寝たきりになってから独学で始めたバイオリンで弾く “主よ人の望みの喜びよ”
寝たきりの私、『病気だったら何もせず寝とけば?』ってよく言われる。 何年治療や手術しても治らず、同じように時間が過ぎていくならば、 全力で好きなことや楽しいことだけを見つめて生きていこうと決めた。 苦しみや哀しみが入る余地がない様に。 そして寝たきりのままピアニストになる夢を叶えた。
「死にたいと思った時はありますか?」と聞かれるが 「思った時」ではなく24時間秒刻みで死にたいです。 ではなぜ生きているか? 死にたいを覆い尽くす程のやりたいことを見つけること。 こうすることで、 「やりたいことをやるためには命が必要。だから生きる」 …そういう位置づけに私の命はある。
健康な時には気がつかなかったのに 難病で寝たきりになった今、 普通に生活できることがどれほど幸せだったのかと気付く。 幸せは本当はすぐ隣にある。 失って初めてあれが幸せだったのだと気付く。 この世には、手に入れる幸せと、失って気づく幸せがある。
事故で寝たきりになった私の後悔。『いつかやろう、今じゃなくてもいい』と思えることほど『今』やっておけばよかった。『いつかやろう』と言える時点で『いつでもやろうと思えばできる条件が整っているということ』だったから。 出来なくなって『いつかやろう』が恋しい言葉になった。 『今』やろう。
『生きていたらいいことがある』は逆で、 『いいことがあるから生きていける』 待っていても少ししかおとずれない『いいこと』がたくさん訪れるように、自分から『いいこと』に向かっていくことが、 人が『生きていける理由』なんじゃないかな。 『いいこと』たくさん創って歩もう。
『仮にあと数ヶ月で死ぬとしたら、最期に何がしたいか?』 …そんな質問に『好物を食べる』『世界一周旅行』『会いたい人に会う』 とか思ってたけど、 実際病気になると吐き気で食べれない、衰弱して移動もできないので、 『今やりたいと思っている事』は 『今できる事』だったと今だから言える。
今日は #看護の日 ということで、カミングアウトします。 実は私、事故に遭う前は、看護師と保健師をしてました。 寝たきりになってから作曲家とピアニストになりました。 全く想像もしなかった不思議な人生を歩んでいます。
イマジンlmagine/ジョンレノン 殺すことも死ぬ理由もない 宗教も存在しない 想像してごらん 平和の中で生きているみんなを Nothing to kill or die for And no religion too Imagine all the people living life in peace ※寝て演奏しているのは #脳脊髄液減少症 という病気のためです。
難病寝たきりの私は 毎日が生き地獄。 地獄から抜け出すための選択が、 『命を絶つ』の一択だった。 その前にやりたかったことをやり潰してからにしようと思って、未練を潰していったら、意外にもやる事が多くて生きている。 そこまでして生きる必要はないかもしれないけど、 それでも生きている。
事故で寝たきりになった当初あれだけ死にたいと思っていたのに、 何年も経った今も生きている。 死にたい気持ちやその重さは全く変わってない。 変わったのは死にたい気持ちに釣り合う位の 『生きててよかったと思える楽しいこと』を見つける事だった。
養護教諭の知人といじめ問題の話をしてて、 「日本では、いじめられている方をカウンセリングする。」 「海外では、いじめている方をカウンセリングする。」 って話が、ここ数日で一番感銘を受けた。
今日は誕生日のお祝いです。 事故で寝たきりになった現状は今も 受け入れられないけど、 お祝いできるようになった心と周りの支えに感謝します。 みなさんのあたたかい励ましや応援があって今の私がいます。 いつも本当にありがとうございます。 そしてこれからも私と音楽をよろしくお願いします。
『生きていたらいいことがある』は逆で、 『いいことがあるから生きていける』 待っていても少ししかおとずれない『いいこと』がたくさん訪れるように、自分から『いいこと』に向かっていくことが、 人が『生きていける理由』なんじゃないかな。 『いいこと』たくさん創って歩もう。
私は事故で寝たきりなる前に 『明日できていたはず』のことを 実にたくさん置いてきた。 明日が来ないことを知った。 人間が人間の形でこの世に存在できる時間は限られている。 だから、人間でいられる間は出来るだけ後悔が少なくなるように 『この瞬間を生きる』 自分にとっても人にとっても。
【ご報告】 ついに…!フォロワーさんが3万人を超えました🎊 いいねやRT・メッセージ、全ての応援に感謝の気持ちでいっぱいです。 出逢ってくださったみなさん、本当にありがとうございます。 ご縁に感謝です。 今後も色々挑戦していきます💪✨ これからもよろしくお願いします。 一生チャレンジ!
私の令和4年夏、現在の夢はこの5つです。 私は、書の個展を開いてもらいたい。 私は、エッセイを書籍化してもらいたい。 私は、作った曲をCD化してもらいたい。 私は、作った曲の楽譜を出版してもらいたい。 私は、『ひかり』の曲を夏川りみさんに歌ってもらいたい。世界中の人にも歌ってもらいたい。
寝たきりの私が、病気から学んだこと 出来るだけ『死にたいと思う時間を少なくすること』 …それが生きるということ。 出来るだけ『生きたいと思える時間を多くすること』 …それも生きるということ。
難病寝たきりの私、『病気だったら何もせず寝とけば?』って意見もよくいただく。 何年治療しても治らず、同じように時間が過ぎていくならば、 全力で好きなことと楽しいことだけを見つめて生きてきたら、 寝たきりのままピアニストが誕生した。 こんな生き方もありだし、楽しいってこともありだよね。
激頭痛の時は「頭痛さえマシになればいい」と思い 少し和らげば「食べ物が通ればいい」と思い もう少し和らげば「音楽が聞ければいい」と思い さらに和らげば「ピアノが弾ければいい」と思い その上和らげば「曲が世界中に羽ばたけばいい」と思う。 その時その時の「一歩先」の希望が私を支える。
事故で寝たきりになって、もう座ることも出来なくなって、一生ピアノは弾けないと諦めていたし、死にたい以外の感情なくなったけど、親がこれ作ってくれてピアニストになることができた。もう少しだけ頑張る!
事故で寝たきりになり、明日は突然絶たれると知ってから、『明日は必ずしも来ない』心構えで生きてきた。ありがとうはすぐに伝える。恩返しは来ないかもしれない未来に賭けるような話じゃなくて、この瞬間『今』できることで返していくことが私にとっての『生きる』なのだ。『また今度』の今度は『今』
病気で寝たきりの私、毎日生き地獄の症状の重さで、 『何かができる時間』は私の人生のごくわずか。 『何かができる時間がほんの少しあることのありがたさ』は 今、この瞬間も身に染みて実感している。 『何かができただけでこの上ない幸せを 感じることが出来ること』が、 『私の幸せ』
難病寝たきりの私、元気だった頃バイオリンを弾いてみたい夢があった。だけどその時は「時間がない」とか「お金がかかる」とかいろいろ理由をつけてやらなかった。 あの時元気だったのにやらなかったことに後悔して、寝たきりになってから通販で買って我流で開始。楽しい。いつか座って弾いてみたい。
私が病気になってから 元気な人が突然死した。 「いつ死ぬか分からないから、後悔のない様に生きよう」と思った。 大切な人が幸せになった。 「私も自分で自分を幸せにしてあげよう」と思った。 哀しいことも喜ばしいことも、 常に私の背中を前向きに押している。 だから今日もこうやって生きてる。