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これは何度でも言うけども、「教育目標」という言葉自体が、工場における「生産目標」からの造語である。「子ども全員が達成できるような目標」という考え方自体が、かなりの「工場的な」考えなのだ。
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僕は子どもを「あだ名」では決して呼ばない。それは「あだ名で呼ぶ子」と「呼ばれない子」の線引きが持つ意味を知っているからだ。そもそも先生が子どもを「あだ名で呼ぶ」ということには「人権侵害である」という認識もある。その辺の感覚は鈍感になりたくない。
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新任の頃は、新人指導担当の厳しい指導が辛すぎて毎日「仕事の辞め方」を調べていた僕。「なんでこうなるまで言わなかったの?!」とすごい剣幕で言われても「どの程度で相談したらいいか」なんてわからないんです。毎日23時過ぎまで残業しても終わる気がしない仕事量の中で、心を麻痺させるしかなかった
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めがね旦那の妻が作った「新年度やることリスト」を大公開!
僕とは性格が真逆のキッチリした性格の妻が「新年度が不安な小学校教員」に送ります!
#新年度に向けて
#Twitter新任研
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僕の学級経営のコツは「自分がご機嫌である」ということに尽きる。だって担任の先生が「不機嫌」だと、子どもたちだって嫌でしょ。「人が不機嫌なときにする選択はほとんど間違える」という言葉も大好き。つまりは、そういうことなんだよね。でも、学校の先生って自分に厳しいから、割と不機嫌なんだ。
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忘れ物を執拗に叱る教員だって、あれを「子どもの自己責任」だと思っているからだよね。でも果たして「子どもの忘れ物」は「自己責任」なのでしょうか。「保護者」とか「家庭」とか「環境」とか、子どもでは「どうしようもない要因」に忘れ物が誘発されていると少しでも考えられたら、あれだけ叱れない
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「どうして勉強するの?」という質問に対して「子どもでも納得できる答え」を用意するのは良くない、という考えを知って、教育への見え方が変わった。教育とは「それを学ぶまでその価値には気づけない」という構造を持っている。間違っても「いい大学へ行くためよ」なんて学校の先生は言ってはいけない
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卒業式は小学校で行われる行事の中でも特に「式典」という要素が強い行事である。「冠婚葬祭での振る舞い方」を学ぶ機会は人生では少ないので、しっかりと学ばせたい。
しかし、このことを分かっていない先生の指導では子どものたちの「緩みや弛み」が目立つ。式典は「普段の生活の延長線上」では無い
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「一致団結」とか「One for all , All for one」とかを目標にしちゃってるクラスの方が、いじめは多い。だって、その目標を阻害しているマイノリティへの圧力が強まるのだから。たまたま、同じ年度に生まれた子どもたちが「ひとつ」になんてなれないし、無理矢理にしたら、歪みが生じるのである。
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「良くないことは友達同士で注意しよう」というのはよくある指導だけど、「相手の気分を害することの無い注意」というのは非常に高度なスキルであり、それは大人でもできない人が多い。結局「相手に良くなってもらいたい」よりも「私が注意したい」思いが先行して、相手を責め立てるという構図になる
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民間の人は驚くかもしれないが、学校には年度末に教職員に対して「次年度の希望学年」を調査して、それを「人事に反映させる」という文化がある。そして「人気のない学年」が出てきたときに「異動してきた教員」をそこに当てはめるということもよくなされる。異動予定のワイはガクガク震えている。
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「叱る」という行為を「子どもが泣くまで」をワンセットだと考えている教員の思考が怖い。大の大人が、小さな子どもを「泣かせようとしている」なんて虐待だろう。「泣く」が反省の表出だと思っているならそれは大間違いで、当然、泣かなくても人は反省はできる。その先生も泣かされてきたのかな。
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「教育実践」をできていない先生が多い。そういう先生は「先生ごっこ」をしてる。「先生ってこんな感じだよね」「隣のクラスはこんな感じだよね」「私の子供の頃はこんな授業だったよね」。これらは全部「おままごと」の延長線上である。「自分の言葉で語れるか」。教育実践はここに尽きると思う。
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ちなみに、ここまで親切に教えると、次の授業からは「先生を裏切りたく無い」という思いが子ども側で勝手に起動してくれるから、二度としなくなる。
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一人一台パソコンで授業中に「鬼滅の刃」を調べている子がいたので、そっと近づくと「何もしてないよ!」と学習アプリを開いて、画面を切り替えたので、これは慣れてるなと思ったので「うんうん、実はブラウザには履歴というものがあってだな」と【履歴の消し方】まで教えておいた!これでバレないね!
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「叱らない」先生になるためには必要な素地がある。それは子どもたちに「好かれている」ことである。なぜなら、子どもは「自分が好きな先生」の前で「良くないこと」をしたくないものだからだ。自然と「叱る」場面は少なくなる。ちなみに、子どもたちに好かれる一番大切なことは「丁寧に関わる」だ。
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昨日、僕が書いた本が発売されました!
「居心地の悪くないクラスづくり」という本です。
子どもたちの登校ハードルを少しでも下げたいとね考えたら僕の実践です!
「まえがき」載せます!
もし良ければ読んでください!
note.com/megane654321/n…
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「今日の給食に出てくるマーガリンは毒なので食べません」と申し出た子どもがいた。嫌いな食べ物を無理矢理に食べさせる指導は元々していないので、その子は食べなかったのだが、周りの子はその言葉に動揺していた。
僕は学校給食の高い安全性を信用している。そして食に関する指導の主戦場は家庭だ。
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粘土はコネコネしてるだけで気持ちいいですよね。何かを作らなくてもいい。ただコネコネしてるだけでいい。そんな時間をもっと作りたい。
でも学校には「評価圧力」があって、例えば数少ない図画工作の時間で評価するためには「作品」を作らせないといけない。すべての活動が評価するための素材になる
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学力低下が学校教育の質の低下だと思ってるなら、そんな「簡単な話」ではない。その視点に縛られたら「学力が高い学校の教師の質は総じて高い」となる。でも、そんなことは絶対にないはずだ。
子どもの学力に強い影響を与えているのは「家庭」である。大阪市の教育行政の方々は教育社会学を学ぼう。
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「警察24時」があるなら「学校の先生24時」もあっていいと思う。絶対におもしろい。
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卒業式の校長先生の式辞がどうしてつまらないのか。それは「用意された原稿を読み上げているだけ」だからです
学校の先生の「自分の授業がつまらない」という悩みは、まさにこれなんです。子どもたちに「用意された答えを言わせてる」だけの授業なんです
授業の脱線話が一番面白いのはこれです
続く
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言いたいことは言わせてもらうけど、濃厚接触者の判断を学校がするようになって、陽性者が出るたびに管理職と担任が中心になって調査をするんだけど、その際には「当該学級は給食時に黙食だったかどうか」は大事な指標なんだよ。それ次第で濃厚接触者が爆増するんだよ。個人の思想の話じゃねえんだよ。