマイスターは脚があったとはいえ日本でやったらあかん進路。イルーシヴパンサーは突き抜けまであったかも。ソーヴァリアントは太かった。ダノンザキッドは中山の内枠が向いてない。
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ドウデュースはどうしても大外を回したかったか、距離を懸念して終いだけの競馬をしたかったのか。それにしても後ろからすぎた。ワンツーがいい位置取ってただけにね。ダノンベルーガは内枠が堪えてた。そもそも目標はダービーやしね。キラーアビリティは久々感あって、これも直線伸びない所に入った。
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レイパパレ。出負け気味のスタートから自分のリズムで楽にハナ。あの道悪で前半59秒8やから、かなりの適性やった。追いかけたサリオスからバタバタになって、コントレイルとグランアレグリアもバテて、まとめてモズベッロに差されたからね。とにかく馬場を味方につけたジャイアントキリングやった。
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アーモンドアイ。改めてとんでもない馬。スタート後はスミヨンに強引に入られてヒヤッとしたけど、そんな心配もどこ吹く風。先行馬ペースで前付けした2頭が圏内に残ったけど、その手応えがまるで違う。1分56秒2で走ってやからね。ダノンプレミアムからすれば、相手が悪かったとしか言いようがないわ。
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30分前の豪雨が明暗を分けた。返し馬からグシャっグシャって蹄音で、完全に道悪適性が出たね。そんな中でクロノジェネシスの独壇場。勝負所は手応えが違ってたし、プラス10キロの馬体も頼もしかった。良馬場ならこうも着差離れなかったと思うけど、凱旋門賞で走りを見たくなるような巧者ぶりやった。
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アーモンドアイ。無観客やでパドックはおっとりしすぎとるくらいやったけど、それが好スタートに繋がった。有馬は中間に熱発があったとはいえ、らしくない敗戦を経て、オレなんかの懸念を帳消しにする復活劇。この波が馬らしくていい。1頭で競馬を支配してもうて、とりわけ差し勢をなす術なしにした。
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アスクビクターモア。幸が飛ばしてくれて、田辺は折り合いの心配をしなくて済んだ。あのペースを勝ちに動いて凌ぎきったで、王道の地力を見せつけた格好。少し侮ってたけど、世代レベルを示した上で、天皇賞に向かうライバル達にバトンを繋いだ。ボルドグフーシュは隼人が前走で使える脚を把握してた。
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オメガパフューム。4連覇で素晴らしい有終の美。ミューチャリーを徹底マークして、自分から遮二無二に動いて掴んだ。通った進路からも力の違いは明白やったね。そんな攻防を冷静に立ち回ったのがユウガ。嫌々走るクリンチャーを剛腕で動かした。ウェスタールンドは持ち味出したからこその賢明な③着。
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ダノンスコーピオン。中2週でもグンと上向いてた。それでも、これだけ走れるんが不思議なくらいの馬体でまだまだ奥がある。大外枠もマッチしてノビノビと最後まで走れてた。謙遜しとったけどジョッキーの腕もあるな。マテンロウオリオンはノリが9Rで馬場を読んでの決め打ち。能力は勝ち馬と双璧やね。
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ソングライン。パドックの雰囲気からレース振りまで完璧。大外枠でも安全な位置を取れて、仕掛けたら瞬発力が違ったからね。ジャックドールは初距離を思えば善戦、セリフォス、シュネルマイスターはペースの慣れで差してきた。ガイアフォースは中距離でG1を狙えそう。ソダシは中2週が苦しかったかな。
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エフフォーリア。完全にダノンザキッドと明暗を分けた。前走を教訓に外から早めにユウガが踏んで、そこでタケシは動けない位置にいたことで豪脚がタマった。どっちもマイナス体重やったけど、絞った(エフ)と減ってしまった(ダノン)違いもあった。エピファネイアの馬力を引き継いだ見事な爆発力やね。
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ナランフレグ。相手なりに堅実な末脚と時計がかかる馬場、内枠を利した騎乗が最高にかみ合った。推してきた馬だけに、押さえに回したのが悔やまれる。何のフロックでもない勝利。ロータスランドは行けなくて危うしと思ったけど、ミライの鼓舞に応えた。悔しい②着やね。キルロードにはたまげたの一言。