「行儀よく見えないところで」を自主的にやっていたのが腐女子の方々である。彼女らのBL趣味をひた隠しにするふるまいはそれは注意深いものだった。 しかし、ネットが出来て同人誌が世間に認識されるにつれて、BL文化は条例によって規制される存在になってしまう。「行儀よく」が通用しなくなった。
この手の騒動で必ず出てくるのが「行儀よくしてれば説」だ。最初にその存在を確認したのは都条例改正のとき。 つまり、オタクにはそのおぞましい趣味を世間に知られないようにする社会的責任があるという理屈である。
「社会的責任」という言葉で他人の趣味嗜好への攻撃を仕方ないものとして受け入れ、「可能性」という言葉で他人を危険視することを肯定するのであれば、世の中のあらゆるフィクションは成立できなくなる。
どうも、この国の世間では「人の心のありよう(思想信条の自由や表現・発言の自由)」と言ったものは人権の中で一段低く見られている傾向がある気がする。 正義に照らし合わせて外れるものは修正すべきと考えている人が結構いるのだ。
近くで起きた男子生徒の性暴力事件の犯人ではと疑われ、証拠もなく秩序と風紀を保つには彼を排除するしかないという決定がなされた、からです。たった74年前のことです。 他人から見て異常であっても、人の心のありようを曲げることがどんなにおぞましい事か、考えさせられる出来事でした。
かつて、アラン・チューリングという天才がいました。数学者であり、計算機技術者であり、哲学者だった人です。彼は暗号という形で第二次世界大戦におけるイギリスの勝利に貢献しました。 しかし、彼は同性愛者であった事を暴露され、強制的なホルモン治療を受けたのちに自殺します。強制された理由は
〇〇なら社会的に迫害・抹殺しても構わない、という良識に訴える考え方はかつて様々な独裁・強権国家が利用してきました。人々は良かれと思い自分とは違うものを排除することに賛成したのです。
「気持ち悪いから」「犯罪を犯すかもしれないから」 これって海の向こうで黒人をはじめとする被差別者が言われてる事なんですよね。同じ事を「オタク」や「特殊な性的嗜好」に対してぶつけている自覚はありますか?
不思議ですよね、女性の作り手の比率がポリコレで意識が高いはずの国より遅れているはずの国の方が高いだなんて。アメリカのコミック界やアニメ業界でも女性クリエイターがメインを務めるのって珍しかったんじゃなかったでしたっけ。
何度も言うが、コミケにおけるサークル参加者(作る方)の男女比は3:7です>RT この事実って、オタクを憎んでいる一部の人達だけでなく世間一般にも認識されてない数字ですよね。
「その時代」を描くことに意味のある作品を指して 「今の基準と違う」「注釈をつけろ」 という文化警察は、フィクションとの付き合い方を学べなかった人なのだなと思う。
この過程を知っているから、表現の規制に民間の意識の高い人達からのクレームが実績を上げることに抵抗を覚えるわけで。権力側は自分たちが逆に非難されるかもしれないあからさまな規制にはすごく慎重なんですよ。 twitter.com/nobuko_kosuge/…
Surprising New Data Shows Comic Readers Are Leaving Superheroes Behind via @Forbes forbes.com/sites/robsalko… スーパーヒーローが支配的だったアメリカのコミック業界が、そうではないものにシェアを奪われつつある、という売上データの解説。その中でMANGAが一番大きな割合を占めている。
今TLを賑わせているイソジン騒動が分かりやすい例だけど :馬鹿の一つ覚え系(〇〇をするだけで) :手に入りやすいもの(誰もが知ってる) この二つが合わさっているものは詐欺の基礎みたいなもんです。地道な努力や積み上げていく対策は分かりにくいので嫌われる。
シン・ゴジラの奇跡は、「こうしなきゃ誰も観に来てくれない」と映画会社が信じていた要素をとことん排した作り手側の強行突破にある。あそこでもし折れて監督が代わっていたら…歴史が変わっていた。
twitter.com/trinity705/sta… 我々はとっくに通過している>メガネっ娘ヒロイン
同人誌を始めてから分かったことなんだけど、「自分の作品を求められる」ことを直に体験するのは作家にとってすごく救いになるんですよね。商業の方でいるかいないのか分からないみたいな扱いを受けても心の平衡を保てる。
ポリコレ肯定派の某学者さんが「トランスの役はトランスに」でまたイキってたけど、やっぱり宝塚とか持ち出されると困るんだ。 慌てて「これはハリウッドの話ですから」とフォローしてるけど、じゃあ日本のコンテンツにはそのローカルルールをいちいち適用させようとしないでくださいね(ニッコリ)
表現(発言)の自由が奪われていく過程を今まさに香港がその身で教えてくれている。これが嫌だから表現に規制をかけようとする動きに文句を言い続けているのです。
tvgroove.com/?p=42584 何言ってんだかわかんない。この理屈が当たり前になったら、日本の声優さんが人種の違うキャラに声をあてるのだって非難されちまうじゃないですか。
これ、フィクションとして描かれたものだったら絶対「あんな蓋開けたまま離陸したら空気抵抗スゲー事になるだろうが(笑)」ってバカにされるよなあ… twitter.com/ForcesNews/sta…
『絶対反対』で法案を潰してしまうだけが政治じゃない。こういう現実とのすり合わせで議論と意見を積み重ねてベターな方向に持っていくやり方が本来は政治としてよくあることなのです。あまり報道はされませんが。 twitter.com/ootani110isida…
「風と共に去りぬ」の件は注意書きを追加して再配信と言ってるみたいなので様子見。ちなみに漫画の世界では随分前から古いものを再販したり新装版にする時にはこういう但し書きがついている。これでポリコレの人達が満足するならやっとけばいい。
「経済大国」からはズリ落ちていくこの国が世界中からアーティストを迎える「表現大国」になればすごいよな―と考えることがあります。宗教や政治、社会的制限から解放される場所。
スマホ嫌いのための『ダイヤル式携帯電話』、組立てキットで販売 japanese.engadget.com/jp-2020-02-18-… @engadgetjpより こういうガジェット系に弱い。しかもその道のプロが設計してるので機能がガチ。