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満島ひかりの凄さって「満島ひかりは良かったけど相手役が微妙だったな…」とか「今回は共演者と相性良くなかったかな…?」と思わされることがまずないこと。森山未來も瑛太も錦戸亮も松たか子も松田龍平も木村拓哉も佐藤健もそりゃ最高なんだけど、誰といても対等にグルーヴを産む満島マジックがある
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2022 主演男優賞
二宮和也(マイファミリー)
間宮祥太朗(ナンバ/魔法のリノベ)
目黒蓮(silent)
仲野太賀(拾われた男)
林遣都(初恋の悪魔)
柄本佑(空白を満たしなさい)
吉沢亮(PICU)
中村倫也(石子と羽男)
渡辺大知(ロマンス暴風域)
雪女と蟹を食う(重岡大毅)
菅田将暉(ミステリ)
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23歳くらいの役やってる風間俊介さん、39歳です。 #silent
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奈々と春尾先生、過去何か色々あったんだなと2週間勝手に思い込んでいた。いろいろというほどの紆余曲折ではなく、一瞬のあっけなくて根深い善意のすれ違いだったとわかってハッとした。 #silent
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プレゼント使い回された気持ち。
でも今はお裾分けしたって気持ち。
ありがとうって使い回していいの?🆕
言葉で伝えきれないから、物に託す。🆕
#silent
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#silent 8話、大学で「奈々」と遠くから呼びかけた時は気づいて振り返ったのに、手話教室の前で再会した時は「桃野さん」と至近距離で呼びかけられても振り返らない奈々。この対比切ないなあ。顔見て話せるようになって、顔見なくても声届くようになったのに、すれ違って、もう特別ではなくなった。
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床に散乱したCDを捨てようとした母、とりあえず隠して保管した妹、別の場所(タワレコ)で拾って並べていた紬。そのまま想の苦悩への対応を象徴しているかのよう。考えないように努める人、置いておいて解決を待つ人、別の場所で前を向く人。そして今、想が前を向き、兄妹で元の棚に並べ直す。#silent
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想が部屋の床にぶちまけたCDたち(スピッツ、Mr.Children、ブルーハーツ、エレカシ、セカオワ、back number、平井堅、アジカン、the pillows、口ロロ…)と紬がタワレコの床にぶちまけたCDたち(恐らく「ま〜は行の日本のバンド」の棚のラインナップ)のチョイスが良すぎて聴きまくってる。 #silent
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想がいつスピッツに出逢ったかは定かじゃないけど、真面目な性格から「スピッツにハマる→草野マサムネさんについて調べる→影響を受けたブルーハーツや意識していると公言するミスチルちゃんと聴いて好きになる→スピッツの影響を受けたback number等へ」というルートではないかと想像する。 #silent
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#silent 当然スピッツとOfficial髭男dismの双璧イメージだったけど、床に散らばるMr.Childrenとブルーハーツが存在感を示したかと思いきや、セカオワの「炎と森のカーニバル」と「スノーマジックファンタジー」が確実に想の部屋にあり、2020年に「silent」という曲もある。セカオワがまくってきた…
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想の部屋にぶちまけられたCD、ほぼ全部わかった。スピッツはもちろん、ブルーハーツ、the pillows、Mr.Children、back number、セカオワ、アジカン、フジファブリック、エレファントカシマシ、平井堅、ストレイテナー、チャットモンチーまで…
本当に音楽と言葉が好きなんだな…。
#silent
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#エルピス 「長いものに巻かれる」というのは単純に「強者に服従させられる」ということではなく「巧妙に分断される」ことだ、という複雑な現実を複雑なまま描いているのがエグい。売春への忌避偏見を利用して犯罪被害者が分断される。看板アナとしての責任を負わされた浅川は岸本と分断される。
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「普通の」ドラマや映画だと踏切は「人と人を物理的・強制的に&音と視界ごと暴力的に隔てる」のに使われるんですけど?「隔てられてないのに自発的に別々の方向に歩き出したけど、1人を足止めする」のに踏切使うって何?こんな用法初めて観ました…ベタアイテムを使って技発明するの上手過ぎ #silent
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紬の性格の変わらなさをCDケースで示す。ポニーテールで戯れても、手話と同時に声出してることがわかっても、名前言ってもらっても紬の声が思い出せなくて「変わったことが大きすぎる」と感じてしまう想。歩み寄っても機械を使っても苦悩の核は8年前と同じ、と最終回前に言葉にする鬼脚本よ… #silent
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あえて冷酷に要約すれば「主人公が1話で元恋人の苦悩に直面し、苦悩を溶かし分かち合おうといろんな人の力を借りたり迷惑をかけたりしながら奮闘するが、最終回直前でその苦悩をむしろ自分が深めていたと知る」となり、繊細な表現でコーティングされた実は超絶シビアなドラマだとわかります。
#silent
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#silent というずば抜けて濃密なテレビドラマの正直で誠実なところは「人と人は分かり合えない」という諦観が前提にあり「分かり合えない人と少しでも近づくために、疲れるけど、自分がしたいから言葉を紡ぐのだ」というリアルなコミュニケーション観。これに基けばどんなラストでもあり得る。
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「人それぞれ違う考え方があって、違う生き方してきたんだから、分かり合えないことは絶対ある。それでも一緒にいたいと思う人と一緒にいるために、言葉があるんだと思う」という最終回予告の紬の語り、想が高2の時に書いた『言葉』という作文にかなり似てるのよね… #silent
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世田谷代田駅のホームで紬と想がそれぞれ湊斗と奈々からお裾分けされた同じ花をあの頃のイヤホンのように「ただ交換しただけだね」って話しながら歩いてるところ、お花で片手塞がってるのに歩きながら手話で喋れててそれだけでうわあああってなった
#silent
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パンダ、作文、iPod、魔法のコトバ、花束、青いハンドバッグ、お裾分け、リュック、ただ交換しただけ…怒涛のアイテム再登場ラッシュは伏線回収とかじゃなくて同じ時を過ごしたかのように思い出を彼らと共有してしまった私たちへの「大丈夫だよ」という確認のメッセージのような何かに感じた。#silent
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#silent 最終回、全員が少しずつ前向きに動き出した大団円だったけどグーッとカメラが引いて終わって「ラストカットが急にコガセン目線なのだけなんで?いや、別にいいんだけど!」と思ったけど、耳打ちの内容に考察の余地とかはなくて「魔法のコトバ 二人だけにはわかる」か…とすぐ気づいた。
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最終回にして
・紬は想から下の名前で呼ばれてた
・紬と想は同時に互いを認識してた
・萌は想より先に手話を勉強してた
という過去の些細な、しかし我々からしたらだいぶびっくりで「じゃあ絶対そのつもりで1話から見返さなきゃ」と思わされるデカいどんでん返しを連投してくる鬼脚本。
#silent
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#silent というドラマはヘラヘラ生きてきた視聴者の集中力が劇的に低下しスマホ弄りながらでも音で一から十まで説明してくれるのが当たり前になってしまった現代、じっと画面に1時間集中し終わったらぐったり疲れるという体験を人物たちのコミュニケーションへの頑張りと共に体験させたのがマジで偉業.