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子育てが終わった人は、「子供の成長は早い。あっという間に大きくなった」と言います。そして、「仕事、家事、雑事に追われ、気づいたら子供は大人になっていた。もっと楽しめばよかった」という声も。実は、子供が「本当に子供らしい子供」でいる期間は意外と短いものです。個人差も大きいけど小学4
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マイペースな子を叱り続けてもムダ。生まれつきのリズムは簡単には変わりません。間に合わない時は手伝ったりやってあげたりでOK。大人になればそれなりに何とかするから大丈夫。マイペースな子は穏やかで優しいことが多いので、それで良しとしましょう。短所を叱っていると長所も消えてしまいます。
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親あるある。子供に「三日坊主はダメ」と言いつつ、自分は家計簿もウォーキングも続かない。子供に「まず先にやるべきことをやりなさい」と言いつつ、自分は面倒なことを先送り。「妹に優しく!」と言いつつ、自分は夫・妻に冷たい。「ゲームをやり過ぎないで」と言いつつ、自分はスマホをやり過ぎる。
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「忘れ物で自分が困れば直すはず。だから放っておく」と言う親。でも、実際はこの自業自得方式では直りません。そもそも、それで直るならとっくの昔に直っていたはず。もう何度も困ってきているのですから。実際は、放っておかれた子は直るどころかますます忘れ物が増えます。先生に叱られ友だちの評
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子供への対応に大人の本性が表れます。子供に高圧的で強権的なら、その人はそういう人なのです。自分より弱い人には必ずそうなり、強い人には卑屈になります。子供に対しても謙虚で温和なら、誰に対してもそうでいられます。子供は鏡のような存在。大人のありのままの姿を映し出してくれます。
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公立中学で中3の数学授業を参観しましたが悲惨のひと言でした。塾で学んで既に理解している子がいる一方、小学校の内容を理解していない子もいます。彼らは分からないまま座っているだけ。非常に大きな学力格差の中で、先生一人による一斉授業は生徒も先生も不幸。
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多くの家庭でママのワンオペ育児が常態化して、ママも子も苦しんでいます。パパも何のための仕事なのか自問しましょう。一番大切な人を後回しにしないように。上の立場の人には、早く帰れる職場環境を作ってほしいです。国もその辺のテコ入れをしないと異次元の少子化対策も絵に描いた餅に。
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改札で子供が「切符がない」と言って泣き出し、「だらしない」と叱って見つかるまで探させる親。まず「大丈夫だよ」と安心させて一緒に探してあげるのが人の道では?その姿を見て子供も友達に同じ行動ができるようになるのに。しつけを優先して人の道から外れないように、親である前に人間でありたい。
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子供の話はまず共感的にたっぷり聞きましょう。親が言いたいことは最後に。そういう親なら、子供は何でも相談できます。反対に、親が子供の話を共感的に聞かず正論ばかり押しつけていると、子供は何も言わなくなります。そして、リスクを冒してでも共感してくれる人を求めるようになります。
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習い事で苦しんでいる子がたくさんいます。「やり始めたものは続けさせないとやめ癖がつく」「ここでやめさせてしまうと嫌なことはすぐやめる人間になる」と思い込んでいる親が多いからです。実は、「やめ癖」というのは迷信です。たとえ10こやめても、11こめにぴったりなものに出会えばやめません
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子供に「頑張ってるね」「大変だね」「ありがとう」「助かるよ」「大好き」の5つの言葉を贈りましょう。これが人を幸せにする5つの言葉。もちろん、子供だけでなく連れ合い、祖父母、友達、同僚などにも。言葉一つで人に安らぎと幸せを贈ることができるわけで、考えてみれば素敵なことですね。
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よく叱られる子は「自分はダメな子だと思われて、もう大切にされてないかも」と感じます。その不安から無意識のうちに愛情確認行動に走ります。危険なことをする、弟妹をいじめる、物をこわす、火遊び、万引き等。親が困ったり心配したりする姿を見て、「よかった。まだ愛されてる」と実感したいのです
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「靴下を洗濯機に入れてない」「片づけてない」とイチイチ咎めるより、黙ってやってあげたほうがうまくいくということもあるのでは?夫婦でも親子でも。そうすれば相手もこちらの足りないところを黙ってやってくれるようになるかもしれません。試しにやってみて。咎めあっていると険悪になるだけ。
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子供が皿を割ってしまったとき、親は「何してるの!気をつけなきゃダメでしょ」と言ってしまいがち。職場の大人同士だったら、こんなひどい言い方をする人はいません。でも、子供には言ってしまいます。一番大事な人を一番粗末に扱っている親が多いのでは?一番大事な人には一番丁寧に接しましょう。
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思春期・反抗期の子に対するとき、「負けてたまるか」「どちらが偉いかわからせなくては」という気持ちで、子供と同じ精神レベルで覇権争いをするのはやめたほうがいいです。相手はホルモンバランスの乱れと自我の確立のために苦しんでいる最中なので。
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叱らなくてもよくなる「しつけの7か条」決定版
1,親が見本になる
2,ほめる
3,価値づけ・啓発をする
4,穏やかに言って聞かせる
5,合理的な工夫をする
6,できないときはあきらめる。手伝う・やってあげるでOK
7,時期が来るのを待つ
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子供のことを「これでいい」と思ってみましょう。実際、大丈夫ですから。でも、「これでいい」と思えない人が多いのは、「もっと、もっと」と欲をかいて求める心があるから。親の要求がエンドレスだと子供はずっと追い立てられます。これがなければ子供は自分のペースで成長できて自己肯定感も育ちます
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わが子を「育てやすい子」にしようとしていませんか?
kosodatemap.gakken.jp/life/family/37…
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不登校の子に対して「適応指導」が必要と言われます。もちろんそれは大事ですが、言葉の使われ方が一方的すぎると感じます。つまり、これだけ不登校が多いということはそもそも日本の学校が今の時代の子供たちに適応していないからであり、学校が子供たちに適応して変わる必要もあると言いたいです。
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大人でも子供でも、クリエイティブな人たちには次のような傾向があります。片づけが苦手。だらしがない。やりっ放し。出しっ放し。置きっ放し。使った物を戻さない。掃除をしない。髪の毛がボサボサ。衣服に無頓着。人からどう見られるか気にしない。忘れっぽい。忘れ物が多い。てきぱき行動で
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マザー・テレサの言葉「人を思いやるゆとりを失うほどに、自分を忙しくしてはいけません」。私にも経験がありますが、ゆとりがないと自己中心的になり言葉もきつくなりますね。「忙」という字の通り忙しいと心が亡びます。主体的な働き方改革・生活改革・時間改革で本当に大切な時間を取り戻しましょう
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日本の学校は、授業も行事も含めて全て、みんなが同じ時に同じことを同じようにすることが大前提に設計されています。それが不登校・登校渋り・登校拒否の大きな要因でもあります。これほど多くの子供たちが学校にノーをつきつけているのは、学校の設計自体が既に時代遅れであることの証拠です。
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感情的に叱ると親は自分のストレスを発散できます。でも、親が発散したストレスは子供が背負い込むことになります。子供は、それを身近な物、ペット、弟や妹、弱い友達などにぶつけるかも知れません。または、自分で溜め込んで、鬱症状や心身の不調に出る可能性もあります。
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店で、低学年の女児が「フリルの服がいい」と言いましたが、母親は「合わせる服がないからダメ」と反対。女児が「これがいい」と食い下がるも、「こっちだよ。お母さんのお金で買うんだからね!」と却下。母親が選んだのは紺色系の地味な服。女の子は気落ちしていました。こうした交渉の余地の
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ない親だと子供は不満をため込み、ついには「自分が何を言ってもムダ」と無力感を持つようになります。自分の人生を主体的に生きていく「真の自立」は遠ざかるばかり。