山田正紀(@anaryusisu)さんの人気ツイート(リツイート順)

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麻生氏の発言についてサイン、コサインのことばかり問題にされてるけど、彼の発言で最も問題視されなければならないのは、義務教育を小学校どまりにしようと公言していることだよ。ただでさえ異例に少ない教育公共投資をさらに少なくして、貧富の二極化をより徹底化させようとしていることだよ。
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電通のことを報道しようとすると、後ろからはがいじめにされ、「電通でござる、電通でござる、ええい、お控えあれ」って制止される、というジョークを思いついたんだけど、もう誰も「殿中でござる.殿中でござる、ええい、お控えあれ」という忠臣蔵の「松の廊下」のことなど知らないよね。
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要介護1、2の支援を切る、というのは、介護をする女性一とりわけ、主婦一の負担がとてつもなく大きくなるということと、有料介護の仕事をする外国人労働者の給与がダンピングにさらされるということだ。これに高齢者急増の未来をかけあわせれば、そこに浮上するのは「地獄」以外の何物でもない。
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結局、日本人はあの戦争の頃と何も変わっていない、というけれど、あの戦争の時にも児童を集団疎開させるぐらいの良識はあった、今はそれどころか児童を集団でコロナ禍の中に突っ込ませようとしている。私たちはそれを阻止することもできない、明らかに退化じゃないか
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69才になってしまった。大人は汚ない。70才以上は信じるな!
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横田順彌さんがお亡くなりになったとのこと。合掌。若いころに二人で今日泊亜蘭さんのお引っ越しの手伝いをしたことがあった。横田さんは今日泊さんの蔵書に目を光らせ今日泊さんはそれを牽制し、お二人ともまったく働かない。おかげで孤軍奮闘させられ、お二人から「きみはよく働くな」と褒められた。
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「麒麟がくる」主役が長谷川博己さんだけに、戦国乱世の飢えた難民たちにおナカいっぱい食べさせてやりたいという想いから、インスタントラーメンの開発に乗り出すという設定だと思う。「麒麟ラーメン、すぐおいしい、すごくおいしい」
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ピエール瀧さんの情報はほとんどが当局発表ですよ。踏み込んで現物が発見されなかったのは当局の内偵失敗を意味しています。尿検査では最近にも微妙な事例がありました。冷静な検証を待つべき。「推定無罪」は大原則。作品のオクラ入りは罪状が確定していない人間を再起不能にする一方的なリンチです。
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安倍首相の「花見」を揶揄する意見が多いが、その前に彼が何の根拠も示さずに「サリン」に言及し、国民に恐怖をもたらしたのを忘れてはならない。花見をしたのは諸々情報から戦争の可能性がゼロなのを知ってたからだ。なのに平然と国民を脅す。人は首相の「花見」を揶揄してはならない。戦慄すべきだ
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手塚治虫AI復活、記事を見るかぎり人力に負うところが大のようだが何にせよあの天才が復活するのは嬉しいかぎり。けれども天才の完全復活を願うのであれば、まずはAIに締切を破らせることから初めなければ。編集者たちが歯ぎしりをして「手塚嘘虫め」と口々に罵るようになって始めてスタート台に立てる
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「小池百合子知事は『都として札幌開催には同意できないが、IOCの決定は妨げない。あえて申し上げるなら合意なき決定だ』と述べ」というけど、そもそも東京オリンピックの開催そのものが国民、都民との「合意なき決定」じやなかったっけ?
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都民のために小池さんは都知事をつづけるべきだ、という意見が多いけれど、この数ヶ月の彼女の実績を鑑みるに、もしかしたら、一時の混乱を招いても、この際、都知事をおやめいただいた方が、将来的には都民ファーストの結果になるかもしれない、とも思う。
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堺氏に小松SFは未来予想ではないとの発言がある。しかり!たとえぱ「復活の日」の電車風景などパンデミックを予見してるのではなしに空襲時の「挿入」なのは明らかだ。SFを未来予見グッズとしてビジネスに利用する記事を見かける。やめてくれ。SFは「有益」なばかりじゃなしに「毒物」でもあるんだぜ
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米朝師匠が『日本沈没』を紹介するのに「偉い政治家が日本を救う」とおっしゃって小松左京さんが「いやいや中くらいの政治家や」と否定されていたのを思い出す。当時、小松さんの意識ではそうだったのだろうが現況から『日本沈没』を読み返すと作中の政治家たちは十分に偉い
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しかしそれにしても、これまでパンデミックのドラマは数えきれないほど作られてきたけどさすがにパンデミック状況下での(独裁政権による)オリンピック強行という設定だけはだれも思いつかなかったのよなあ。そんな設定のドラマが企画会議に出されようものなら馬鹿にするなとみんな怒り出したろうから
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『若おかみは小学生!』近くのシネコンで、朝8時45分からの一回興行のみ。頑張って、見に行って、泣いた。緻密なシナリオ、丁寧な演出、ぶれないテーマ、これ、傑作じゃないですか。観客が20人ぐらいしかいない。勿体なさすぎるよ!
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「デスストランディング」開始。噂にたがわぬ素晴らしい出来。素晴らしくないのはプレイヤー、なにしろ30年ぶりのゲームなのでコントローラーの使い方さえわからない。しょっぱな地図をもらったのはいいがどうやってそれを見たらいいのかわからない。すみません、どなたかお教えいただけないでしょうか
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ハロウィンの夜には、売れない作家のもとに、編集者のコスプレをした可愛い子供たちがやってきて、「絶版か、増刷か」と叫びます。お菓子をあげないと絶版にされますが、あげたところで必ず増刷になるとはかぎりません。
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いま、私のマンションは外壁の補修中、窓の外では作業員の方が何人も働いていらっしゃる。そのすぐ近くで、音声入力で小説を書く恥ずかしさったらない。大声で「私はあなたのことが好きなのよ」などと叫ぶ私のことをこの人たちはどう思っているのか? 外で行き交うとみんな一様に目を逸らすのだが。
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いまから45年前、デビュ一するまえの23才の僕は、巨大電子頭脳を操作する若きテクノクラートたちが国民をコントロールするのをより容易たらしめるために歴史をねじ曲げ,時に抹消するという設定の「襲撃のメロディ」という中編を書いた。いまこの現実は、あのときの僕の妄想をはるかに凌ぐ凄まじさだ
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拙作「チョウたちの時間」をいまだに誉めてくださる読者がいる。ありがたいことである。こうなると実はあの作品は「時をかけるチョウチョ」のタジャレから思いついた作品だなどとは口が裂けても言えないな。
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ピエール瀧さんの関係作品のオクラ入りについて「作品には罪がない」という言い方がされますが暗にピエールさんの有罪が前提とされています。その善意には敬意を払いますが、正確には「いまのところ、作品はもちろん、その人間にも罪がない」と表現されるべきです。「推定無罪」とはそういうことです。
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今度、徳間書店から小松左京さん、それに梶尾真治さん、かんべむさしさん、私のSF第二世代三人の文庫を同時に出していただくことになって、あちこちで、七十年代か、と揶揄する声が聞こえるのだが、私としてはそれどころではない、尊敬する小松さんと一緒に本を出せるなんて天にも登る心地なのである
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いま一国のリーダーのやるべきことは星野源さんのツィートに乗って優雅に自宅ステイを勧めることではなく、失職して寮を追い出された人、ネットカフェを追い出された人たちにステイする部屋を提供することではないか。それが新型コロナの大量感染を防ぐことでもあるのだから納税者の了解は得られるはず
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いまどきの「偉い人たち」の醜悪さを見るにつけつくづく「偉い」のにその「偉さ」を全力で拒否した「SF第一世代」作家たちのスマートさに感服させられる。私はぜんぜん「偉くない」ので「偉い」のを拒否する真似はできないがそれでも少しでも偉大なる「偉くない」先輩たちに追いつけるように頑張りたい