丹那トンネルの件で「100年前の話だろ」という意見もあるけど、静岡県は1999年に新東名高速の粟ヶ岳トンネル工事で、沢が涸れ茶農家が廃業となり、観光名所・松葉の滝も水量が3割程度になっている。 リニアの件で大井川が渇水した場合、静岡の主要産業の川根茶や牧之原などもアウトになりかねない。
『ブラタモリ』でタモさんが「香川はうどんうどん言い過ぎなんだよ、うどんは博多が発祥地なんだよ」と笑いながら暴言を吐く。その瞬間画面に「諸説あります!タモリさんの個人的見解です」と大きく表示。 これは正しい”諸説あります”の使い方。
ショックを受けた時に使う「ガーン」 多くの雑学本で「初出は巨人の星(1966)、作者川崎のぼるが麻雀をする時の口癖だった」とよく書かれているが、1961年永島慎二の「少女マリ」にすでにガーンは登場している。 (↓続
ちなみに静岡のSBSテレビは大井川の水がいかに静岡県にとって大切なものかを訴える特別番組を制作して放送していますが、そのこともあってJR東海はSBSからCMをすべて引き上げています。
アイザック・アシモフが「人間は無用な知識が増えることで」と語ったのはガセだが、”アシモフ”を画像検索すると、キダタローと、竹村健一が混ざり込むという雑学は真実。
ちょいと不信感を覚えるのは、静岡のニュースでは水資源の話を説明しているけど、全国放送のニュースではあまり説明されていないことから、あたかも川勝知事がちっちゃいことでゴネているかのような印象のニュースになっていること。
トレンドの『自まんこコンクール』は秋田の方言で語尾に「っこ」を付けるドジョッコだのフナッコにあるモノで、それ以上の意味は無いということだが、平仮名にする部分を狙い過ぎ。 秋田県は2008年に発表して「お下品すぎる」と発売中止になった『きりちんぽ』という前例があるからなあ。
ちなみにイギリスの哲学者・論理学者バートランド・ラッセルの言葉に 「役に立たない知識から得る喜びは大きい(There is much pleasure to be gained from useless knowledge.)」 と言うモノがあり、これあたりが元ネタの可能性が高い。
「広島へ行く」=「人が死んで彼岸へ行く」 この言い回しは江戸時代1740年代寛保年間に記された『夏山雑談』にすでにあって、厳島神社のある厳島(宮島)を指す言葉。 厳島は一切の穢れを排除した聖域で、島内に寺はあるけど墓はない。そんな神聖な場所に行く=彼岸へ行くの意味として使われる語。 twitter.com/goshuinchou/st…
#ガセ雑学 >幼女連続殺人件後、コミケ会場で「ここに10万人の宮崎勤がいる」と報道したニュースがあった 1989年の幼女連続殺人事件の犯人・宮崎勤がコミケなどに参加していたことから「オタク=犯罪者予備軍」と批判的に語られた時代の逸話で何度も語られる件。 実際にはその報道はなかった (↓続
>エイプリルフールは午前中だけ というのは、別の記念日との混同で生まれたもので、イギリスでは1855年頃に極一部で流行ったらしい。が1900年頃、100年前に廃れている。 それがなぜか日本では1990年代頃からネットで言われはじめ広がり、日本だけで(韓国での報告例もあるけど)広まった謎のルール。
これの初出は唐沢俊一氏の著作で、そこと「トリビアの泉」単行本にしかない言葉。 だったハズだが中島孝志『笑わせる!技術(2005年)』の中にも引用されていることを知る。 その本の中では「余裕の無い人は怪しげなモノに騙される」「知ったかぶりをするな」と書かれていて、まさに!と頷いてしまった。
伊沢拓司さんが「1982年に赤いスイートピーは存在しなかった」という雑学を語っていたけど、実は1800年代に赤いスイトピーは作り出されていたが病害虫に弱く育成が難しい品種で流通量も少なくほとんど知られていなかった。その後、テレビで言っていたように作り出されたものが流通するようになった。
東日本大震災から12年。3月16日に発売される『知泉源氏3』では869年に東北で起こった貞観大地震に関する話題も描いています。源氏物語の中にも記されている地震。災害はこうして風化せずに記録されていく。
こういう大人がいる限り未来は明るくない。 アイドルを見下したような発言。アイドルだってモノを考えるし、間違えることもあるし、自分で守りたいものだってある。というかきゃりーちゃん27歳だぜ。 唐沢俊一さんのように謝罪することが出来ず、今まで逃げてきた人には言われたくないだろうね。
坂本龍一氏の訃報を伝えるテレビで『ライディーン』が流れるのって、スタッフの中に坂本龍一に思い入れのある人はいなかったのか?
肩書きの無い「自称雑学ライター」では信用ならん!ということかも知れないけど、そのわりにかつて唐沢俊一さんという肩書きの無い人が異常に重宝されていたのは「と学会」という肩書きがあったからなのか、と学会がらみで新聞社テレビ局にコネがあったのかと考え込む、熱い6月の夕暮れ。
そして星に帰ったE.T.は37年後に再び地球を訪れている。 エリオット少年(本物が演じている)もE.T.も家族を大切にするオトナに成長しているという続編。 2019年クリスマスシーズン公開作。 youtube.com/watch?v=Pdgk3E…
#ガセ雑学 2013年頃、ラジオで『エイリアン』の雑学として「リプリーの口にツッコまれる雑誌は、木之内みどり表紙の1978年3月20日号『平凡パンチ』です」と語った時に、リスナーから「あれは山口百恵の表紙です」と訂正が入った。 あれれ、木之内みどりのハズ、と思ってネット検索してみると、 (↓続
チコちゃんの肉じゃがに関して「諸説あるって説明してんだから、ガセとか言って叩くのはどうなのさ」という意見がチラホラある。 諸説は便利な言葉だけど、どの時点で発生したか、誰が言い出したかが判明している新説は諸説じゃないっす。 今この時点で適当言い出してもそれも諸説になってしまう。
これ、正しく言うと庭師のエイン氏が「野良犬が芝の上で糞をしないようにペットボトルを」と言い出したエイプリルフールジョーク。 それを「みのもんた・思いっきりテレビ」が日本で紹介する時に「日本には野良犬がいない」という理由で「猫よけ」と変化させたもの。 ジョークに嘘を重ねて日本で定着。 twitter.com/wildriverpeace…
完訳漫画『源氏物語』 この1年で11本約400ページを描きました。 実は昨年、某出版社からお声かけいただき、完成稿をWeb掲載→出版の話となり、モチベーションアップで描き進めて来ました。 しかし昨年秋、出版体制の見直しで”紙の本で出さない”となり話が決裂しました pixiv.net/artworks/95685… (↓続
大量RTされまとめが出来て、さらに他の人も語り始め、かなりの速度でガセ収束した。 「こけし≠子消し」漫画は2013年に描いたのが最初だけど、今回大量RT&まとめが出来るなど多くの人の認識を改める結果になった。 そういう意味で漫画の力ってすげえな、漫画を描いていて良かったと思う。
「乾杯」という言葉は戦後GHQによって作られた言葉というガセが広まっているらしいことを今更知る。 戦前、太宰治も『人間失格』で「お近づきの印に乾杯」しているし、夏目漱石『吾輩は猫である』でも乾杯しているはずだし、そもそも漢語なので中国由来では? twitter.com/Daisuke_F369/s…
NHK「バタフライエフェクト」でベルリンの壁の話をやっているけど、多くの人がドイツを東西に分断している壁と勘違いしている。壁はベルリンだけ。 ということで2006年にブログで書いた地図。 これがなぜか色々な所で引用(無断使用)されまくった。商業的にも使われたこともあるけど面倒なので放置。