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親が「9時だから寝よう」と言い、子どもが「もうちょっと」と言える親子関係が丁度いい。子どもは、交渉次第で願いが叶うことや、自分には願いを叶える力があるということを知ります。厳格過ぎて交渉の余地のない親だと、子どもは無力感にとらわれます。ぶれない親は危ない。ぶれ過ぎもいけないけど…
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子供は親の言うことは聞かないけど、することは真似します。親が叱ってばかりいると、子供は「うまくいかない時は、それを理由に相手を責めればいいんだ」と学んで真似します。これが裏の教育です。うまくいかないことに対して、親が工夫・改善する姿を見せていると、子供も「工夫が大事だ」と学びます
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女の子でも「男の子脳」の度合いが高い子もいます。「やりたいことしかやらない。嫌なことはやらない。てきぱきできずマイペース。だらしがない。片づけができない。話を聞いていない。ぼうっとしている」等の子です。同時に、創造的、主体的な自己実現力、寛容、温厚、後伸び、等の長所があります。
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「子供をしつけよう。教えよう。これを直そう」と思い過ぎていると、叱ることが増えます。「この子と楽しく過ごそう。人間同士として付き合おう。二度とない今を味わおう」くらいの気持ちでいた方が、心が楽になってゆとりが出てきます。子供と日々向き合う上で、ゆとりほど大切なものはありません。
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男の子脳の特徴は「好きなことはやるがイヤなことはやらない。てきぱきできずマイペース。だらしがなく片づけが下手。話を聞いてない。ぼうっとしている」等。同時に、創造的、主体的な自己実現力、寛容、温厚、後伸び、等の長所があります。女の子でも「男の子脳」の度合いが高い子はこれに該当します
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洗濯物をたたんでくれた子に、Yさんが「ズボンは端と端を合わせなきゃ」と否定的なひと言。で、子供は「もうやらない」と。まず「ありがとう。助かるよ」。次に「タオルがきれいにたためたね」とよい部分をほめ、その後で「ズボンは端と端を合わせると楽だよ」と言えばよかったかも。言葉は順番が大事
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「しつけのためなら叩いていい」「おしりなら叩いていい」「後でハグすれば叩いてもいい」「叩かれる痛みを教えるために叩くことも必要」などは、心理学の研究で間違いと判明しています。恐怖をもとにしたしつけや教育は全て有害です。恐怖心の反動は攻撃性であり、恐怖心が強いと攻撃的になります。
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「人は聞き方が9割」「人は見た目が9割」「仕事は準備が8割」等いろいろな説があります。私は「人生は思い込みが10割」と言いたいです。「自分はダメだ」と思えばダメになり、「できる」と思えばできるようになります。子供がよい思い込みができるようにしてあげるのが子育て・教育の要です。
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子育てとは、子供に同じことを何万回も言う生活です。誰がやってもそうなります。元々そういうものなので、諦めて、どうせ言うなら明るく楽しく言いましょう。すると、子供はその度に親の愛情を感じます。毎回、嫌みで否定的で攻撃的な言い方だと、弊害が大きいです。言う方も自分の言葉で疲弊します。
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先生だったとき、ある母親から「ノートの使い方が上手だと、家でほめてるんです。先生からもほめていただけるとうれしいです」と頼まれました。それで、私も「ノートの使い方が上手だね。うまく間を空けてあって見やすいよ」等とほめました。後で知ったのですが、この母親は塾の先生にも同じお願いをし
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「忘れ物で自分が困れば直すはず。だから、放っておく」と言う親。でも、実際はこの自業自得方式では直りません。そもそも、それで直るならとっくの昔に直っていたはず。もう何度も困ってきているのですから。実際は、放っておかれた子は直るどころかますます忘れ物が増えます。先生に叱られ、友だちの
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子供への対応に大人の本性が表れます。子供に高圧的で強権的なら、あなたはそういう人なのです。自分より弱い人には必ずそうなり、強い人には卑屈になります。子供に対しても謙虚で温和なら、あなたは誰に対してもそうでいられます。子供は鏡のような存在。大人のありのままの姿を映し出してくれます
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連休でダラダラしている子は、休み方を知っている賢い子です。見習って親もダラダラしましょう。休日とは休む日のことですから。でも、日本人は休むのが下手ですね。
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「寝る前に子供をほめる」を毎日実行しましょう。寝る前にほめられると、寝ている間ずっと幸せな気持ちが続きます。これで子供の自己肯定感が育ち、親子関係もよくなります。ほめる時刻にケータイのアラームをセットすれば忘れません。ついでに自分もほめるようにすれば、親の自己肯定感も育ちます
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子供がだらしがないのは親のせいでもなく、その子のせいでもなく、生まれつきです。そして、だらしがない子は、大人もそうですが、創造性が高いとか共感力が高くて癒やし系であるなどの長所を持っていることが多いです。だらしがないことを叱っても直らないので、そこは諦めて長所を伸ばしましょう。
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子供が皿を割ると、親は「何やってるの!」と言います。言う方は平気でも言われた方は嫌な気持ちになります。職場の大人同士なら、こういう言い方はしないのに、子供には言ってしまいます。本当は職場の他人より子供の方が大切なはず。大切な人は実際に大切にしましょう。親しき仲にも礼儀あり。
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「わがままを言わない。人に迷惑をかけない。自分できちんとできる」などを子供に求め過ぎると逆効果です。子供が「親の顔色を伺い本音が出せない」「親の前でよい子を演じ外で発散する」「自分に自信が持てない」等の状態になる可能性大です。親にすらわがままを言えない子は内に不満を溜め込みます
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公立中学で中3の数学授業を参観しましたが悲惨のひと言でした。塾で学んで既に理解している子がいる一方、小学校の内容を理解していない子もいます。彼らは分からないまま座っているだけ。学力格差が大きい中での一斉授業は生徒も先生も不幸。IT活用の個別学習なら各自の学力に応じて学べるのに。
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自立している子とは、親がやって欲しいことを進んでやってくれる子のことではなく、やりたいことを自分で見つけてどんどんやれる子のこと。自立という点では、「やるべきことをやらない」「片づけができない」子より、「自分がやりたいことがない」「やりたいことがあってもやれない」子の方が心配です
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「叱られて育った人は叱られ慣れているから打たれ強い。仕事で失敗しても立ち直れる」とか「ほめられて育った人は、叱られ慣れていないから打たれ弱い。失敗すると立ち直れない」等は迷信です。実は、後者の方が自己肯定感が高いので、失敗から立ち直れる可能性が高いことが心理学の研究で判明しました
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日本では、子育てを妻に任せきりで、自分は仕事しかやらないという夫が未だに多いです。「仕事は家族のためにがんばっているのだ」が夫の言い分。そして、「子供が巣立ったら夫婦で旅行しよう」などと思っていたりします。一方、妻は「子供が巣立ったら離婚しよう」と思っていたりします。
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「子供の言うことを何でも聞いているとわがままになる」という説は、児童心理学の研究で否定されました。真実は逆。「抱っこ」と言ったら「歩けるでしょ」と言わずに抱っこして、「読んで」と言ったら読んであげる。自分の言うことを聞いてもらえている子は、満たされているのでわがままになりません
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て、先生が羊羹を出してくれて、一緒に食べながらおしゃべりして帰ってきました。それで、その先生のことが大好きになって、通うのがますます楽しみになりました。あの時、叱られていたらピアノが嫌いになっていたかも知れません」。やはり、共感的に対応してくれた人へは感謝と信頼が生まれますね。
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朝自分で起きて、自分で顔を洗って、ご飯を食べたら歯を磨き、自分で着替えて、自分でカバンの支度をして学校へ行く。帰ってきたら、自分でうがい・手洗いをして、自分で宿題をやり次の日の準備をする。親も先生もこういうことを「自立」と呼んでいます。でも、これらは本当の自立ではありません。「親
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子育てが終わった人は、「子供の成長は早い。あっという間に大きくなった」と言います。そして、「仕事、家事、雑事に追われ、気づいたら子供は大人になっていた。もっと楽しめばよかった」という声も。実は、子供が「本当に子供らしい子供」でいる期間は意外と短いものです。個人差も大きいけど小学4