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お願いです、ツイッターの皆さんも「七人の侍」の配役を考えてくれませんか。これだ、という配役があるはず。私は毎日、毎日、そのことで悩んでいるのですから。
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亀梨和也さん、配役したいな。
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安倍首相の「花見」を揶揄する意見が多いが、その前に彼が何の根拠も示さずに「サリン」に言及し、国民に恐怖をもたらしたのを忘れてはならない。花見をしたのは諸々情報から戦争の可能性がゼロなのを知ってたからだ。なのに平然と国民を脅す。人は首相の「花見」を揶揄してはならない。戦慄すべきだ
4
某高名作家(名前を書くのがイヤ)のテロ宣言に共謀罪を当てよ、という意見があるが、彼は首相のお友達だから絶対にその対象にはならない。万人に平等であるべきが法なのに共謀罪はそうでないから廃止すべきと主張するのが戦術的に正しい
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「明治の日」を設けることが検討されていると言う。反対である。それでは「森永の日」がなければ不公平である。「雪印の日」だってなければおかしいだろう、不公平な事は承認しがたい。
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「いいか。おやじ、いま業界では文春と新潮が喧嘩をしてる。しかも両方とも原稿料がいいときてる。これを利用しない手はねえ」
「む、無茶だ、命が幾つあっても足りゃしねえ」
「何も俺一人でやるとは言ってねえ。酒だ、どうやって原稿料をせしめるか酒を飲んでよく考える」
「用心棒」より
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「ハクソー・リッジ」、私は最近年をとって映画を見るとすぐに泣くようになったがこの映画で流した涙はすこし違うような気がする。日本兵と米兵の死んだ顔が大写しで並んでいるワン・カットにこの映画のテーマが集約されている。「戦争は人を獣にする。戦争は残酷で愚かしい」メル・ギブソン、凄い。
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拙作「チョウたちの時間」をいまだに誉めてくださる読者がいる。ありがたいことである。こうなると実はあの作品は「時をかけるチョウチョ」のタジャレから思いついた作品だなどとは口が裂けても言えないな。
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話題の「アルジヤーノンン」、おなじみのSFからの命名ではなしに.偶然、その化学物質の頭文字がそうなったということらしい。自然がダジャレを模倣した。おもしろいな。これが「笑点」だったら、「アルジャーノンに座蒲団を」なんだけど。
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都民のために小池さんは都知事をつづけるべきだ、という意見が多いけれど、この数ヶ月の彼女の実績を鑑みるに、もしかしたら、一時の混乱を招いても、この際、都知事をおやめいただいた方が、将来的には都民ファーストの結果になるかもしれない、とも思う。
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いま、私のマンションは外壁の補修中、窓の外では作業員の方が何人も働いていらっしゃる。そのすぐ近くで、音声入力で小説を書く恥ずかしさったらない。大声で「私はあなたのことが好きなのよ」などと叫ぶ私のことをこの人たちはどう思っているのか? 外で行き交うとみんな一様に目を逸らすのだが。
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ハロウィンの夜には、売れない作家のもとに、編集者のコスプレをした可愛い子供たちがやってきて、「絶版か、増刷か」と叫びます。お菓子をあげないと絶版にされますが、あげたところで必ず増刷になるとはかぎりません。
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既に言及されているのかもしれないけど、安部公房さんが小松左京さんの作品に及ぼした影響についてはもう少し研究される必要があるのではないか。「第四間氷期」の水棲人の思想は「日本アパッチ族」に、その陸地沈没は「日本沈没」に継承されているように思う。今、安部文学の読み直しが必要ではないか
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書き下ろしSF長篇「戦争獣 飼育」(仮題)450枚から500枚のつもりで書き出したのに700枚を越えても終わる気配がない。どうも900枚を越えそうだがただでさえ売れない作家、売れないご時世に二冊本を出すのが恐ろしい。こうなれば読者の皆様の女気、男気に頼るしかない。どうかご声援を、ご購入のほどを!
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ファンレターを20通ぐらいしか受け取つたことがないのでネットが普及するまで自分には読者がいないとばかり思い込んでいた、という某女性作家のエッセイを読んでその多さに愕然とする。おれなんかデビュ一して40ウン年いまだにニ、三通しかファンレターをもらつたことがない。チェッ別にいいんだけどさ
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『若おかみは小学生!』近くのシネコンで、朝8時45分からの一回興行のみ。頑張って、見に行って、泣いた。緻密なシナリオ、丁寧な演出、ぶれないテーマ、これ、傑作じゃないですか。観客が20人ぐらいしかいない。勿体なさすぎるよ!
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電通のことを報道しようとすると、後ろからはがいじめにされ、「電通でござる、電通でござる、ええい、お控えあれ」って制止される、というジョークを思いついたんだけど、もう誰も「殿中でござる.殿中でござる、ええい、お控えあれ」という忠臣蔵の「松の廊下」のことなど知らないよね。
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いまから45年前、デビュ一するまえの23才の僕は、巨大電子頭脳を操作する若きテクノクラートたちが国民をコントロールするのをより容易たらしめるために歴史をねじ曲げ,時に抹消するという設定の「襲撃のメロディ」という中編を書いた。いまこの現実は、あのときの僕の妄想をはるかに凌ぐ凄まじさだ
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横田順彌さんがお亡くなりになったとのこと。合掌。若いころに二人で今日泊亜蘭さんのお引っ越しの手伝いをしたことがあった。横田さんは今日泊さんの蔵書に目を光らせ今日泊さんはそれを牽制し、お二人ともまったく働かない。おかげで孤軍奮闘させられ、お二人から「きみはよく働くな」と褒められた。
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横田さんと二人で、今日泊さんの引つこしの手伝いをしたときのことはいまも思い出し笑いする。思うのだが、どんなに孤独で、不遇で、貧乏でも、過去に「笑える」体験をしたら何とか生きていけるのではないか。僕はこの思い出でご飯三杯はいける。ありがとうございました。今日泊亜闌さん、横田順彌さん
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69才になってしまった。大人は汚ない。70才以上は信じるな!
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ピエール瀧さんの情報はほとんどが当局発表ですよ。踏み込んで現物が発見されなかったのは当局の内偵失敗を意味しています。尿検査では最近にも微妙な事例がありました。冷静な検証を待つべき。「推定無罪」は大原則。作品のオクラ入りは罪状が確定していない人間を再起不能にする一方的なリンチです。
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ピエール瀧さんの関係作品のオクラ入りについて「作品には罪がない」という言い方がされますが暗にピエールさんの有罪が前提とされています。その善意には敬意を払いますが、正確には「いまのところ、作品はもちろん、その人間にも罪がない」と表現されるべきです。「推定無罪」とはそういうことです。