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自然体験が多いほど子供は伸びます。どんぐり集め。落ち葉の布団。虫取り。里山遊び。砂遊び。泥遊び。植物を育てる。動物と触れあう。こうした体験が豊かになるほど感性と知性の両方が磨かれ、それが芸術的創造や科学的な探究の源にもなります。机上の勉強だけでは限界があります。
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6才くらいまでの子育てで最優先なのは、子供の心に安心感と信頼感を育てることです。毎日安らかな気持ちで安心して過ごせて、ママとパパが自分を大切にしてくれると感じられるようにしてあげてください。それが自己肯定感と他者信頼感につながります。しつけや勉強を優先すると大事なところが壊れます
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幸せ体質の子にしてあげよう。「私は大切にされてる。愛されてる。私も皆が大好き」「私は存在していいんだ。ありのままの私でいいんだ」「私はけっこういい感じ。私はがんばれる。達成できる」「私は役立ってる。うれしいな」「毎日楽しい。あれもこれもやってみたい」と思えるようにしてあげよう。
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子育てとは、子供に同じことを何万回も言う生活です。誰がやってもそうなります。元々そういうものなので、諦めて、どうせ言うなら明るく楽しく言いましょう。すると、子供はその度に親の愛情を感じます。
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「子供をしつけよう。教えよう。これを直そう」と思いすぎていると、叱ることが増えます。「この子と楽しく過ごそう。人間同士として付き合おう。二度とない今を味わおう」くらいの気持ちでいた方が、心が楽になってゆとりが出てきます。子供と日々向き合う上で、ゆとりほど大切なものはありません。
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子供は親の言うことは聞かないけど、することは真似します。親が叱ってばかりいると、子供は「うまくいかない時は、それを理由に相手を責めればいいんだ」と学んで真似します。これが裏の教育です。うまくいかないことに対して、親が工夫・改善する姿を見せていると、子供も「工夫が大事だ」と学びます
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以前は「叩かれる痛みをわからせるために叩くのはアリ」「お尻ならいい」等、叩くことを容認する説がありましたが、心理学や脳科学の研究で完全否定されました。叩かれて育った子は、モデリング効果により叩く人になることが心理学で判明。体罰や暴言を受けた子は、脳自体が萎縮することが脳科学で判明
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学校は疲れます。学校が好きな子でも疲れます。まして嫌いな子は尚更。帰宅後に家でダラダラするのは当たり前。学校でがんばり家でもがんばるなんて無理。大人も職場でがんばり家でもがんばるなんて無理。のんびりリラックスさせて休ませてあげて欲しい。家でも追い立てていると元気の回復ができません
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「叱られて育った人は叱られ慣れているから打たれ強い。仕事で失敗しても立ち直れる」「ほめられて育った人は打たれ弱い。失敗すると立ち直れない」等は迷信でした。レジリエンスの研究で「ほめられて育った人の方が自己肯定感も他者信頼感も高いので、失敗から立ち直れる可能性も高い」と判明しました
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幸田さんに賛成です。この採点では子供を漢字嫌いにするだけだと思います。このテストは1問4点なので私が採点したら96点になると思います。「金」という字の5画目が上に出ているように見えるので4点の減点で。 twitter.com/Naoki_Kouda/st…
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親子関係が悪化し
子供の自己肯定感がダダ下がりする
5種類の言葉
■人格否定:情けない子。卑怯者だ
■否定語:また○○してない。○○しなきゃダメ
■他の子と比較:○○君はできてるよ
■強制:靴は赤にしなさい
■愚痴に共感せず正論や嫌みで返す:サボったからでしょ。だから言ったでしょ
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親子関係がよくなり
子供の自己肯定感が爆上がりする
5種類の言葉
■存在肯定:大好き。一緒にいられて嬉しい
■感謝:○○してくれてありがとう。助かるよ
■努力や達成を認める:がんばってるね。できたね
■一緒に喜ぶ:パパもうれしい。ママもうれしい
■共感:大変だね。困るよね。嫌だよね
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親が「9時だから寝よう」と言い、子供が「もうちょっと」と言える親子関係が丁度いい。子供は、交渉次第で願いが叶うことや、自分には願いを叶える力があるということを知ります。厳格過ぎて交渉の余地のない親だと、子供は無力感にとらわれます。ぶれない親は危ない。ぶれ過ぎもいけないけど…
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親が「子供の短所を直そう。今のうちにしつけよう」と思っていると、否定的な言葉が増え、子供が反発して悪循環が始まります。「この子と人間同士として付き合おう。親子で毎日笑って楽しく過ごそう。この子のユニークな長所を見つけよう」という気持ちでいれば良い親子関係ができ良い循環が始まります
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こんまりさんでさえ、子育て中の片づけは諦めたそうです。理由は「完璧に片づいていること自体が目的ではなく、家族と幸せに過ごすことが目的なので」というもので、本当に素敵な判断だと思います。子育て中の人たちの多くが、片づけを含めた家事が思うようにできないことでストレスが溜まっ
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小学生時代にしつけを優先して子供を抑圧していると、思春期反抗期が必要以上に激しくなります。さらにそれも強圧的に抑圧した場合は、大人になってからの反動が大きくなります。小学生時代に共感的かつ民主的な親子関係を作っておけば、思春期反抗期も必要以上にこじれることはありません。
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児童心理学によると、子育てで一番大切なのはしつけではなく、自己肯定感と他者信頼感を育てることです。これは、世界中の多くの専門家たちの膨大な調査研究ではっきりと結論が出ています。しつけを優先し過ぎると否定的に叱ることが増え、この2つが育たなくなります
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幸せな親がやらない7つのこと
1,わが子を他の子と比べる
2,自分を他のママ・パパと比べる
3,世間の目を気にする
4,子供に自分の価値観を押しつける
5,子供の短所は自分のせいだと思う
6,否定的な言葉で叱る
7,一人で抱え込む
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その時は「どうしてもこれを得たい。得ないと生きていけない」くらいに思っていたけど、過ぎてみると「なくても意外と大丈夫だった」ということはよくあること。また「得なかったことがかえってよかった」となることすら多々あります。不合格とか失恋とか。人間万事塞翁が馬なので。
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行事も含めて、コロナでせっかく精選・簡素化されたものがまた元に戻りつつある学校。卒業式の練習がまた増えてきている様子。無闇に元に戻すのではなく本当に子供のためになるか吟味を。何でもかんでも天こ盛りの重厚長大の学校は子供のためにもなりません。断捨離が必要。
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日本の政治が子育て・保育・教育・介護に冷たいのはなぜか?子育てや介護を妻に押しつけた男性が政治・役所・企業の中枢を握っていて、その大変さの程度も中身も理解していないからです。住みよい社会にするには、女性の政治家を増やし役所や企業のリーダーにも女性を増やす必要があります。
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学童保育は以前から満員のところがほとんど。しかも、どこも部屋が狭い。狭い空間にすし詰めの子供たち。政治は今まで学童保育にろくな予算もつけず、施設も貧弱、職員の給料も安いまま放置してきました。コロナ禍でそのツケが一気に表面化しました。政治がもっと子供と親に優しくなって欲しい。
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児童心理学によると、子育てで一番大切なのはしつけではなく自己肯定感と他者信頼感を育てること。しつけを優先し過ぎると否定的に叱ることが増え、この2つが育たなくなります。
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親が子供と一緒に遊んだりお風呂に入ったりなどの触れ合いに努めていても、子供が親の愛情を実感できていないケースがあります。それは親が叱りすぎている場合です。叱ることが多いと、いくら触れ合いを増やしても台無しです。自分で摘んだ積み木を自分で崩すようなものです。
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子供の頃、食が細い幼馴染が給食を泣きながら食べていたことを覚えています。最近も給食が原因で子供が登校を渋るという保護者の声をよく聞きます。未だに給食指導の名の下に食べることを無理強いされている子どもたちがいます。これは虐待です。