江藤農水相は沖縄県に勧告した理由を次のように述べています。 農水相「私がこのような勧告、指示を行ったことは、工事をもっとがんがん進めなさいということを後押しする趣旨で行っているものではございません」(次に続く)
サンゴの移植でサンゴ礁の回復は困難との旨が、水産庁の手引に明記されていたことが、5月12日の屋良議員の国会質問でわかりました。shugiintv.go.jp/jp/index.php?e… したがって玉城知事は、大浦湾のサンゴを移植し保護するという理由で農水相から受けた勧告「サンゴ採捕許可を出せ」に従う必要はありません
サンゴの移植に関しては、琉球新報さんが作成した神レベルのイラストをご覧下さい。 twitter.com/scikotz/status… twitter.com/SciKotz/status…
那覇空港や泡瀬干潟の埋め立てとサンゴ移植についても私は反対しています。詳しくは論考をお読みください。twitter.com/mitra_maurya/s… twitter.com/mitra_maurya/s…
農水省はどのような根拠で今回の申請を問題ないとしているのでしょう。行政判断を下す際には科学的根拠を示す必要があります。 サンゴの採捕は「調査研究」を目的として出されるわけで、前回の辺野古サンゴ移植で明らかな失敗が認められたのですから、県はその許可を出さなくて良いと考えます。
防衛局で環境監視等委員会に入っているサンゴ担当者ら(東大の茅根氏とお茶大の服田氏)もサンゴ移植についての知識はありません。議事録からは、移植時期について防衛局と彼らが私の論文を誤用もしくは曲解したことも判ります。 okinawatimes.co.jp/articles/-/468…
サンゴの専門家として意見します。サンゴを移植してもほとんど死亡しますので、沖縄県は辺野古大浦湾のサンゴの採捕許可を出してはいけません。 昨年、防衛局が絶滅危惧種のオキナワハマサンゴ9群体を移植しましたが、既に3群体が死亡・消失しています。明らかな失敗です。 okinawatimes.co.jp/articles/-/541…
美しい石垣島白保の海が壊れるから、大規模リゾートホテルなんて建設しないで😢 ホテルの排水処理方法が県の定める基準で認められておらず、そもそも建設は不可能として、原告の住民らは訴えの取り下げを求めた。一方、ホテル側は取り下げに同意せず。判決は3月3日。 qab.co.jp/news/202001281…
私が手伝えることは何でもしようと思います。ビーチのすぐ側にリゾートホテルが建設されて何も影響がないわけがない。竹富島だけでなく石垣白保も同じ状況です。もうこれ以上、島民の方達の穏やかな暮らしや貴重な海を破壊しないでください。 yaimatime.com/yaimanews/7411…
石垣島白保のリゾートホテル建設計画もそうだけど、企業の倫理観ってないのだろうか?人々が守ってきた暮らしや美しい自然を破壊する行為をどうして出来るのだろう。住民が嫌だというものをなぜつくる? qab.co.jp/news/201908091…
酷すぎる。竹富島のコンドイビーチ前にリゾートホテル建設計画があり、島民の皆さんが反対しているのですが、なんと、そのホテル建設主体の不動産会社・㈱RJ(アールジェイ)エステートが、反対運動の代表個人を訴えました。まさにこれスラップ訴訟じゃないですか。 ryukyushimpo.jp/news/entry-100…
委員らは科学者として政策決定に参加しています。彼らの発言により公共の自然や生物の運命が決定されます。よって、委員らはその発言の科学的根拠を国民に説明する責任を負っています。過去の知見やサンゴ移植マニュアルを無視し、適当なコメントで絶滅危惧種のサンゴを死なせた責任は大きいのです。
ついでに、このように科学者の実名を挙げて批判する私のやり方を良く思わない人もいるかもしれませんが、私は間違っているとは思いません。なぜなら、米軍新基地建設は、我々の多額の税金を使った公共事業だからです(続く)
防衛省と環境監視等委員会は「移植前から見られた衰弱が進行したことによって自然死したとみられる」とありますが、ではなぜその弱ったサンゴを移植したのですか?普段はサンゴ保全すると謳って大型科研費とってるのに、茅根氏と服田氏はサンゴを守らないのですか? www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/…
サンゴの移植技術が進歩しても、生息環境が合わなければサンゴは増やせません。水槽ならコントロールできますが、海の環境は多様で微妙なバランスの上に成り立っており、環境変動も大きいからです。自然界でのサンゴ種毎の生息条件を完璧に把握するのは不可能です。okinawatimes.co.jp/articles/-/295…(続く)
絶滅危惧種のハマサンゴが昨年の9月に移植されて一年後、既に9群体中3群体もが死滅・部分死してしまいました。死にやすいミドリイシサンゴを移植した私の論文結果(添付)と比較しても、死亡率が高い方であることがわかります。沖縄県が防衛省にサンゴの採捕許可を出した責任も大きいです(続く)
今朝の沖縄タイムスコメント。辺野古で皆の反対を押し切り、無理やり移植された絶滅危惧種のハマサンゴが死にました。 環境監視等委員会の服田委員(お茶大)が「案外ハマサンゴは高水温でも移植可能」と非科学的な思いつきのコメントをし、防衛省がそれを根拠に移植して案の定失敗したのです(続く)
また、サンゴの移植苗づくりやサンゴの移植を環境教育になるとして宣伝する企業も増えましたが、サンゴの移植でさんご礁生態系が復元できないのは明らかなので、環境教育効果はあくまでも副次的効果です。是非、移植サンゴが死ぬところまで観察させてください。そうすれば環境教育になります。
企業・行政・研究者は、どうか安易に「さんご礁生態系を復活させる」という文言を使わないでください。 サンゴの移植でさんご礁生態系を復活させることはまず不可能です。今逆に、その言葉が泡瀬干潟や那覇空港や辺野古などのさんご礁生態系を破壊する言い訳に利用されています(続く)
また、科学的な知見から明らかに間違っている文言は外してくださいと(株)KOSEのCSRに要望したのですが、「日本サンゴ礁学会に質問しているから」と今年の2月に言ったきり音沙汰無しです。世界的にも有名な日本の企業が環境問題に対してこのような不誠実な対応をすることは残念でなりません(続く)
サンゴの移植に関する雪肌精のHPにはまだまだ沢山の問題点があります。私としては「世界初」とか本当にどうでも良いのですが、このような方向性を持つビジネスに利用されると「私が初めて観察したんですが」と言わざるをえません(続く) savetheblue.sekkisei.com/story/index.ht…
加えて、株式会社KOSEがJRで流していた雪肌精のCMにもかなり問題がありました。海の種の金城さんが「2005年、養殖して移植放流したサンゴが世界初の産卵に成功」というのは間違いなので訂正してもらいましたが(続く) savetheblue.sekkisei.com
これも同じく、養殖をする試みは大変良いのですが、養殖でさんご礁生態系を復活させることは無理です。クラウドファンディングで寄付してくれた人には、その点を明確に説明した方が良いと思います(続く) faavo.jp/miyazaki/proje…
何度も繰り返しますが、サンゴの移植でさんご礁生態系は復活しません。この琉球新報の図を見れば明らかです。ポチっとした左上の修復面積、しかもそのポチに植えた移植サンゴの9割が死んでいます(続く)
こういう宣伝は良くない。「美しいサンゴの海を復活させる」と書いてこの写真を載せたら、一般の人はどう思うだろうか?移植でこのようなさんご礁生態系が復活すると思うのではなかろうか(続く)。 twitter.com/divermag_jp/st…