米国防総省会見2 【キエフ撤退の動き?】 ・再配置を受け、ほかの地域での大規模な攻撃に備える必要がある ・一方で、キエフへの脅威が去ったわけでもない ・ロシア軍はキエフ攻略に失敗したが、今日もキエフに向けた空爆が確認されている ・キエフ周辺には戦力の大半がまだ残っている
米国防総省会見4 【ロシアの狙い】 ・プーチン氏の目的はドンバス地方の攻略にとどまらない ・ロシア国防省の(「東部に集中する」という)発言は、目標をずらし、苦戦を取り繕う試みかもしれない ・だがロシアの次の行動をジャッジするにはまだ早すぎる
米国防総省会見5 【停戦協議】 ・ロシアとウクライナの協議を先取りして話すことはしない ・どう決着させるかは両国の間の問題で、米国が指図することではない ・ウクライナから全ロシア軍が引き上げれば、ロシアを信じることができる ・(米国がウクライナに安全保障を提供できるのか?)明言せず
米国防総省会見6 【戦況全般】 ・ロシア軍の侵攻自体が失敗に終わったとは言えない。爆撃が続き、人々が亡くなっている ・ただ、主要都市はどこも攻略できていない ・一度制圧したヘルソンやベルジャンスクでも反撃を受けている ・ロシア軍が成し遂げたのは、都市の破壊と人々の犠牲のみ
米国防総省会見7 【東部ドンバス情勢】 ・ドンバス地方では多くの町村を奪取するためのロシア軍の動きが活発化 ・北はイジュームから南下、南はマリウポリから北上して、ドンバス地方を孤立させる狙い ・ドンバスの兵力増強を試みる動きもある
戦争研究所(ISW)の戦況リポート ・ロシア軍はキエフ包囲を断念した。ただ、前線を守るため戦闘は継続。一部撤退する部隊はベラルーシ方面へ ・現実はキエフ攻略の失敗だが、ロシアは停戦交渉への意欲の証しだと見せかけるだろう ・マリウポリは数日で陥落か。その後、ドネツク州を占領できるかが焦点 twitter.com/TheStudyofWar/…
数日以内に陥落かと伝えられるマリウポリ。住宅地が破壊し尽くされている。マリウポリ東部、29日撮影。 image:@Maxar
続)変わり果てたマリウポリの住宅地。 左:3月29日撮影、右:昨年6月21日撮影 image:@Maxar
続)マリウポリでは食料や水が不足している。食料品店の外には長蛇の列。29日撮影。 image:@Maxar
続)300人が死亡したと推定されるマリウポリの劇場。29日撮影。 image:@Maxar
続)マリウポリ東部では住宅地の中まで戦車や走行車両が入り込んでいる。29日撮影。 image:@Maxar
ロシア側はやはり、この路線を貫いていくようだ。 ショイグ国防相「第1段階の特殊作戦でウクライナ軍は重大な損害を受けた。これでドンバスに集中することができる」 jp.sputniknews.com/20220329/1-104…
米英の国防当局はともに今日、ロシア軍のキエフ攻略は「失敗」に終わったと評価。 英国防省「キエフ包囲を目的とするロシア軍の攻撃が失敗したのはほぼ間違いない」 米国防総省「ロシア軍はキエフを占拠する目的を果たせなかった」 twitter.com/defencehq/stat…
英国防省の戦況分析 ・多大な損害に苦しむロシア軍部隊は後退を強いられている ・大量の砲撃やミサイル攻撃によって、地上部隊の減少を補うとみられる ・東部ドネツク・ルガンスクへの攻撃に集中するというロシア側の発言は、複数正面での前進を維持するのが難しいことを暗黙のうちに認めているようだ twitter.com/DefenceHQ/stat…
首都キエフへの攻撃を「劇的に減らす」と表明したロシア側の思惑をどうみるか。 ロシア側は攻撃を縮小することで停戦に向けて譲歩するような言いぶりだが、苦戦によりキエフ攻略の「断念」に追い込まれつつあるのが現状とみられる。 asahi.com/articles/ASQ3Z…
プーチン氏には軍部から正しい情報が上がっておらず、それをプーチン氏も今は認識していると、米政府が明らかにした。 「プーチンがロシア軍から誤認させられていたと考えているとの情報がある。その結果、プーチン氏と軍指導部との間に持続的な緊張が生まれている…」
続)米国はなぜ今その情報を明かした? 「このことは、プーチンとロシアが犯した戦略的誤りを意味する。当初はキエフを攻撃したのに、今は目標を異なるものに定義し直そうとしている。この情報を公開することで、これがロシアにとって戦略的誤りだったとの十分な理解に貢献できる」
続)「ロシア軍のパフォーマンスの悪さや制裁による経済疲弊について、補佐官らから誤った情報がプーチン氏に伝わっていた。彼らがプーチン氏に真実を伝えるのを恐れたのが理由だと考えられる…」
プーチン氏に間違った戦況伝わる? 米政権「怖くて言えないから」:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASQ30… #ウクライナ情勢
米国防総省会見1(カービー報道官) 【キエフ情勢】 ・過去24時間で、キエフ周辺から離れたロシア軍部隊は集結していた全体の「20%以下」 ・ベラルーシに向かっており、自らの駐屯地に戻っているわけではない。撤退ではなく、部隊の再配置だ asahi.com/articles/ASQ30…
米国防総省会見2 【キエフ情勢】 ・現場を離れる動きがみられるのはキエフ北部や北西部の部隊。ホストメリ空港周辺、チェルニヒウ。東部スムイも ・彼らは再補給、再装備を経て再びウクライナ国内に配備されるとみられる ・部隊の大部分は依然として現地にとどまり、キエフへの砲撃や空爆は続いている
米国防総省会見4 【ロシアの民間軍事会社ワグネル】 ・ワグネルが約1000人の傭兵をドンバスに送り込んでいる ・ワグネルはドンバスでの戦闘に8年前から関わってきた。激戦を受けてプーチン氏がドンバスを強化する狙いを示している ・シリアやリビアなどで傭兵を募集している
米国防総省会見3 【ウクライナの反撃】 ・キエフ周辺ではロシア軍が引いたことで、ウクライナ軍が前進 ・注目は南部のヘルソンやミコライウ周辺。当初はロシア軍が最も進軍した地域だったが、ウクライナ軍が巻き返しつつある ・マリウポリではロシア軍が中心部に非常に近づき、激戦となっている
米政府は、旧ソ連製の戦車をウクライナに送ることを決めた。米国は仲介役で、同盟国から戦車を送るかたち。実現すれば戦車の提供支援は初めて。 東部ドンバス地方での防衛を強化するのが狙いだという。nytimes.com/2022/04/01/us/…
米国防総省がウクライナに追加で3億ドル分の軍事支援を決定。侵攻開始後の総額は16.5億ドルに。 今回は支援内容が、以前より具体的に明かされた。自爆型ドローン「スイッチブレード」、監視用のドローン、軍用車両ハンヴィー、暗視装置、商用衛星画像…など。 defense.gov/News/Releases/…