昔の風俗をつぶやくよ(@LfXAMDg4PE50i9e)さんの人気ツイート(新しい順)

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なんというか異世界感のある見た目ですね。これはヒドラ・アフリカーナという植物。「日本紀行」を著した博物学者カール・ツンベルクが1774年に紹介し、以来西欧諸国に知られるようになりました。奇怪な見た目に相応しく寄生植物でアフリカ原産。ひどい臭いだそうですが動物の餌にはなるそうです。
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1930年代、カルフォルニアで行われた「セクシーレッグスコンテスト」の写真だそうです。女性がズタ袋を被っているのは顔に印象を左右されないため。あくまで脚の魅力を公平に審査する目的らしいですが、もうちょっとなんとかならなかったものか。KKKっぽくて恐怖さえ感じます。
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夜に相応しい現代画をご紹介。Maria Kreynの「Alone Together」(2012)です。この絵は発表当時話題になりABCで特集されました。 抱き合う男と女。男は彼女の細い首に顔を埋め愛を感じています。でも女は?彼女の目と、そして心は一体何処を向いているのでしょう。愛の終わりを予感させる一枚です。
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マリアとキリストを描いた母子像。ルネサンス期以前のそれは大概赤ちゃんキリストが可愛くないです。中でも13世紀の「フィエーゾレ大聖堂のマドンナ」はかなりイノヴェイティブ(この言葉使ってみたかった)でして、0歳にして早くもハゲ始めた(生え始めた?)キリストがピースサインでキメています。
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最近筋肉とお尻の絵画が続いたので、今日はゆるく行きます。これは19世紀出版の「寺社境内名物集」。日本各地の寺社名物を集めたイラスト集です。左は京都祇園「田楽姉さん」。右は場所を書いてないですがネーミングが可愛い「狸のポコンポコン」です。田楽姉さんちょっと私のタイプかもしれません。
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乙女は身だしなみが大事とは言いますが、こんな時までスカートにお帽子とは!画像は1908年に結成された「Ladies' Scottish Climbing Club」のメンバー。ソールズベリー・クラッグスという45メートルの断崖でロッククライミングしている所だそうです。当時世間の目は女性の服装に厳しかったのですね。
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テーブルの上の腸詰めソーセージを見つめるワンコ。彼の頭はもうこの獲物の事で一杯でしょう。画像はヴィルヘルム・トリュブナー の「Caesar am Rubicon」(1878)です。ルビコン川を渡るとはカエサルにちなんだ故事で、後戻りできない決断を下すという意味。果たしてワンコは川を渡ったのでしょうか😄
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Jリーグ華やかなりし頃ミサンガが流行りましたね。どうやら日本にも似たような願掛けの風習があったようです。歌麿のこの絵では若い娘が恋の願いを書いたこよりを手首に結んでいます。但し、ミサンガと違ってこちらは「切れたらダメ」。恐らく一定期間切れなければ満願成就という事だったのでしょう。
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「ママとあそぼうピンポンパン!」。このタイトルの元ネタはプッチーニのオペラ「トゥーランドット」です。ピンとこない人でも荒川静香さんがトリノで使った曲「誰も寝てはならぬ」のアレ、と言われればすぐ解るでしょうね。このお話の中で出てくる中国の3大臣がピンとポンとパンなのでした。
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この絵は解釈が難しい。男性は怪訝な顔をしていますが女性二人は蠱惑的な表情で微笑んでいます。恐らく食事中に目の前の男を忘れちゃうほどのイケメンが店に来たのでは?そして女性陣は思わず流し目を送っちゃったのでは?と私は妄想します。Carl Blochの「In a Roman Osteria」(1866)です。
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ワチャワチャしていますがこの象牙の彫刻は凄いです、何が凄いのかというと、これが一本の象牙から削り出されている点です。 画像は「叛逆天使の墜落」(1700年・作者不詳)。大天使ミカエルが堕天使達を剣で地獄に叩き落す様子を表しています。どれだけ時間をかけたのか。気が遠くなります。
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巨匠ボッティチェリの師匠フィリッポ・リッピは筋金入りの女好き(画像はEdward Hughes作)。修道僧であった彼は若い頃からモデルを次々チョメチョメします。壮年期になってもメディチ家の庇護を受けながらチョメチョメ三昧。絵の完成は遅れがちになりますが、その才能ゆえ彼はクビにはなりません→続
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乙女の水浴び風景という画題はどうしてもセクシーになってしまうもの。ところこのセクシー画題を全くセクシーじゃなくしちゃったのがあのムンクでした。画像は「Bathing Girls」(1897頃)。池で水浴びをする女性を描いているのでしょうが、真ん中の謎生物がどうにも不気味。色気も爽やかさもゼロです
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CG画像にも見えますがガチの彫像です。これはスペインのROMERO ZAFRA氏の作品。キリストと聖母マリアの彫像を主に手掛けている超絶技巧の現代彫刻家で、多くの教会に彼の作品が置かれています。クリスマスも近いので再度ご紹介しました。マリア様そんなに泣かないで😭franciscoromerozafra.com
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キリストは十字架に架けられる前、群衆に嘲笑され暴力を振るわれました。これは「辱められるキリスト」としてメジャーな画題ですが、中でもぜひご紹介したいのがドレの「Christ Mocked」(19世紀)です。人々の悪意、その中で翻弄されるキリストの困惑と不安の表情。人間キリストを描き切った傑作です
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何しとんじゃい!と怒り心頭な左の爺さんは火の神ヘファイトス。彼は美の女神ヴィーナスを妻に迎えましたが、美人の妻に不細工夫ですから妻は浮気をしまくります。画像はヴィーナスが戦神アレスと浮気中の所を押さえられた現場。二人はヘファイトスの投げた網にかかり、裸を晒しものにされるのでした
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子供時代の私は将来レインボーマンになるのが目標でした。変身の種類が多くてお得感があったのです。前置きはさておき画像はアメリカの良心ノーマン・ロックウェルの「Boy reading adventure story」(1924)。のび太くんぽい少年が脳内で騎士となりお姫様と冒険しています。子供の夢って美しいですね
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ポール・ドラローシュ(仏・1856没)の「Louise Vernet on Her Death Bed」です。横たわる女性は彼の妻。31歳で亡くなりました。深い悲しみの中彼は妻の亡骸をスケッチしこの作品を完成させます。頭上の輪は妻が死を超越した事を表しているとも。ロラーシュは生涯妻のことを想い悲しみ続けたそうです。
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一頃「童貞を殺すセーター」というのが流行ったのですが、これもかなり殺傷力が高めだと思いました。画像は1953年、LIFEに掲載されたモンローです。昔の女優さんついてはランダム呟いているつもりなのですが、気が付くといつもモンローに注目している自分がいます。飛びぬけた魅力を持つ方ですよね。
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壮大なテーマ。苦悶に満ちた表情。彫刻にはそういうものが多かったりしますが、この作品は解りやすくスカッと爽やかです。画像はジャン=バティスト・カルポー(仏・1875没)のナポリの漁師少年と少女。耳を貝殻に当ていたずらっぽく微笑む二人は無邪気そのもの。彫刻と思えない朗らかさですよね。
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猫は昔から「九つの命がある」と言われる不思議な生き物です。子猫の時はわが子の様に可愛く、若猫の時は恋人のように可愛く、老猫になると自分の親のような貫禄を漂わせます。そんな恋人のように可愛く美しい若猫を描いたのが小林古径(1883年生)。胸の白さが神々しくさえ見えますね。
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えええ!子供の頃からお世話になって いたのでショック! 大人なってから買わなかったのがいけなかったのか😭 いつもハッカ味だけ残してごめんなさい。 twitter.com/sweetroad5/sta…
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これを見て私が真っ先に思い浮かべたのがエドガー・ドガの描いたバレエダンサーです。画像はアルフレッド・アイゼンスタット(1898-1995)の作品。ドイツ系ユダヤ人として米国に移住した彼は報道写真を芸術の域まで高めたと言われています。確かに彼女らの姿は写真というよりまるで絵画で芸術的です。
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長澤まさみさんのドラマ「エルピス」。このエルピスは皆さまご存じパンドラの箱に最後まで残っていた「希望」の古代ギリシア語です。箱を開けちゃったパンドーラさんはギリシア神話における人類最初の女性。好奇心に勝てずやっていけないことを人間がやるのはどうやら昔話のテンプレみたいですね。
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こんな前振りをされたら見ない訳にはいきません。ソフィーが好奇心に負けて地下室を開けると血だらけで死んでいる6人の女性が。折悪しくそこに青ひげが帰って来ますが、彼は遊びに来たソフィーの兄らに無事退治されるのでした。一枚目はグスタフ・ドレ、二枚目はウオルター・クレーンのイラストです。