地下鉄駅の通路のタイル。物語性があってなかなか音楽的。
これまでに集めた偶然の音を簡単にまとめました。 These are the daily aleatoric sounds I've collected so far.
近頃蝉が増えてきて、アブラゼミ、ミンミンゼミ、ニイニイゼミなど複数種が同時に鳴いた時の音の重なりが面白いなと思って聴いている。スペクトログラムを見てみると、見事に帯域が棲み分けられてよく聴こえるようになっていて、音楽的だと感じた。
子供の頃、ビデオテープの終わりに収録されていた音声信号が怖かったのですが、音楽理論の力を借りてその恐怖を払拭できるのか、試みてみました。
納豆の糸が作る形が面白く感じたので、図形楽譜として読み取ってみました。
とある地下通路のタイル。忙しい感じです。
武満徹さんとクセナキスさんが並んで蕎麦を食べている大好きな写真があるのですが、その蕎麦の描くカーブが図形楽譜のように見えて仕方なかったので、くだらないですが音にしてみました。こんな音でした。
渋谷の新しいビル(どうしてもMIDIノートに見える)。
銀行のビルのタイルが打ち込みの音符のように見えたので、音を聴いてみました。
日曜日、雨上がりの夕方に集まっていた鳥の大群(の音)です。
今回は12音をタイル全てに割り当てています。階段側は相対的に高音になりすぎるため割愛したものの通路のタイルが面白く、0:21~メシアンのモード、0:24~対位法的二声、0:35~ホールトーン、0:45~再び二声に分かれて終盤前の長い静寂、と展開。どんな人がこのタイルを貼ったのだろう。
9月でTwitterを始めて1年だったので、この1年間に作った音楽など、振り返ってみました。
「排除アート」のジョン・ケージ的解釈
網戸についた雨水(特におちはないです)
スタンフォード大学の海洋研究チームがシロナガスクジラの心拍測定に成功したとのニュースを読んで、その中に「深海での最低心拍数は1分間に2回(=BPM2)」だったとあり、そのリズムを感じてみたくてプログラムした「1分間に2回鳴るラの音」です。
奥多摩でフィールドレコーディング登山をしたのだけど、渓流近くで見たオオルリの鳴き声に聴き入ってしまった。必ず4秒程の間を挟んで、無数の音型をランダムに(?)選んでいる風。何を考えて鳴いているのだろう。