風来ぱらい(@yopparai_chmist)さんの人気ツイート(新しい順)

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あくまでイメージだが「賢さ」は演算的処理能力で瞬間的で速い思考。一方「合理性」はひとつの物事を様々な方向性から、バイアスを除いて、高い想像力を持って眺めるゆっくりとした思考なのだと思う。こう考えると、この二つが相関しないのは当然に思う。幸い、後者の能力は訓練次第で身に付きそうだ。
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最近本読んでて面白いなと思ったのは、IQ的な賢さと合理的判断を下す能力はほとんど相関せず、むしろ賢い人ほど自身を正当化する証拠を上手に集める為に、悲惨な非合理性「インテリジェンストラップ」に陥る可能性が高いそうだ。賢さと正しい判断を下す能力は別、というのは非常に大切な教訓だと思った
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基礎研究は役に立つか否か、みたいな議論を見る度にソクラテスの「無知の知」を思い出す。何かが役に立つと判断できる事自体が思い上がりで、自然は常に予想を遥か超えており、それを直向きに探究してく中でたまに基礎研究が役立つ物に化けるのだと思う。私達は知らない。だから色んな研究が必要と思う
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話しててつまらない人って話の内容ではなく、キーワードに反応してる事があると思ってて、最近人と話してて思うのは、私も知識が増える程ほぼ無意識的に「キーワード」に反応してる事があり、これは相手の話を聞いてない事と等しいので、特に若い人と話す時は「キーワードに反応しない」を肝に銘じたい
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知識が増えれば増えるほど、キーワードに対する感受性が上がり、相手の話を聞きながら「あ、これも知ってる!」となり相手が本当に伝えたい事から離れてしまう傾向があるのではないか。多くを知り、目の前の相手を見失う、知識というのも諸刃の剣の側面がある。人の話はまっさらな状態で聞きたいものだ
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最近凄く思うのだが「競合がいるから急げ!」みたいな研究が面白くなくて、ほっとけば誰かが達成する事になぜ心血を注がなければならないのか?疑問になる。もっと誰も知らない、誰も思いつかない未知だけを追求したいが、企業研究だとそうはいかないのが難しいところ。
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私達は殺人は悪いと信じているが、魚が水を認識できないのと同じで、自分がどっぷり浸かっている道徳やモラルの外側に立たなければ見えないモノもある。”実際のところは”魚は水の外では生きていけないが、小説やフィクションは魚を水から出して、外から自分を眺める事を可能にする。
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この短編集はヤバい。凄すぎる。最初の「次元」は3人の愛娘を夫に殺された女性の話だが、読み進めるにつれ我々が持つ道徳が徐々に解体され、殺人者に理解すら示す異常な境地へ誘導された後、物語は急転しぱっと終わる。 生とは/善悪とは?という問いのど真ん中に放置され途方に暮れる。凄すぎる。
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美しすぎる。脳血流の可視化。静脈にマイクロバブルを注入し、超高速で超音波の局在を可視化する顕微鏡で可視化した。従来法より解像度が高く、またダイナミクスを見る事ができる。脳血流異常が、脳疾患の病理にどの様に関与するか、本技術を用いることで理解が深まる可能性がある。 twitter.com/PhysMedParis/s…
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学部生の頃、大きな学会で勇気を振り絞って質問した時、回答の内容が全然頭に入ってこなかった。緊張とか恐怖を感じていると、それが頭の中を占め、知的活動に使う脳のメモリがなくなる。だから勉強会とかは雰囲気が大事で、質問を自然体で出し合える心理的安全性が高い環境でこそ知的は羽ばたくと思う
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腸の感情に迫るという面白い論文。腸に張り巡らされた迷走神経は脳と繋がっており、腸に入った刺激は脳へ伝わり何かしらの感情を形成する。 著者はこの”腸の感情”をマッピングする為に、腸の迷走神経に電位を誘発するカプセルを開発し、腸に入った刺激が脳のどの部位を活性化するかを調べている (1/2) twitter.com/GMFHx/status/1…
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@Kotona686 おー面白いですね。社会性動物は同じ集団の他人に適応すべく進化したのでしょうね。 コミュニケーション上で有利な形質が選ばれていったという視点は面白いです。 人の顔は他の動物と比べ個人差が大きく実に多種多様ですが、これもわかりやすさを増長させる方向へ進化した結果なのかもですね。
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出典は「ブループリント」第10章。
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今日本で読んでめっちゃ知的に興奮した話 眼が青い人はHERC2遺伝子に変異があり、光感受性が強く黄斑変性や眼腫瘍にかかるリスクが高い。それにも関わらずこの遺伝子が数千年も選ばれ続けてきた理由として「美しく関心を惹き易かったから」というのがあり進化は必ずしも合理的で無いというのを知った
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最近知って衝撃を受けたのは、感情が社会的現実であるという説。 社会的現実とは【物理的には存在しないが、多くの人が信じているから存在するもの】例えば国やモラルがある。 つまり「幸福」や「悲しさ」は概念として社会に浸透しているから私達はその感情を感じる事ができるという説だ 続く(1/3)
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最近本読んでて「おー!」って思ったのは、人の脳には様々なバイアスがかかっており、物事にありもしないパターンを見出してしまう悪癖がある為、このバイアスを除外し判断にランダム性を持たせる為に占いが発達したという話。様々な部族で占いが残ってるのはそれが生存に適したシステムだったからかも
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こういう事を考えると「文学の本質」は「モデルの提供」なのではないかと考えたりする。大人が「本を読みなさい!」と言うが、その理由は「感情整理の方法を知りなさい!」なのではないか?後、専業主婦は大変だと思う。そんな感じの内容を記事にしました。読んでねnote.com/yopparai_chemi…
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最近本読んでてびっくりした話。 とある心理学の研究によると、思春期の恋愛で「フラれた側」は最終的に自分の気持ちに整理をつけれるが「振った側」は長い事罪悪感や混乱に悩まされることがあるそうだ。 この説明として心理学者たちは「筋書きの欠如」という言葉を使っている。 続く。
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「筋書きの欠如」とは? 「フラれた側の立場」で書かれた芸術作品は世に沢山あり、それらの筋書きを参考に私達は自分の感情の整理の仕方を知る。一方「振った側の立場」で書かれた芸術作品は少なく、振った側は自分の感情を整理す為の【筋書きが欠如してる】従ってなかなか感情整理ができない 続く
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小脳はこれまで「単純な運動制御を行う脳」と考えられてたが、実は複雑な認知機能に関与してる可能性があるそうだ。ドパミン報酬回路/言語/社会的行動など。引用記事は情報量少ないが「cerebellum cognitive」で検索かけると色々出てきて面白い。こうした従来の常識をひっくり返す分野、熱いな。 twitter.com/ScienceMagazin…
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とあるビジネス書に「ベテランには経験があるが、問題はその経験が新しい発想の邪魔をする事。なのでベテランは若者の2~3倍勉強する必要がる」と書いてあって、せやな、と思った。本をたくさん読んで新しい知識を吸収していかないと、過去の経験だけでしか物事を考えられなくなってしまうのだろう。
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こちら1点修正です。最初に動く筋肉は「上げる腕とは同じ側のふくらはぎの筋肉」です。反対側ではないです。失礼いたしましたm (_ _)m
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この話に含まれてる教訓は「問いの設定が凄く重要」という事だと思う。エレベーターのボタンを押すという普通の動作の中に問いを見出すのはなかなか難しい。だが「この時どこの筋肉が最初に動くかな?」という問いを設定できると新たな知識の扉が開く 科学者には「解っていない事を見つける力」が重要
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最近本を読んでて1番驚いたのは「エレベーターのボタンを押す時、最初にどこの筋肉が動くか?」という問いに対する回答。答えは「上げる腕とは反対側のふくらはぎの筋肉」だそうだ。腕は4kgくらいと重いのでふくらはぎの筋肉が収縮してから腕を上げないとひっくり返ってしまうそうだ。凄い知識だと思う
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小腸の腸内細菌を調べたら、大腸の細菌とはかなり違ったという論文。現在の腸内細菌研究の多くは糞便サンプルを解析しており大腸の細菌しかみれていない。 小腸細菌という未知のフロンティアがまだまだ広がっているんだう。 twitter.com/GMFHx/status/1…