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親が共感的に聞けば子供は正直に話せて、「わかってもらえた」と感じて安らぎます。親が正論で叱ると、子供は「正直に話すと説教される」と感じます。また、共感がないまますぐ励ましやアドバイスをすると、子供は「そんな簡単な問題じゃないよ。話も聞いてく
れない」と感じてしまいます。
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子供が偏差値の高い学校に合格すれば親は鼻が高くなり、塾は入塾者が増えます。子供のチームが優勝すれば監督は高く評価され、公開授業がうまくいけば先生は高く評価されます。子供が大人の自己実現の手段になっていないか?大人のために子供を搾取し、犠牲にしていないか?常に自分に問いかけましょう
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習い事は、「将来役立つ」より「今、喜んで取り組めて楽しく充実した時間を過ごせる」ものを選びましょう。その方が精神衛生によいですし、自己肯定感も育ちます。嫌な時間が長いとその反対になります。それに、激動の時代に将来役立つ保証はありません。現在を大切にして幸せ体質にしてあげましょう
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「叱られて育った人は叱られ慣れているから打たれ強い。仕事で失敗しても立ち直れる」も「ほめられて育った人は、叱られ慣れていないから打たれ弱い。失敗すると立ち直れない」も迷信です。実は、ほめられて育った人の方が自己肯定感も他者信頼感も高いので、失敗から立ち直れる可能性も高いのです。
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「しつけのためなら叩いていい」「お尻なら叩いていい」「後でハグすれば叩いてもいい」「叩かれる痛みを教えるために叩くことも必要」などは、心理学の研究で間違いと判明しています。恐怖をもとにしたしつけや教育は全て有害です。恐怖心の反動は攻撃性であり、恐怖心が強いと攻撃的になります。
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子供の頃エジソンは家で化学実験に没頭。イチローは毎日バッティングセンターに連れて行ってもらい、さかなクンは魚がいるあらゆる所に連れて行ってもらいました。親が子供の「好き」を徹底的に応援すると才能が花開きます。どの子にも何か一つは才能があるのだけれど、親の応援が不十分、または的外れ
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子育てで大事なのは待つこと。親にできることはやってあげ、後はじっくり待ちましょう。結果を出すのは子どもという他者だから。待つ時間は5分・1時間というレベルから5年・30年というレベルまでいろいろですが、とにかく待つことが大事です。待てる親なら、子どもは自分のペースで着実に伸びます
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笑えば笑うほど幸せホルモンが出て幸せになります。笑いヨガというものもあるほどです。だから、毎日子供を笑わせてあげましょう。毎日よく笑っている子は幸せホルモンが出やすくなって、幸せ体質になります。これは勉強やしつけより大事なことでは?毎日叱られている子は不幸せ体質になってしまいます
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子供の成長に環境が与える影響は大きいです。そして、子供にとって最大の環境は親の言葉です。ですから、親は常に自分の口癖を意識していてほしいと思います。人格否定と存在否定の言葉は、どんなときでも、いくら頭に来ても絶対にNG。一度放たれた矢は戻すことができませんので。
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「寝る前に子どもをほめる」を毎日実行しましょう。寝る前にほめられると、寝ている間ずっと幸せな気持ちが続きます。これで子どもの自己肯定感が育ち、親子関係もよくなります。ほめる時刻にケータイのアラームをセットすれば忘れません。ついでに自分もほめるようにすれば、親の自己肯定感も育ちます
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「叱られて育った人は叱られ慣れているから打たれ強い。仕事で失敗しても立ち直れる」とか、「ほめられて育った人は、叱られ慣れていないから打たれ弱い。失敗すると立ち直れない」などというのは作り話であり迷信。実際には真逆で、後者の方が自己肯定感が高いので失敗から立ち直れる可能性も高いです
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「朝、親が起こしているといつまでも自分で起きられない。片づけてあげていると、いつまでもできない。自立の妨げだ」。これらは親も子供も苦しめる迷信。自己肯定感を大切にしていれば、いずれそれなりにできるようになるから大丈夫。できないことを叱り続けて自己否定感を植え付ける方が弊害が甚大。
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人に何か言うとき大切なのは、相手を責めて非難する要素を入れないこと。自分が責められ非難されていると感じた瞬間に人は心を閉ざすので。これは本当に大切なこと。親や先生がこれに気づかないまま子供を責めて非難する言い方をしていると、子供の心はどんどん離れていきます。夫婦や上司・部下も同じ
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人格否定の言葉とは次のような言葉。
▼また約束を破った。ずるいね
▼弟を泣かすなんて意地悪なお兄ちゃんだ
▼また70点とは情けないやつだ
▼何度言ったらわかる?頭が悪いな
▼またごまかす。お前は卑怯だ
▼どうせお前には無理だ
▼お前なんかにできるわけがない
▼本当に役に立たない子だ
▼お前
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「子供ができないことはやってあげればいい」と言うと、「それでは依存して自立できない」と考える人もいると思います。でも、そういう現実的な方法でしのいで親子共に安らかに生活できることの方が大切。叱り続ける弊害の方がはるかに大きいから。大人になれば大概のことはやるようになるから大丈夫。
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「寝る前に子どもをほめる」を毎日実行しましょう。寝る前にほめられると、寝ている間ずっと幸せな気持ちが続きます。これで子どもの自己肯定感が育ち、親子関係もよくなります。ほめる時刻にケータイのアラームをセットすれば忘れません。ついでに自分もほめるようにすれば、親の自己肯定感も育ちます
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某父親が「出したら片づける」「やるべきことを先にやる」「字を丁寧に書く」の3つで息子を叱り続けました。「片づけない物は捨てる。雑な字は全部書き直し」と宣言して実行するなど、万事この調子。成人した息子は父親を完全拒否で会ってもくれません。愛情の空回りは哀しい。
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人に迷惑をかけない。わがままを言わない。自分のことが自分でできる。こういう子にしたいという思いで、事細かに叱るしつけ主義・減点主義に走る親が多いです。それが行き過ぎると、子供に「親の顔色を伺う」「親の前でよい子を演じ外で発散する」「友達の失敗を許せなくなる」などの表れが出てきます
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親子で幸せになる親力10選
①子供の話を共感的に聞く
②子供のありのままを受け入れて楽しむ
③短所に目を瞑って長所を伸ばす
④子供の好きなことをたっぷりやらせる
⑤叱らなくても済むように合理的な工夫をする
⑥自分のストレス解消とメンタルヘルスに心がける
⑦イライラを子供にぶ
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関西大学の保田時男教授によると、母親がわが子と共に過ごせる時間は約7年6ヶ月(約65,700時間)、父親はその半分で約3年4ヶ月。入園時には18%が過ぎていて、卒園時に32%、小学校卒業時に55%、高校卒業で親元を離れる場合は73%も過ぎ去ってしまいます。共にいられる時間を味わいたいですね。
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「幸福感は学歴や収入より自己決定の度合いで決まる」ことが、神戸大学と同志社大学による約2万人を対象にした大規模な合同研究で判明。ですから、子供を幸せにしたいなら、趣味も習い事も部活も進路も含めて、何事も子供の意思を尊重したほうがいいです。何を選ぶかよりも誰が決めるかが大(続く
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子育てで一番大切なのは親子関係をよくすることです。親子関係がよければ、子どもの自己肯定感と他者信頼感が共に育ちます。では、どうしたら良好な親子関係を築くことができるのでしょうか。その多くは言葉に掛かっています。否定的な言葉をやめ、肯定的な言葉と共感的な言葉を増やしましょう。
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親は子供にけっこうひどいことをしています。でも、子供は許してくれています。だから、親も子供を許しましょう。
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幸せ体質の子にしてあげよう。「私は大切にされてる。愛されてる。私も皆が大好き」「私は存在していいんだ。ありのままの私でいいんだ」「私はけっこういい感じ。私はがんばれる。達成できる」「私は役立ってる。うれしいな」「毎日楽しい。あれもこれもやってみたい」と思えるようにしてあげよう。
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日本人は個が弱い。もっと自分らしく自分軸で生きましょう。それは他人の価値観でなく自分の価値観で生きること。仕事でもプライベートでも、自分がやりたいことをやりましょう。子供にもそれを保障しましょう。子供の人生は子供のもの。親の価値観や思い込みを押しつけないように。習い事も進路も。