「排除アート」のジョン・ケージ的解釈
これまでに集めた偶然の音を簡単にまとめました。 These are the daily aleatoric sounds I've collected so far.
ムクドリ集です。
奥多摩でフィールドレコーディング登山をしたのだけど、渓流近くで見たオオルリの鳴き声に聴き入ってしまった。必ず4秒程の間を挟んで、無数の音型をランダムに(?)選んでいる風。何を考えて鳴いているのだろう。
とある地下通路のタイル。忙しい感じです。
網戸についた雨水(特におちはないです)
今回は12音をタイル全てに割り当てています。階段側は相対的に高音になりすぎるため割愛したものの通路のタイルが面白く、0:21~メシアンのモード、0:24~対位法的二声、0:35~ホールトーン、0:45~再び二声に分かれて終盤前の長い静寂、と展開。どんな人がこのタイルを貼ったのだろう。
地下鉄駅の通路のタイル。物語性があってなかなか音楽的。
渋谷の新しいビル(どうしてもMIDIノートに見える)。
日曜日、雨上がりの夕方に集まっていた鳥の大群(の音)です。
銀行のビルのタイルが打ち込みの音符のように見えたので、音を聴いてみました。
スタンフォード大学の海洋研究チームがシロナガスクジラの心拍測定に成功したとのニュースを読んで、その中に「深海での最低心拍数は1分間に2回(=BPM2)」だったとあり、そのリズムを感じてみたくてプログラムした「1分間に2回鳴るラの音」です。